この曲は「ルック・オブ・ラブ」(The Lexicon of Love)からのセカンド・シングル。邦題は“嘆きのポイズン・アロウ”と邦題作成のパターンでは「◎◎の原型タイトル」。
 うーむ、「愛のポイズン・アロウ」ではなく「嘆きのポイズン・アロウ」としたあたり、ネーミングのイメージを一工夫した感じでしょうかね(;^_^A。

おおっと、日本ではセカンドシングルはCMがらみで“バレンタイン・デー”だったようで、“Poison Arrow”はサード・シングルだった模様です。

◆“Shoot that poison arrow to my heart“=僕の心に毒矢を放て...というのはどういう意味なんだろう?
自ら毒矢で射られることを望む心境とは? 
キューピッドの矢がハートに当たると恋をしてしまうわけですが、それが毒矢だったら...?



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(Fry、White、Singleton、Palmer、Mark Lickley)

Released in 1982 
US Billboard Hot100♯25
From the Album“The Lexicon of Love” 

*原詞は太字

If I were to say to you,
 "can you keep a secret?"

Would you know just what to do
or where to keep it?

Then I say, "I love you", foul the situation
Hey girl, I thought
we were the right combination


もし僕が「秘密を守れる?」って聞いたら  
どう振る舞えばいい?どこに隠せばいい? 
なのに僕が「愛してる」なんて言ったせいで
全部パーさ  
ねえ 僕たちって
最高の組み合わせだと思ってたのに

Who broke my heart, you did, you did
Bow to the target, blame Cupid, Cupid
You think you're smart, stupid, stupid

僕の心を壊したのはきみさ そうきみなんだ  
矢を放ったのはキューピッドのせいにしてさ  
自分は賢いつもりなんだろ?  
……ほんと、バカだよね

Shoot that poison arrow to my heart
Shoot that poison arrow
Shoot that poison arrow to my heart
Shoot that poison arrow

僕の胸めがけて毒矢を放て  
毒矢を放って欲しいんだ  
僕の心臓めがけて毒矢を放て  
さあ 撃ち込んでくれ

No rhythm in cymbals, no tempo in drums
Love on arrival, she comes when she comes
Right on the target but wide of the mark
What I thought was fire was only the spark

シンバルにはリズムもなく
ドラムにもテンポがない  
恋なんて 来るときにふいにやって来るだけ  
狙いは合ってるのに なぜか当たらない  
炎だと思ってたものは ただの火花だったんだ

The sweetest melody
Is an unheard refrain
So lower your sights, yeah
But raise your aim, raise your aim

いちばん甘いメロディーは  
まだ誰の耳にも届いていないリフレイン  
だから狙いは低く構えて  
だけど狙いは高く──もっと高く

Who broke my heart, you did, you did
Bow to the target, blame Cupid, Cupid
You think you're smart, stupid, stupid

僕の心を壊したのはきみ  そうきみだよ
矢を放ったのはキューピッドのせいにしてさ  
自分は賢いつもりなのかい  
……いやきみはバカだよ

Shoot that poison arrow to my heart
Shoot that poison arrow
Shoot that poison arrow to my heart
Shoot that poison arrow

僕の胸めがけて毒矢を放て  
毒矢を放ってくれよ
僕の心臓めがけて毒矢を放て  
さあ 撃ち込んでくれ

I thought you loved me,
but it seems you don't care

I care enough to know,
can never love you


きみが僕を愛してると思ってた
でも実際はどうでもいいんだろう?
僕はきみのことを気にしすぎたせいで
もうきみを愛せなくなってしまった

Who broke my heart, you did, you did
Bow to the target, blame Cupid
You think you're smart, that's stupid
Right from the start
when you knew we would part



僕の心を壊したのはきみ  そうきみさ  
矢を放ったのはキューピッドのせいにして  
自分は賢いつもりなんだろ?  
……ほんと バカだよね
最初から僕たち別れるって思ってたのかい

Shoot that poison arrow to my heart
Shoot that poison arrow
Shoot that poison arrow to my heart,
heart, heart

Shoot that poison arrow

僕の胸めがけて毒矢を放て  
毒矢を放ってほしいのさ
僕の心臓めがけて毒矢を放て  
ここだよ 心臓を外さないでくれ
さあ 撃ち込むがいい

Heart
Shoot that poison arrow
Shoot that poison arrow

ここだよ
ハートに毒矢を撃ち込んでくれ


日本語訳 by 音時


RLook

ううむ、やっぱり愛にはいろんなものがあるなあ。

「傷つけられる」ことを主人公はむしろ歓迎しているのか、まだ彼女を忘れられないでいるんだな。
「毒矢が刺さる」…というのは、自ら傷つこうとそれを受け止める気持ちなのかもしれません。

「◎◎の原題」という邦題ですが、“嘆きの...”と付けたのもちょっと変わっていて、ただの“ポイズン・アロウ”とするより、曲の雰囲気も伝わり、ちょっといいかもしれないな。


◆MVについての解説がWikipediaにありました。
ミュージック・ビデオでは、ABCのリード・ボーカリスト、マーティン・フライが3役を演じている。傲慢な上流階級のオペラ・パトロン、オペラのメッセンジャー・ボーイ、そして1960年代風のスウィンギング・ナイトクラブのバンドリーダーだ。彼は3つの役柄すべてにおいて、テレビタレントで女優のリサ・ヴァンダーパンプ(後に『リアル・ハウスワイフズ・オブ・ビバリーヒルズ』や『ヴァンダーパンプ・ルールズ』に出演)が演じるヒロインを口説こうとするが、いずれも失敗に終わる。

この頃のABC、やっぱり洒落てるし、芝居がかったドラマを演じてるような感じがします!