この曲“Will It Last” がアルバム「Keep The Fire」のエンディング。
このアルバムで一番長い曲。 5分52秒あります。

“それって続いていくのかな…?”
この曲はエヴァ・アインとケニーの共作です。エヴァは1978年に結婚したケニーの奥さま。(二人の結婚生活は1978年から1990年まで続き、3人の子どもが生まれます)

◆出だしの歌詞で

“キッチンの片隅に閉じ込められたライオンが見える”
“廊下の向こうでは 雷がごろごろ鳴ってる”

って家庭のなかの不穏な描写から始まります。
主人公の相手(愛する人)は「自由を求めてどこかへ行こうとしている」状況です。

主人公はその心の動きを見つめ、寄り添いながら、
「行きたいなら行っていい。でもできるなら、もう少しここにいてほしい」  
という切実な願いを語る歌ですね。

うーむ、結婚したばかりの2人が、自分たちの物語を歌にしたとは思えないから、2人でとあるカップルの物語を一緒に作ったんでしょうかね。

(ちなみに無粋ですが、ケニーはその後、エヴァと1990年に離婚し、1992年にジュリア・クーパーと結婚...2004年に離婚…)(;^_^A。


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(Eva Ein、KennyLoggins) 

Released in  1979 
From the Album“Keep The Fire” 

*原詞は太字

I see a lion captive in the kitchen
Rolling thunder rumbles down the hall
Once in awhile, everyone paces the floor
Lately, it's more and more

Love, if yu must be started
go easily on your way
Still I wonder
could it wait another day?

キッチンの片隅に閉じ込められたライオンが見える
廊下の向こうでは 雷がごろごろ鳴ってるよ
ときどき みんな落ち着かずに歩き回るけれど
最近はその足音が前より増えるばかり

愛しい人よ もし旅立つのなら
どうか静かに そっと行ってほしい
それでも思ってしまう
もう一日だけ 待ってくれないかって

Will it last enough to say you have your freedom?
Is the answer just another road to go?
Does it have to leave to be?
Can it stay and be with be with me?
When will it last enough to have it here at home?

それって 続いていくのかな?
「自由を手にした」って言えるくらいに
答えは ただ別の道を選ぶことなのかな?
自分でいるために 離れなきゃいけないの?
それとも  このままここにいて
僕と一緒にいてくれるのかな
いつになったら この家で
その自由を感じられるようになるんだろう?

Too many roads are needlessly divided
By silent walls we build along the way

あまりにも多くの道が
僕たちの作った沈黙の壁で
いらないほど分かれてしまったよ

Why be alone to learn that your life has more?
That's what our love is for
Tear down those angry walls.
I'll walk with you where you go
Still, you're the only one who'll ever know

どうして一人にならなきゃいけないんの?
人生にはもっといろんなものがあるって知るために
本当は それを支えるのが僕たちの愛なのに
その怒りの壁を壊してよ
きみがどこへ行くとしても
僕はちゃんと隣を歩くよ
だけどその真実を知るのはきみだけなんだ

Will it last enough to say you have your freedom?
Is the answer just another road to go?
Does it have to leave to be?
Or can it stay and be with me?
Will it last enough? Oh, will it last enough?
Will it last enough? Oh, will it last enough?
When will it last enough to have it here at home?

それはずっと続くのかな?
「自由を手にした」と言えるほど
答えは ただ別の道を選ぶことにあるのかな?
自分であるために離れなきゃいけないの?
それとも留まって 僕と一緒にいてくれるのか
いつになったら この家で
その自由を感じられるようになるんだろう?

Why be alone to learn that your life has more?
That's what our love is for
Tear down those angry walls. I'll walk with you where you go
Still, you're the only one who'll ever know

人生にはもっと多くのものがあると知るために
なぜ孤独にならなきゃいけないの?
それこそが僕たちの愛の役割なのに
その怒りの壁を壊しておくれ
きみがどこへ行こうと
僕は一緒に歩くよ
でもそのことを知るのはきみだけなんだ

Will it last enough to say you have your freedom?
Is the answer just another road to go?
Does it have to leave to be?
Or can it stay and be with me?
Will it last enough? Oh, will it last enough?
Will it last enough? Oh, will it last enough?
When will it last enough to have it here at home?

それは「自由を手にした」と言えるほど
続いていくのかな?
答えは別の道を行くことにあるのかな?
離れなければ存在できないのか
それともここに留まり僕と一緒にいられるのか
いつかこの家で
その自由を感じられる日が来るのかな?


日本語訳 by 音時

Kenny Loggins - Keep the Fire (1979)5


さて、全9曲(A面5曲、B面4曲)の和訳を終えました…!
ふぅ...皆さん、いかがだったでしょうか。

やっぱりこのアルバム、A面、B面と僕が偏りなく聴けるのは、A面に“This Is It”、B面に“Keep The Fire”とそれぞれ人生に前向きなヒット曲が収録されているからかな。
 A面がバラエティに富み、B面がヒットシングル向きではないけれど、少し長尺の聴かせる歌が多いですよね。
 “Give It Half a Chance”の記事にも書きましたが、こうしてみるとアルバム“Keep the Fire”は Michael McDonald / Richard Page / Stephen Bishop / Eva Ein(当時のケニーの妻)等と複数の共作作品があり、ケニーが積極的に外部のソングライターと一緒に曲を作り、音楽を楽しみ、色んなことに挑戦していった作品と言えるでしょう。

そうだよな。この後に映画「Caddyshack」の“I’m Alrght”があって、スティーヴ・ペリーとの“Don't Fight It”、そしてアルバム「High Adventure」が作られて...“Footloose”へと進んでいきます。
 1980年代前半のケニーの快進撃が続いていきます…!

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 アルバム全曲和訳 お付き合いいただき、ありがとうございました!


◆このブログのケニー・ロギンスの和訳記事は下記をクリック。
  
KennyLoggins : 洋楽和訳 Neverending Music


◆この方、1983年のケニー・ロギンス来日(名古屋会場)に行かれた思い出を書かれてます。サインもしてもらったみたいですね。
僕の参戦した東京公演の想い出も重なります。懐かしいなあ。

Kenny Loggins (ケニー・ロギンス) Live in 名古屋 1983 | Rockives