ステージには道化師も登場...。

とても印象的なタイトル“Living a Little, Laughing a Little”。

なんで“a little”なんだろう...いっぱい生きて、いっぱい笑えばいいのに…。
“ささやかに”生きていくのが大切...ってことなのかな。

収録アルバム「新しき夜明け」(New and Improved)には、“悲しき微笑み”という邦題が付けられておりました。



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Songwriters Thom Bell、Linda Creed

Released in 1975
US Billboard Hot100 ♯37
From the Album“New and Improved” 
(新しき夜明け)

*原詞は太字

Laugh everyone at the clown
He's the best one in town
Ah ah ah
Ride on his merry-go-round
Spinning faster than sound
Ah ah ah
Ah ah ah

みんな あの道化師を笑ってる
町でいちばん おどけた男さ
ああ
回り続ける木馬の上で
音を追い越すように ただ回る
ああ
ああ

Laugh as the funny man cries
Though his makeup is smeared
Ah ah ah
Laugh at his comical tears
As he thinks of the years
Ah ah ah
Ah ah ah

泣きながら笑顔を作って
にじんだメイクが揺れている
ああ
こぼれる涙の滑稽さを
過ぎた日々に触れて 思い出す
ああ
ああ


Living just a little
Laughing just a little
Ain't easy
Ah ah ah ah ah
Living just a little
Laughing just a little
Ain't easy
Ah ah oh no no

つつましく生きて
ささやかに笑うこと
それがうまくいかない
ほんの少し 生きて
ほんの少し笑って暮らすのは
簡単なことじゃない

Laugh everyone at the fool
With his heart in his hand
Ah ah ah
Still he can't quite understand
That he's less than a man
Ah ah ah
Ah ah ah

みんな あの愚か者を笑ってる
胸の奥をそのまま差し出す彼を
ああ
それでもまだ気づけずにいる
自分が“男”になれない痛みを
ああ
ああ

Lost somewhere deep in his shell
There's an ember of pride
Ah ah ah
Watch how he tries hard to hide
That he's dying inside
Ah ah ah
Ah ah ah

殻の奥に残った誇りの火が
消えずに揺れているのに
ああ
見てごらん 彼は必死に隠してる
胸の内側で崩れそうなことを
ああ
ああ

Hey we're living just a little
Laughing just a little
Ain't easy
Sometimes it's hard
Sometimes it's hard

そうさ少しだけ生きて
少しだけ笑うことさえ
難しいんだ
ときどき
ときどき 苦しくなる

Living just a little
Laughing just a little
Ain't easy
Oh no no no no

ほんの少し生きて
ほんの少し笑うだけでも
それは簡単じゃない

Living just a little
Laughing just a little
Ain't easy
So ah ah ah ah ah
Sometimes

つつましく生きて
ほんの少し笑うこと
それは簡単なことじゃない
ときどきさ

(Words and Idioms)
smeared=塗りつけられた、汚れた、にじんだ

日本語訳 by 音時


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 この曲はやっぱり「生きることのつらさ」を歌っているのかなぁ。ただし、単に「人生はつらい」と言っているのではなく、“笑われながらも必死に生きようとする人間の弱さと誇り”ってことなんだな。
 出だしの歌詞の主人公が「道化師(clown / fool)」なのですが、これは誰もがクラウンなんだってことなんだろうと思いました。 人は弱さを抱えながら、それでも生きようとする 。ささやかに生きて、ちょっとだけ笑うことだってツラいことはある。それでも頑張ってる…。

 ◆あらためてソングライティングを確認したら、トム・ベルとリンダ・クリード。

リンダ・クリードと言えば、すぐに思い浮かぶのがこの曲。なんかうなずいてしまった。

The Greatest Love Of All / グレイテスト・ラヴ・オブ・オール

 リンダ・クリードさんのウィキペディアより:

 ギャンブル&ハフの会社、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードのトム・ベルと組み、「Stop, Look, Listen (To Your Heart)」を書き、スタイリスティックスがポップ・チャートでトップ40に押し上げた。その後もスタイリスティックスに提供した「ユー・アー・エヴリシング」、「ゴーリー・ワウ」、「誓い」などが歴史的成功を収める。
 2人はスピナーズの「Ghetto Child」、「I'm Coming Home」、「Living a Little, Laughing a Little」、「The Rubberband Man」なども書いてヒットした。彼女は同郷の女性歌手フィリス・ハイマン(英語版)とも多く共作し、「Old Friend」が有名。

(経歴)
1974年、26歳のときに乳がんと診断されたにもかかわらず、音楽活動を続け、作曲家マイケル・マッサーと「Greatest Love of All」を書き、1977年のモハメド・アリの伝記映画『アリ/ザ・グレーテスト』の主題歌(歌唱:ジョージ・ベンソン)となった。