自分が"友だち"と呼べる仲間を大切にしろよ。
(11/23 追記)
永遠なるボヘミアン・ラプソディ『オペラ座の夜』のすべて
届きました! これから楽しみに読みます!
永遠なるボヘミアン・ラプソディ『オペラ座の夜』のすべて
| シンコーミュージック・エンタテイメント | 楽譜[スコア]・音楽書籍・雑誌の出版社


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中学生の頃は"ボヘミアン・ラプソディ"が聴きたくて、「オペラ座の夜」のB面の"ボヘミアン・ラプソディ"の前の溝によーく見て、レコード針が落ちるようにしていました。でもどうしても前の曲"グッド・カンパニー"の一番最後の音のところに針を落としてしまうんですよね。これみなさん、あるある?でないですか?(^▽^;)。
◆たしかに名曲"ボヘミアン・ラプソディ"と比較してしまえば、本日の"メイン・ディッシュ"の前の"前菜"的な曲かもしれませんが、こういう曲があるからこそ、「オペラ座の夜」が厚みのあるアルバムになっていると思いますし、また、ブライアン・メイの「やりたかったこと」が詰まった曲としてとても興味深い曲ではあります。だって、この曲にはフレディ・マーキュリーは一切関わっていませんし、この曲はギターとアンプだけで、フルのジャズバンドをやってみたいというブライアンが何日もオーヴァーダビングを重ねて作った曲なのです。
この曲についてブライアン自身が、コメントしています。
(雑誌「TONE」2006年 No4 「オペラ座の夜」全証言集より)
この曲についてブライアン自身が、コメントしています。
(雑誌「TONE」2006年 No4 「オペラ座の夜」全証言集より)
これは正真正銘のジョージ・フォームビーのウクレレ。ヘッドのところに彼の写真が貼ってある。僕の父親が大戦中も肌身離さず持ち歩いていたものだ。ウクレレバンジョーというもので、ウクレレでもバンジョーでもない。だからこんな面白い音がする。この音を聴きながら僕は育ったようなものだね。父はこうやって膝に乗せて弾いていたよ。僕もこれでギターを覚えた。コードは父から教わって、7歳の誕生日プレゼントでギターを買ってもらってからは、これで覚えたコードをギターでできるように練習をした。わりと簡単だったな。"グッド・カンパニー"はこうやって生まれた曲なんだ。
本物トランペットとかトロンボーンとかの音に似せるためにそれぞれ別録りしたから、とても根気のいる作業だった。大変だったけど、楽しくもあったんだ。そんなこと今までやったことなかったしね。最近はこんなことやらないだろうな。まあだからこそやってよかったんだけど。だからとても気に入っているんだよ。スタジオであんなことができたというのは素晴らしいことだった。ずっとやってみたいと思ってたからね。「オペラ座の夜」のすごいところは、そういうチャンスがあればどんどん試していけたということなんだ。次から次へと慌てて作っていくのではなくてね。
"Good Company"の音はこうやって出してるんだ…。ブライアンが解説してくれてます。
エクストリームのヌーノ・ベッテンコートはこんなコメントをしています。
あれがギターなんて信じられなかった。でも本当にギターで弾いていたんだからさ。「これはいったい何だ?」「どうやったらこんなことができるんだ?」「誰の仕業なんだ?」と思ってしまうほどだったよ。
はい、この曲はクイーンのファンのなかでも、特に自らギターを弾くキッズや音楽通が注目した曲だったんですね(^^)/。
◆でも歌詞もなかなか面白いですよ。いや面白いというか、中年の悲哀というか、熟年離婚というか…(^▽^;) 気を付けましょうね。
"Good Company"ですが、"Company"の意味を「いい友人」だけでなく、結婚して夫婦になった状態も「Company」、そして会社のことも「Company」としていますね。
また、膝の上で「Baby B」を"あやし(dandle)て…という歌詞ですが、"B"はブライアン自身のことかな?と当初思っていたのですが、上のブライアンのコメントのなかで"父がウクレレを膝の上に乗せて弾いていた"と出てきますので、Bは"バンジョーの音がするウクレレバンジョー"のことを言ってるのではないかと思いました。また"Sally J"ですが、ブライアンの奥さんは" Christine Mullen"という方で、結婚1974年、離婚1988とのことですので、クリスティン本人のことではないでしょうね。ここは創作の部分でしょうね。でも"The girl from number four"は意味がよくわからんなあ。
◆フレディ存命中は、"Good Company"がライヴで演奏されることはなかった?ようです。ブライアンも白髪になってから、ライヴで歌ってくれることもあるようですね。(この記事の終わりの方で動画あります)
Released in 1976
From The Album"A Night At The Opera"
*原詞は太字
"Take good care of what you've got,"
My father said to me.
As he puffed his pipe
and Baby B he dandled on his knee,
"Don't fool with fools who'll turn away.
Keep all good company."
Take care of those you call your own
And keep good company
"手に入れたものは大切にするんだぞ"
親父が僕にそう言ったんだ
パイプで煙をくゆらせて
膝の上でお気に入りのウクレレをいじりながら
"背を向けるヤツらなんか相手にすんな"
"大切なのはいい友人を持つことだ"
"自分が友達と呼べるひとを大切にするんだ"
"いい友人と付き合うことだ"
Soon I grew and happy too
My very good friends and me
We'd play all day with Sally J.
The girl from number four
And very soon I begged her,
"Won't you keep me company?"
Come marry me for evermore
We'll be good company
やがて僕は大人になり幸せに暮らしてた
とてもいい友人に囲まれてね
僕らはサリー・Jと一日じゅう遊んでた
彼女は4番目の女の子なのさ
そしてすぐに彼女にお願いしたんだ
"僕と付き合ってくれないか?"
"僕と結婚して 末永く
ずっと"いい夫婦"でいよう"って
Now marriage is an institution. Sure
My wife and I, our needs and nothing more
All my friends by a year
By and by disappeared
But we're safe enough behind our door.
もちろん今は
結婚なんて習慣のようなもんさ
妻と僕さえいれば 他には何も要らない
友人たちはみんな 年が経つごとに
一人ずついなくなっていった
でも僕たち二人は
家のなかに戻れば安心できたんだ
I flourished in my humble trade
My reputation grew
The work devoured my waking hours
But when my time was through
Reward of all my efforts:
my own limited company
地道な商売も繁盛しだして
僕の名声も高まっていった
寝てる時間以外は
だんだんと仕事になっていった
でも僕の一生を振り返ってみると
努力の見返りに手に入れたものは
このちっぽけな"会社"だけ
I hardly noticed Sally
as we parted company
All through the years
In the end it appears
There was never really anyone but me
In the end it appears
There was never really anyone but me
会社を離れる頃は
ほとんどサリーを気づかうことも
してこなかったのさ
年月が過ぎていき
とうとう最後には
僕のまわりには誰もいなくなってしまった
とうとう最後には
僕のまわりには誰もいなくなってしまった
Now I'm old, I puff my pipe
But no one's there to see
I ponder on the lesson of my life's insanity
Take care of those you call your own
And keep good company
And keep good company
僕も年老いて いまパイプをくゆらせる
だけど誰もそこにはいないのさ
イカレた人生を送る稽古だったんじゃないかと
今は思っているんだ
だけど誰もそこにはいないのさ
イカレた人生を送る稽古だったんじゃないかと
今は思っているんだ
"自らが友だちと呼べる仲間を大切に"
"いい友達と付き合うことだ"
"いい友達と付き合うことだ"
(Words & Idioms)
puff 【自動】 〔プッと〕息を吐く 〔短い間隔で〕気体[水蒸気・煙]を吐き出す..
dandle=〔赤ん坊・幼児を〕抱いてあやす ~を甘やかす
institution=(一般に確立された)規則,法制度,おきて;しきたり,慣習,慣例(custom)
flourish=花開く;繁盛する、栄える; 活躍する、
humble=謙遜な; 控えめな,地味な
devour=むさぼり食う,がつがつ食う
limited company=有限責任[株式]会社
insanity=狂気、精神異常
ponder on=思いを凝らす
日本語訳 by 音時
dandle=〔赤ん坊・幼児を〕抱いてあやす ~を甘やかす
institution=(一般に確立された)規則,法制度,おきて;しきたり,慣習,慣例(custom)
flourish=花開く;繁盛する、栄える; 活躍する、
humble=謙遜な; 控えめな,地味な
devour=むさぼり食う,がつがつ食う
limited company=有限責任[株式]会社
insanity=狂気、精神異常
ponder on=思いを凝らす
日本語訳 by 音時

コメント
コメント一覧 (4)
その流れでいきたいと思います。笑
ほんとはCDの方がと思いますが店頭にはあまり置いてないもので。
月1を楽しみにしております!!!
それにしても音時さんの本業が気になります(*´∀`)♪
クイーンの和訳は月イチでやっていきますのでお楽しみに(^-^)/。
タグQueenを遡っております。笑
なんせブランクが40年もあるので、知らない曲ばかり。映画をきっかけに火がつき、サントラ盤→ダウンロード→DVDの流れに。
先日オペラ座の夜を購入し、聴いていたところです。解説が素晴らしいです!濃いっ。
広く浅くではなく、親友が1人もしくは2人いればいいなと思います。夫も大切です!
さて、今度はどれをダウンロードしようかと思っていますが、音時さんおすすめのアルバムは何ですか?