先日の「天使と悪魔の耐久レース」。
Sotaroさんの2曲めのチョイスは「悪魔」ソング!
【洋楽おもしろ企画】「天使と悪魔の耐久レース」楽しかったです(^^)/! :
えっこの曲「ザ・ナック」(The Knack)なの?
“マイ・シャローナ”や“グッド・ガールズ・ドント”、“ベイビー・トークス・ダーティー”(のワンパターン)をイメージしていた僕は、このバンドの印象が変わったなあ(;^_^A。たぶん皆さんも…!
TheKnack を含む記事 : 洋楽和訳 Neverending Music
◆この曲はリードヴォーカルのダグ・フィーガ-のソングらティングではないんですね。ギターのバートン・アヴェールの作品。名前は知らなかったけど、顔は見覚えありますよね。
「Get The Knack」の一番右に写ってるギタリストだ。


◆この曲“Pay the Devil (Ooo, Baby, Ooo)”は、ナックの3枚目のアルバム「Round Trip」からのリードシングル。結果的にはチャートで最高位62位でトップ40入りを逃し、僕の耳に入ることもなかった…わけですな(;^_^A。
Wikipediaによると、このアルバムからリードシングルをどの曲にするのかは相当悩んだ様子。バンドとしてはA面2曲めの「Soul Kissin'」を選んだとのことですが、所属レーベルであるキャピトル・レコードの担当者が「Pay the Devil」がヒットシングルになる可能性があると考えリリースを決めたそうです。
・プロデューサーのジャック・ダグラスは「Pay the Devil」は「本当に良い曲」だと感じていたものの、アルバムを代表するような曲ではないため、リードシングルにはふさわしくないと考えていた。
・作者アヴェールは、バンドはこの曲が「シングルとしてヒットしなかった」ことに驚かなかったと主張している。
...そうです(;^_^A。
◆“Pay The Devil”…ってイディオム自体は英和辞書で見つかりませんでしたが、“the devil to pay”というイディオムはあって、(支払うべき悪魔がいる → 面倒なことになる)という意味のようですね。
でもおそらくこれは作者バートンが“pay the devil”という動詞句に変えて(悪魔に支払う)という意味で、ひねった(しゃれた)のかなと解釈しました。

Songwriter Berton Averre
Released in 1981
US Billboard Hot100 ♯62
From the Album“Round Trip”
*原詞は太字
Ooh baby ooh ooh baby ooh
Got to learn to give the devil his due
ああ ベイビー ああベイビー
学ばなきゃいけないよ
学ばなきゃいけないよ
悪魔にもそれなりの敬意を払わなきゃ
You've got it made
And you made it your way
Life's looking great
Now you've found the right game to play
Came a long way from the valley
Aimed so high shot so true
きみは成功をつかんだ
しかも自分の力でね
しかも自分の力でね
人生は輝いて見える
ようやく進むべき道を見つけたんだね
ようやく進むべき道を見つけたんだね
どん底からここまで這い上がり
高く狙った夢を 見事に射抜いたんだ
高く狙った夢を 見事に射抜いたんだ
Ooh baby ooh ooh baby ooh
Everybody's got to read the reviews
Ooh baby ooh even you
Got to learn to give the devil his due
ああ ベイビー ああ ベイビー
誰だって 結果と向き合わなくちゃならない
ああ ベイビー そう きみだって
認めるべきことは
ちゃんと認めなくちゃいけない
ちゃんと認めなくちゃいけない
I'm not alone
I'm lonely for you
Won't use the phone
No i don't want to say it's true
Still your frame hangs in the gallery
The paint is dry but the pain's still new
電話なんてしない
いや 本当はそうだなんて
口にしたくないけれど
口にしたくないけれど
今でもきみの肖像は
心のギャラリーに飾られたまま
心のギャラリーに飾られたまま
絵の具はもう乾いたのに
心の痛みだけは まだ新しい
心の痛みだけは まだ新しい
Ah love conquers all
When after all it was you
Just you you you you you
(Words and Idioms)
日本語訳 by 音時ああ 愛はすべてを乗り越えると言う
だけど 結局のところ
僕にとってはきみだった
僕にとってはきみだった
ただ きみだけだったんだ…
(Words and Idioms)
review =世間の評価、結果に対する判定
◆日本でシングルになったのはA面4曲めの“Just Wait and See”
(Songwriter)Berton Averre and Doug Fieger 。
邦題は「おまえにナック・ダウン」と付けられました(笑)

◆和訳ですが、別れを歌った単純な失恋ソングというより、
paint と pain を掛けているのが「うまい!」と思いました…!^_^;
んー、この曲、愛がテーマではなく、「バンドの過去の過ちに対する謝罪が含まれている」って?(;^_^A(Songwriter)Berton Averre and Doug Fieger 。
邦題は「おまえにナック・ダウン」と付けられました(笑)

◆和訳ですが、別れを歌った単純な失恋ソングというより、
「別れた相手への未練と、自分にも責任があったことを認める歌」なんでしょうかね。
「悪魔にも代償を払う」≒「不都合な真実を認める」≒認めたくないけど認めなきゃならない
「悪魔にも代償を払う」≒「不都合な真実を認める」≒認めたくないけど認めなきゃならない
ってところかなと思いました。
The paint is dry but the pain's still new...
絵の具はもう乾いた でも痛みはまだ新しい
paint と pain を掛けているのが「うまい!」と思いました…!^_^;
◆Wikipediaよりその他情報;
「Pay the Devil」はリードギタリストのバートン・アヴェールが単独で作詞作曲した。フィーガーは、この曲はアヴェールの「非常に個人的な曲」だったと述べている。フィーガーはこの曲を「何を望んでも、必ず代償が伴う」と解釈した。 ローリング・ストーン誌の評論家、デヴィッド・フリックは、この曲にはバンドの過去の過ちに対する謝罪が含まれている可能性があると解釈している。例えば次のような歌詞だ。
誰もがレビューを読まなければならない
…きみでさえも
悪魔にもそれなりの敬意を払わなければならない
フリックは「Pay the Devil」の音楽をカントリー・ワルツと評しているが、Allmusicのスティーブ・シュニーなど他の評論家はバラードと評している。
ほんとかなぁ…?
エンディングは、「愛はすべてを乗り越える」って言うけど、僕らの関係は、崇高な愛っていうわけじゃなく、ただ、僕にとっては「愛」なんてどうでもよくて、きみが好き。きみさえがいればいい、きみだけだったということなんだ…、そんな淋しい物語だったかな…。
◆この曲がメンバー達が最初にシングルにしようか考えた“Soul Kissin'”。まあ“My Sharona”のような瞬発力・爆発力はないけど、ヴォーカルのダグにねちっこさ(笑)などはThe Knackっぽい。

コメント
コメント一覧 (2)
音時
が
しました
さすが下位フェチの帝王Sotaroさんという選曲でした
しかもこのお題でTop40入りしていなかった曲を山のようにリストアップしていて、その深掘りぶりには驚愕でした
でも、単にマイナーヒットをかけるだけじゃなくて、この曲のほかにもあのドゥーブルとハーブアルパートのコラボとか、私のような下位フェチ初心者でも興味を持てるような曲を選曲してくるところが帝王のなせる業だと感服した日曜日でした
音時
が
しました