彼ら"ラヴァーボーイ"は、カナダ出身のバンド。陽気なロック曲と同時に感傷的なバラードのヒットも数曲ありますね。この曲"This Could Be The Night"は彼らの初のバラードヒットでした。
ソングライターに注目していただくと、ジャーニーの"ジョナサン・ケイン"の名前が載っています。"ジョナサン"はジャーニーでは"Faithfully"の作者で、彼の作品はやっぱりメロディアスなバラードに特徴がありますよね。ここでジョナサン・ケインが関わっていたのか…!というのは僕にとっては新たな発見でした。
◆タイトルにある、"This Could Be..."のフレーズですが、英語のアルクさんのサイトにこんな風に例が載っていました。ニュアンスはわかるかなと思います。
◆タイトルにある、"This Could Be..."のフレーズですが、英語のアルクさんのサイトにこんな風に例が載っていました。ニュアンスはわかるかなと思います。
would be~ =「おそらく~だろう」と意見を控えめに述べるとき
should be~=「たぶん~なはずだ」と推測を述べるとき
could be~ =「(間違っている可能性もあるけれど)~ということもあり得る」
must be~ =「きっと~なはずだ」
そうすると"This Could Be The Night"は"今夜は(間違っている可能性もあるけど)The Nightになることもあり得る"って意味になりますね。
それでは"The Night"とは何でしょう...?
"その夜"...恋人たちにとっては2人で過ごす"想い出の夜"、
さらに意訳して"忘れられない夜"ってことになると思います…。

さらに意訳して"忘れられない夜"ってことになると思います…。

Songwriters
Paul Dean、Bill Wray、Jonathan Cain、Mike Reno
Released in 1985
US Billboard Hot100#10
From The Album
"Lovin' Every Minute of It"
Ooh yeah
Ask any girl
In this lonely world
Ask any girl
She'll say,
'Make it last forever'
この淋しい世界にいる女の子に聞いてごらん
どんな女の子に聞いたって
きっとこう言うだろう
"永遠に続いてほしい"って...
I'm holding out my hand
I finally understand
So turn out the lights, oh yeah
We'll make it last forever
僕はそっと手を伸ばす
やっと気づいたんだ
だから明かりを消して oh yeah
2人で永遠に続けるんだよ
I've been down the streets of desire
Sometimes I was so uninspired
You found what was locked up inside of me
欲望にまみれた通りを通ってきた
ときどきとても退屈になっていたんだ
きみが僕のなかに閉じ込められてたものを
見つけ出してくれたんだ
This could be the night
The night to remember
We'll make it last forever
This could be the night,
oh, to end all nights
今夜がその夜になるかもしれない
忘れられない夜にね
2人で永遠にこうしていよう
今夜が忘れられない夜になるかもしれない
ああ これまでの夜は終わるんだ
I've always been the one
Lovin' on the run
And that's when you come undone
Why do you wait for me?
僕は今までずっと
駆け足で愛を楽しんできたヤツだった
ちょうどきみもボロボロになっていたとき
どうしてきみは待っててくれたの?
Out on the borderline
Between the hurtin' lies
And the true emotions
That makes it last forever
嘘に傷つく心と
本当の想いのあいだの境界で
僕らは立ち止まっていた
永遠に続く気持ちが生まれたんだ
This could be the night
The night to remember
We'll make it last forever
This could be the night,
oh, to end all nights
今夜がその夜になるかもしれない
忘れられない夜に
2人でずっとこのままでいよう
今夜が想い出のよるになるかもしれない
ああ 淋しい夜に終わりを告げよう
I've been down the streets of desire
Sometimes I was so uninspired
You found what was locked up inside of me
I'm talkin' about love
欲望にまみれた通りを進んできた
ときめくものなど何もなかった僕だった
僕の中に閉じ込められたものを
きみが見つけてくれたんだ
それが愛だって気づいたのさ
This could be the night
The night to remember
We'll make it last forever
This could be the night,
oh, to end all nights
今夜が その夜になるのかも
忘れられない夜にね
2人で永遠にこうしていよう
今夜こそ その夜になるだろう
ああ これまでの夜は終わるんだ
This could be the night
The night to remember
We'll make it last forever
This could be the night,
oh, to end all nights
今夜がその夜になるかもしれない
忘れられない夜に
2人でずっとこのままでいよう
今夜がその夜なのかもしれない
ああ 淋しい夜に終わりを告げよう
Oh yeah, yeah
Tonight, to end all nights
今夜 淋しい夜は終わりを告げる...
(Words and Idioms)
uninspired=霊感を受けない、創造性のない、退屈な
come undone=ほどける、失敗する、破滅する
日本語訳 by 音時

*ラヴァーボーイのプロフィールと、全米トップ40ヒットです。
ストリートハートを始め、バンクーバーをフランチャイズとする実に13ものローカル・バンドを転々としていたポール・ディーンと、モキシー出身のマイク・レノは、1978年にスティーリー・ダン・タイプのスタジオ・レコーディングデュオを結成。これを母体にオーディションによって選び抜かれた3人のスタジオ・ミュージシャン達、スコット・スミスやマット・フレネット、ダグ・ジョンソンが次々と加わり、ラヴァーボーイは結成された。(Wikipedia)
(1980)
"Turn Me Loose"#35
(1981)
"Working for the Weekend" #29
(1982)
"When It's Over"#26
(1983)
"Hot Girls in Love" #11
"Queen of the Broken Hearts"#34
(1985)
"Lovin' Every Minute of It"#9
(1986)
"This Could Be the Night"#10
"Heaven in Your Eyes"#12
(1987)
"Notorious"#38
Loverboy を含む記事 : 洋楽和訳 Neverending Music
◆2015年8月の"Ultimate Classic Rock"のニュースに彼らのアルバム"Lovin’ Every Minute of It"発売30周年として、メンバーへのインタビュー記事が載っていました。
"Loverboy"の音楽に新たな視点を入れていこうと外部のソングライターを起用しようとしたこと。"This Could Be The Night"の製作にはジャーニーのジョナサンを加え、様々な葛藤のなかで曲を作っていったことなどが書かれています。
◆"This Could Be The Night"が最高位10位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending March 29, 1986
1位はハートに代わって、ファルコの"ロック・ミー・アマデウス"。ドイツ語と英語のラップでモーツァルトの生涯を歌った曲でした。プリンスの"KISS"が5位。僕の部屋の留守番電話のBGMだった(^▽^;)"What You Need"が6位。ラヴァーボーイは10位を1週のみで翌週はダウンしてしまいます。
-1 4 ROCK ME AMADEUS –•– Falco
-2 1 THESE DREAMS –•– Heart
-3 3 SECRET LOVER –•– Atlantic Starr
-4 5 R.O.C.K. IN THE U.S.A. –•– John Cougar Mellencamp
-5 10 KISS –•– Prince & The Revolution
-6 9 WHAT YOU NEED –•– INXS
-7 7 NIKITA –•– Elton John
-8 2 SARA –•– Starship
-9 13 LET’S GO ALL THE WAY –•– Sly Fox
10 11 THIS COULD BE THE NIGHT –•– Loverboy
◆ポップスを好きな人にとっては、"This Could Be The Night"というタイトルを聞くと、別な歌を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
今日はもう1曲別の"This Could Be The Night"も取り上げてみます。(こちらです)
今日はもう1曲別の"This Could Be The Night"も取り上げてみます。(こちらです)
◆流行っていないライブ・レストランで"Workin for a Weekend"を歌う古臭いバンド。たまりかねて電話をした先には..."Lovin' Every Minute of It"!
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音時
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