「もう恋なんてしない」…なんて言ってますね!
ラズベリーズ解散後のエリック・カルメンのソロアルバム。「金色」のジャケットでA面が秀逸でした。「Sunrise」~「That's Rock'n Roll」そして「Never Gonna Fall In Love Again」~「All By Myself」、そしてラストが「Last Night」。POPSの楽しさとエリックの才能が満ち溢れています。(B面も悪くはないけれど...)
また、この曲と「All By Myself」の2曲はロシアの作曲家ラフマニノフの作品をメロディに取り入れているのも有名な話。ネバゴナ(Never Gonna~)は「交響曲第2番 第3楽章」、All By Myselfは「ピアノ協奏曲第2番」です。
◆"もう二度と恋に落ちたりしない"というタイトルのこの曲が邦題だと=「恋にノー・タッチ」。うーむ。"ノータッチ"…"手を出さない"ってことなんでしょうね。意味的には通じるかもしれないけど、雰囲気的には…だいぶ違いますよね(^▽^;)。
ところでこの曲の邦題を「もう恋なんてしない」とこの時つけていれば、槇原敬之さんは別な曲を作ったんじゃないかなんて思います。マッキーは「もう恋なんてしないなんて言わないよぜったい」と歌ってますが、これ、二重否定で「恋する」ってことですよね(^▽^;)。
◆ファーストソロアルバムの2大ヒット曲「Never Gonna Fall In Love Again」と「All By Myself」が感傷的で孤独な印象があるため、エリック・カルメンって「根暗?」との印象を持たれるかもしれません。
この曲のwikipediaには、この2曲のアンチテーゼとなる曲が、エリックのセカンドアルバム「Boats Against…」にありますよ、と紹介しています。
それは"愛をくれたあの娘(She Did It)"…!
孤独と愛情についての「幸せな結末」であるとしていました。
僕もこのまとめ方、支持します!
来月はエリックの"愛をくれたあの娘"をお届けできればと思います…!
Songwriters: CARMEN, ERIC / RACHMANINOFF, SERGEI
Released in1976
US Billboard Hot100#11
From The Album“Eric Carmen”
"Never Gonna Fall In Love Again"lyrics
英語歌詞はこちらのサイトからいただきました。
:
No use pretending
things can still be right
There's really nothing more to say
I'll get along without your kiss good night
Just close the door and walk away
虚勢を張っても無駄さ
何もかも変わってしまったんだ
これ以上何て言っていいのかわからないよ
きみのおやすみのキスはないけど
僕は なんとか生きていくよ
だからもうドアを閉めて出ていってくれ
Never gonna fall in love again
I don't wanna start with someone new
'cause I couldn't bear to see it end
Just like me and you
No, I never wanna feel the pain
Of remembering how it used to be
Never gonna fall in love again
Just like you and me
もう二度と恋なんてしない
新しい誰かとスタートするつもりはない
ちょうど僕ときみのように
恋が終わるのを見たくはないんだ
ああ 痛みを味わうのはもうたくさんだ
かつての僕たちを思い出すのはもういいよ
もう二度と恋に落ちることはない
あのときのきみと僕のように
At first we thought
that love was here to stay
The summer made it seem so right
But like the sun we watched it fade away
From morning into lonely night
僕たち 最初は
この恋はずっと続くものだと思ってた
夏の日を過ごして確信を持ったはずだった
でも沈んでいく太陽のように
僕たちは恋が消えていくのを見ていた
朝から淋しい夜になっていく間ずっと...
Never gonna fall in love again
I don't wanna start with someone new
'cause I couldn't bear to see it end
Just like me and you
No, I never wanna feel the pain
Of remembering how it used to be
Never gonna fall in love again
Just like you and me
もう二度と恋なんてしない
新しい誰かとスタートするつもりはない
恋が終わるのを見たくはないんだ
ちょうどきみと僕のように
もう痛みを味わうのはたくさんだ
かつての僕たちを思い出すのはもういいよ
もう二度と恋に落ちることはない
あのときのきみと僕のように…
日本語訳 by 音時
コメント
コメント一覧 (14)
この曲を聴いて「卓球」をイメージするのは、ボクだけでしょうね。笑
時代はフレンチポップスも流行っていたんですね。そういえば僕も家の食卓でピンポン🏓友達とやったりしました。ピンポンも流行ってた時代でしたね。
この曲、アルバム『サンライズ』から2枚目か3枚目のシングルなのですね。
中学2年の時に、よくピンポン(卓球とは言えないようなお遊び)をやりました。数人の友達と、体育館の卓球台をお借りして。
その時はいつも、ボクのラジカセでカセットを聴きながらやりました。カセットには、アラン・シャンフォーやポルナレフに交じって、この曲が…。
この曲を聴いて「卓球」をイメージするのは、ボクだけでしょうね。笑
サビや間奏の部分は「ラフマニノフの交響曲第2番」そのままではないですか!! ビックリ。
とは言え…。クラシックのメロディを、ポップスに織り込んだエリック・カルメンの才能に、献杯。
この曲がエリックとの出会いです。
恋にノータッチなんて、なんか軽いタイトルだなと思って聴いたらすぐに引き込まれました。
他に好きな曲の数々がありますが、やっぱりここに戻ってきます。
エリック、多くのいい曲をありがとう。R.I.P.
好きなアーティストは誰?と聞かれたとき、エリック・カルメンと答えたら、クラプトン?と言われ、それからは質問されたら、「知らないと思うよ」と答えることにしてましたが、このブログではエリックの和訳にもリアクションしてくれるファンの方がいて、とても嬉しかったです。しばらくロスが続きますが、来週は老齢のロッドも頑張って来日してくれるので、再びその気持ちに応えられるようにしていきます。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
2つ目のコメントを書きたくなりました。
それだけこの曲が好きなためです。
クラシックも交響曲とピアノ協奏曲、ピアノ小作品と好きなため、
この曲を初めて聞いたときは「おっ、この人やるなぁ」と感心しました。
と、何故か上から目線なのですが、、、
クラシックもある交響楽団の定期演奏会を年間登録していました。
同じ曲でも様々なピアニストで聞き比べするほどはまった時期も。
前々から思っていたことを、すでに音時さんが記されていて、
「やっぱりそこはそう思いますよね!」と一人苦笑しました。
槇原敬之さんの作品のことです。
ちなみに、槇原さんは「もう恋なんてしない!」と言い切る形で
一度できあがったものを、誰かから「女々しい」と言われて、
「じゃあ、やっぱり恋したいように変えるか」と直したらしいですね。
クラシックを元にした作品は時々耳にしますが、
私自身の中でも賛否両論というか、評価が分かれます。
「いい感じで取り入れてるなあ」というものと、
「引用元の魅力が8割超えてるんじゃね?」という感じと。
後者の場合、かえって嫌いな曲になることもあり、
アメリカではそうした点はどう評価されたのかな?と
気になっています。
「ラフマニノフなんて使いやがって」とマイナスに働いて
私の思った以上にはチャートが上がらなかったのでは?と妄想してます。
いずれにしても、ピアノが美しい作品としてずっと好きです。
長文失礼しました(_ _)