「炎が燃え尽きても、俺はまだ燃えてるんだ!」

ザ・フーのVocalistであるロジャー・ダルトリーのこの曲。
元気をくれるので、たまに聴きたくなります。

◆Top40も直前まで行ってチャートインしなかったのですが、この曲をなんで知ってるかというと、なんかうちのかみさんが持っていた洋楽オムニバスのCDに入ってたんですよね。

 『あっロジャー・ダルトリーじゃないか!』と驚きつつも、『おおっなかなかいい曲じゃないか、このロジャー…はね。ザ・フーというバンドの…。ザ・フーはね…』 
かみさん「ふ~ん…(-_-)(説明なげーよ)」←心の中で)

あのCD、今はもうどこかで処分しちゃったみたいだったけど、何ていうヤツだったかなあ。

◆和訳はしたのですが、途中でなぜ俳優のマット・ディロンやコメディアンのダム・デ・ルイスが出てくるのか?そしてその一連のVerseの意味がよくわかりませんでした。

そのあと自分のビデオ・テープを一通り見て、泣いたり、冗談を言ったり…酒もマリファナ(煙草)も止め…ってVerseの意味もなんなのでしょうね。

 たぶん1983年の映画「アウトサイダー」や「ランブルフィッシュ」等で絶頂の人気となったマット・ディロンも1985年になるとちょっと落ち込み、記憶では白黒映像になってしまう。昔のビデオを見て俺も泣いたり笑ったりしてるけど、俺は俺。まだまだ燃えているんだ…!って意味なのかなあと思いました。自信なし(-_-;)。
 あと"After The Fire"って語句は一般的には"火事見舞い"って意味でもあるようです。でも"火事のあとでも俺はまだ燃えている"ってワケないですよね。"まわりの奴らの心の炎が消えたあとでも""青春の炎が燃えたあとでも"…"俺の炎はまだ燃えているんだ"と訳したいです。

◆冒頭のPVはロジャー、カッコいいけど、時代だよなあ…笑ってしまいます。

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Songwriters PETE TOWNSHEND

Released in 1985
US Billboard Hot100#48
US Top Rock Tracks charts #3
From The Album"Under a Raging Moon"

*原詞は太字

After the fire, the fire still burns
The heart grows older but never ever learns
The memories smolder and the soul always yearns
After the fire, the fire still burns

炎が消えた後も まだ燃えてるんだ
ハートは歳を重ねても
結局何ひとつ学ばないままなんだ
想い出はくすぶり 魂はいつだって焦がれてる
炎が消えたって 俺はまだ燃えてるんだ

I heard a voice 
asking what happens after the fire
And then the sound of a breaking window
And the scream of a tire

"炎が消えたあと どうなるんだい?"
そんな声が聞こえたんだ
そのとき 窓ガラスの割れる音がして
タイヤのきしむ音が響き渡る

And then the sound of a distant gun
And the cry of a hungry child
The night is hot but nothing is gonna stop
This gang going wild

遠くからの銃声を耳にして
お腹の空いた子供の泣き声
熱い夜だけど誰にも止められない
この連中が暴れ出すのは 誰にも止められない

After the fire, the fire still burns
The heart grows older but never ever learns
The memories smolder but the soul always yearns
After the fire, the fire still burns

炎が消えたって まだ燃えている
ハートが年老いても
まだ俺は成長してるんだ
想い出はくすぶってるけど
魂はいつだって焦がれてる
炎が消えたって 俺はまだ燃えている

I saw Matt Dillon in black and white
There ain't no color in memories
He rode his brother's Harley across the TV
While I was laughing at Dom De Luise

白黒のマット・ディロンを見たよ
俺の記憶のなかじゃ色がついてなかった
俺がダム・デ・ルイスを見て大笑いしてる間に
TVのなかでヤツは弟のハーレーを乗り回してた

Now I'm cycling all my video tapes
And I'm crying and I'm joking
I've gotta stop drinking,
I've gotta stop thinking
I've gotta stop smoking

いま俺は全部のビデオテープを一通り見て
泣いたり 冗談を言ったりしてる
酒を飲むのもやめなけりゃ
考えるのをやめて
ケムリを吸うのもやめなくちゃならない

After the fire, the fire still burns
The heart grows older but never ever learns
The memories smolder and the soul always yearns
After the fire, the fire still burns

炎が消えたって 俺はまだ燃えている

Raging through the pain
Blackening the promises the tears and the rain
The fire sill burn till the wind begins to turn
And it all begins again

痛みを通じて凶暴になって
約束は黒く塗りつぶされ 涙と雨にまみれるけど
風向きが変わるまで炎はいまだ消えないのさ
すべてが再び始まるのさ

After the fire, the fire still burns
The heart grows older but never ever learns
The memories smolder and the soul always yearns
After the fire, the fire still burns, 
the fire still burns

炎が消えた後だって まだ燃えている
ハートが年老いても
まだ俺は成長してるんだ
想い出はくすぶってるけど
魂はいつだって焦がれてる
炎が消えたって 俺はまだ燃えているんだ

After the fire, the fire still burns
The heart grows older but never ever learns
The memories smolder and the soul always yearns
After the fire, the fire still burns

炎が消えた後だって まだ燃えている
ハートが年老いても
まだ俺は成長してるんだ
想い出はくすぶってるけど
魂はいつだって焦がれてる
炎が消えたって 俺はまだ燃えているんだ

After the fire, the fire still burns
After the fire, the fire still burns
After the fire, the fire still burns
After the fire

炎が消えようと
俺はまだ燃え続ける
俺の心の炎は何があったって
消えないのさ

(Words and Idioms)
never ever=何があっても
smolder=くすぶる いぶる
gang=一団 一組
Matt Dillon=マット・ディロン

日本語訳 by 音時


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国内盤の邦題は「月の影」でした。

◆Wikipediaに載っていた、この曲のエピソード2つ。
(1)この曲は、TVドラマ"マイアミ・ヴァイス2"(the second season finale)の回想シーンに使用されてたようです。
(2)当初はザ・フーがライヴ・エイドで演奏することを想定し、ピート・タウンシェンドが作った曲なのですが、なぜか演奏されず、最終的にロジャーのソロ・アルバムに収められました。

あっこんな情報も載ってた。

「After the Fire」は当初、1985年7月の「ライブ・エイド」でザ・フーが演奏する予定の曲であり、1983年から1985年にかけてエチオピアで発生した飢饉を題材としていました。
 しかし、バンドの出演決定が直前だったためリハーサルを行う時間がなく、この曲はダルトリーに託されて『Under a Raging Moon』に収録されることになりました。なお、この曲の印税はすべて「バンド・エイド・トラスト」に寄付されました。ピート・タウンゼントの説明によれば、この曲は「ライブ・エイド」のために特別に書かれたものであり、アフリカの状況を「火災」に例え、コンサートを行うことを比喩的に「火を消すこと」になぞらえていました。しかし、そうした試みがあっても、事態は依然として「くすぶり、燃え続ける」ものであるとされています[。

タウンゼントは1986年の「ディープ・エンド(Deep End)」コンサートにおいて、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアをギタリストに迎え、この曲をライブで演奏しました。



◆これはレアな映像。シンニード・オコナーと共演だ。



◆BBCでのライヴみたいだね。 

 

◆アルバム「Under A Raging Moon」のタイトル曲 



◆おおっこれが「マイアミ・ヴァイス」でのこの曲の挿入シーンか。フィリップ・マイケル・トーマス演じるリコ(リカルド刑事)の回想シーン。 

(貼り付け禁止なのでこちらをクリックして観てください)