本日(2026年10月2日)はトム・ペティ( 1950年10月20日 - 2017年10月2日)の命日になります。
R.I.P...トム・ペティ...。
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この曲のタイトルにもなっている“You’re Jammin' Me”という言葉…
「Jam」って…大きく2つの意味があるのかな。
1.人を困らせる、追い込む、圧力をかける
R.I.P...トム・ペティ...。
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この曲のタイトルにもなっている“You’re Jammin' Me”という言葉…
「Jam」って…大きく2つの意味があるのかな。
1.人を困らせる、追い込む、圧力をかける
"Don't jam me." = 「俺を追い詰めるな」「無理を言うな」
"The copier jammed." の「詰まる」から派生した感覚。
2.音楽を演奏する(jamする)
"Let's jam." = 「セッションしよう」 ミュージシャン同士の即興演奏。
マイケル・ジャクソンの「Jam」や、スティーヴィー・ワンダーのこの曲なんかは「2」の後者かなと思います。
Master Blaster (Jammin') / マスター・ブラスター(Stevie Wonder / スティービー・ワンダー)1980
でもこの曲、和訳してみて基本は「1」=俺を追い詰める、という意味で使われて、「2」をダブルミーニングで掛けてる、ってところかな。
◆トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの7枚目のスタジオアルバム「Let Me Up (I've Had Enough)」(1987年4月リリース)。
前作「Southern Accents」では重厚なスタジオプロダクションを行いましたが、それとは対照的で、ライブ録音のようなサウンドを目指したとのことで、この手法は、ボブ・ディランのバックバンドとしてツアーを行った経験に影響を受けているそうです。(Wikipedia情報)
この曲「Jammin' Me」のソングライターには、ボブ・ディランの名前があるのも、そのライブやトラベリング・ウィルベリーズでの交流が背景にあるんでしょうね。ディラン色は、やっぱり歌詞に現れてると思います。
主人公「俺」を、「誰」が jam しているのか...明確ではありません。
「マスメディア」? 「政治」? 「CM」?「テレビ」?
それとも...社会そのものなのか?
こうした「反体制」っぽいところなど...。
それとも...社会そのものなのか?
こうした「反体制」っぽいところなど...。

Songwriters
Tom Petty、Bob Dylan、Mike Campbell
Released in 1987US Billboard Hot100 ♯18
from the album “Let Me Up (I've Had Enough)”
*原詞は太字
You got me in a corner
You got me against the wall
I got nowhere to go
I got nowhere to fall
Take back your insurance
Baby nothing is guaranteed
Take back your acid rain
Let your TV bleed
おまえに追い詰められた
俺は壁際まで追い込まれた
もう逃げ場はない
もう後がないんだ
保険なんて 持って帰ってくれ
どうせ何も保障なんかされてない
酸性雨のニュースも聞き飽きた
テレビは勝手に垂れ流してろ
You're jammin' me, you're jammin' me
Quit jammin' me
Baby, you can keep me painted in a corner
You can walk away, but it's not over
もう俺を追い詰めるな やめてくれ
もう勘弁してくれよ
ベイビー おまえは俺を
逃げ場のない場所に閉じ込めたまま
逃げ場のない場所に閉じ込めたまま
立ち去ることができても これで終わりじゃない
Take back your angry slander
Take back your pension plan
Take back your ups and downs
of your life in raisin-land
of your life in raisin-land
Take back Vanessa Redgrave
Take back Joe Piscopo
Take back Eddie Murphy
Give 'em all some place to go
その誹謗中傷も持って帰れ
その年金計画も持って帰れ
夢の国みたいな人生の浮き沈みも持って帰れ
ヴァネッサ・レッドグレイヴも
ジョー・ピスコポも
エディ・マーフィーも
みんなまとめてどこかへやってくれ
You're jammin' me, you're jammin' me
Quit jammin' me
Baby, you can keep me painted in a corner
You can walk away, but it's not over
もう俺を追い詰めるな やめてくれ
もう勘弁してくれよ
ベイビー おまえは俺を
逃げ場のない場所に閉じ込めたまま
おまえは知らん顔して去れるだろうが
俺にはまだ終わってない
Take back your Iranian torture
And the Apple in young Steve's eye
Yeah, take back your losing streak
Check your front wheel drive
イランの拷問報道も勘弁してくれ
若きスティーブのアップル礼賛も持って帰れ
負け続きの話なんか聞きたくない
前輪駆動車でも点検してろ
You're jammin' me, you're jammin' me
Quit jammin' me
もう俺を追い詰めるな 勘弁だぜ
もうやめてくれ
もうやめてくれ
Take back Pasadena
Take back El Salvador
Take back that country club
They're trying to build outside my door
パサデナも持って帰れ
エルサルバドルも持って帰れ
あのカントリークラブ計画も引っ込めろ
連中は俺の家の目の前まで開発しようとしてる
You're jammin' me, you're jammin' me
Quit jammin' me
Baby, you can keep me painted in a corner
You can walk away, but it's not over
おまえは知らん顔して去れるだろうが
俺にとっちゃまだまだ続くんだ…
Quit jammin' me
Oh, you're jammin' me
You're jammin' me
Quit jammin' me
Oh, you're jammin' me
ああ やめてくれ
もう俺を追い詰めるな
もう俺を追い詰めるな
もう勘弁してくれよ
もう俺を追い詰めるな
もう勘弁してくれよ
painted into a corner=自分で逃げ場をなくす
raisin land=???(レーズンの国)≒架空の国≒夢の国?angry slander=怒りの中傷、怒りの誹謗中傷
pension plan=退職後に受け取る年金のための計画や制度
Vanessa Redgrave=イギリス出身の女優。これまでに、アカデミー賞、エミー賞、トニー賞、ゴールデングローブ賞などを受賞
John Piscopo =米国の俳優
losing streak=連続して負けること、連敗の状態
Pasadena(パサディナ)=米国カリフォルニア州ロサンゼルス北東部にある都市。
日本語訳 by 音時


◆うーむ、“もう俺に詰め込むな!”
あまりにも情報垂れ流しの情報過多。
この曲の "You"(お前) は特定の恋人ではなく、
テレビ 新聞 広告 有名人 政治ニュース 社会問題
消費社会そのものの集合体って感じでしょうか。
登場する俳優する3名の名前も僕はエディ・マーフィーしか知りませんでした。他の2人は映画ファンなら知ってる有名俳優なのかな。でもこの曲が作られたときに一世を風靡していた俳優ではないと思います。なので、もしかすると、「誰だか知らないけど流れてくる芸能ゴシップ」というニュアンスなのかもしれません。ひょっとしたら、この曲の歌詞を考えているときに、その日の新聞に載っていたニュースを次から次へと登場させた...とか(;^_^A。
◆Wikipediaをよく見たら載ってました!事実なようです笑。
◆エディ・マーフィーがこの曲の歌詞を怒っていたらしいですよ(笑)!
ペティは後に、「エディ・マーフィーについての歌詞は、全部ボブ・ディランの作詞だ。エディ・マーフィーがテレビでそのことで本当に怒っているのを見たのを覚えているので、ちょっと恥ずかしかった。僕はエディ・マーフィーやヴァネッサ・レッドグレイブに何の恨みもなかった。ディランが言っていたのは、メディアの過剰報道と、一度にたくさんの情報に圧倒されることだった。それに時代は変わりつつあった。テレビのチャンネルはもう4つもなかったんだ」とコメントした。
登場する俳優する3名の名前も僕はエディ・マーフィーしか知りませんでした。他の2人は映画ファンなら知ってる有名俳優なのかな。でもこの曲が作られたときに一世を風靡していた俳優ではないと思います。なので、もしかすると、「誰だか知らないけど流れてくる芸能ゴシップ」というニュアンスなのかもしれません。ひょっとしたら、この曲の歌詞を考えているときに、その日の新聞に載っていたニュースを次から次へと登場させた...とか(;^_^A。
◆Wikipediaをよく見たら載ってました!事実なようです笑。
2003年11月のSongfactsのインタビューで、ギタリストのマイク・キャンベルはこの曲の誕生秘話を次のように語っている。
「『Jammin Me』は面白い曲だった。僕が曲を作ってトムに渡したんだけど、彼はしばらくそれを手元に置いて、何もせずにいたんだ。それからある日、ボブと一緒に作業していた時に、新聞かテレビから言葉を拾ってきて、トムが『マイクの曲があるよ』と言って、その歌詞を曲に当てはめたんだ。ボブが歌詞を書いた時は僕はその場にいなかったけど、彼が関わっていたと聞いてすごく嬉しかったよ。それで、デモ音源を再現したんだ。」
トム・ペティとボブ・ディランが参加したトゥルー・コンフェッションズ・ツアーで、二人はこの曲を共作し、アルバム『Let Me Up (I've Had Enough)』のオープニング曲となった。
この曲は、「情報操作の時代に生み出される、断片的な『ニュース』の洪水に圧倒された男」について歌ったもので、エディ・マーフィー、ジョー・ピスコポ、ヴァネッサ・レッドグレイブといった1980年代の有名人の「羅列」や、アップル社のスティーブ・ジョブズなどを指す「若きスティーブの憧れの的などが登場する。この曲は、アルバム全体を通して描かれる「メディアの攻撃や崩壊した人間関係に苦しみながらも、世界を理解するために生き抜こうとする強い意志を持つ人々」というテーマに沿ったものである。歌詞の一部は、ディランとペティが新聞やテレビから言葉を拾い集めて作ったものだ。
この曲は、「情報操作の時代に生み出される、断片的な『ニュース』の洪水に圧倒された男」について歌ったもので、エディ・マーフィー、ジョー・ピスコポ、ヴァネッサ・レッドグレイブといった1980年代の有名人の「羅列」や、アップル社のスティーブ・ジョブズなどを指す「若きスティーブの憧れの的などが登場する。この曲は、アルバム全体を通して描かれる「メディアの攻撃や崩壊した人間関係に苦しみながらも、世界を理解するために生き抜こうとする強い意志を持つ人々」というテーマに沿ったものである。歌詞の一部は、ディランとペティが新聞やテレビから言葉を拾い集めて作ったものだ。
◆エディ・マーフィーがこの曲の歌詞を怒っていたらしいですよ(笑)!
ペティは後に、「エディ・マーフィーについての歌詞は、全部ボブ・ディランの作詞だ。エディ・マーフィーがテレビでそのことで本当に怒っているのを見たのを覚えているので、ちょっと恥ずかしかった。僕はエディ・マーフィーやヴァネッサ・レッドグレイブに何の恨みもなかった。ディランが言っていたのは、メディアの過剰報道と、一度にたくさんの情報に圧倒されることだった。それに時代は変わりつつあった。テレビのチャンネルはもう4つもなかったんだ」とコメントした。
コメント
コメント一覧 (4)
音時
が
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音時
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ジョー・ピスコポはエディ・マーフィーと同じ時代にサタデーナイト・ライブに出ていたコメディアンです。(ビリーのkeeping the faithに出ていた人ですね)おそらくエディとの対比として名前を出したのかな?
ヴァネッサ・レッドグレイブは1977年の映画「ジュリア」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した時のスピーチで政治的な発言をしたことで当時かなり話題になったようです。(最近エド・シーランがトラブルに巻き込まれたのと同じパレスチナ問題です)
個人的には自分の誕生日が好きなミュージシャンの命日なのはなかなか複雑な気持ちですが、毎年トム・ペティの曲を紹介してもらえると嬉しいです。彼の書く歌詞も好きなのですか当時のレコードに対訳が付いていなかったものが多い印象があります。新しい学びになります。
音時
が
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訳詞を拝読してなお好きになりました。
ありがとうございます。
音時
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