この曲、沢山の難しいWordが出てくる。
こちら、どなたかが作った動画、いろんな形容詞を紙に書いてめくっていくという面白い作りになっています。イン・エクセスのPVで使われたパターンですね。

 スーパートランプのバンド名の意味は「漂流者」。メンバーのリック・デイヴィス(R.I.P...)が同姓のよしみで好きだったというウィリアム・ヘンリー・デイヴィスの小説「The Autobiography of a Super-Tramp(素晴らしき放浪者の自叙伝)」からとられたもの、とのこと。
誰ですか?「でっかいトランプ」を想像したのは!(笑)


71964aa56a168ec119914ba59b4a9b73

Songwriters: DAVIES, RICHARD / HODGSON, ROGER
The Logical Song lyrics c Universal Music Publishing Group

Released in 1979
US Billboard Hot100#6
From The Album“Breakfast In America”

*原詞は太字

When I was young, 
it seemed that life was so wonderful, 
a miracle, it was beautiful, magical 
And all the birds in the trees, 
well they'd be singing so happily, 
joyfully, playfully, watching me 

僕が子どもだった頃
人生はとても素敵に見えた
奇跡的で 美しく 魔法のようだった
木々の枝で鳥たちは皆
幸せそうにさえずっていて
喜びに溢れ 陽気に僕を見つめてた

But then they send me away 
to teach me how to be sensible, 
logical, responsible, practical 

そのあと 彼らは僕を送り出した
僕に分別を教えるためにね
論理的に 責任を持ち  現実的に
そうあるにはどうしたらよいかを

And they showed me a world 
where I could be so dependable, 
clinical, intellectual, cynical 

僕にそういう世界を教え込んだんだ
責任を持ち どこか無機質で 
知的で 物事を皮肉的に見るようにね

There are times 
when all the world's asleep 
The questions run too deep 
for such a simple man 

Won't you please, 
please tell me what we've learned 
I know it sounds absurd 
but please tell me who I am 

世界がみんな
眠ってしまうときがある
疑問は深まるばかりさ
僕のような単純な人間にはね

お願いだよ 
僕たちはいったい何を学んだのか
教えてくれないか
ばかげてるのは分かってるけど
お願いだよ 僕がだれ?ってことも
教えてほしいのさ

I said now, watch what you say, 
now we're calling you a radical, 
a liberal, fanatical, criminal 
Won't you sign up your name, 
we'd like to feel you're acceptable, 
respectable, presentable, a vegetable 

あのさあ
言葉には気をつけた方がいいよ
だってそれは過激だとか
進歩的とも 狂信的とも
犯罪を犯してるとも言われるんだ
きみの名前をサインしてくれよ
きみが社会にとって
都合のいい“まともな人間”で
従順で無害な“野菜”みたいな存在なんだと
僕らに思わせてほしいんだ


But at night, 
when all the world's asleep 
The questions run so deep 
for such a simple man 

Won't you please (Won't you tell me),
 (You can tell me what) 
please tell me what we've learned
 (Can you hear me?) 
I know it sounds absurd, 
(Won't you help me) 
please tell me who I am, 
who I am, who I am, who I am 

でも夜になると
世界がみんな眠ってしまうんだ
疑問は深まるばかりさ
僕のような単純な人間にはね

お願いだよ 
僕たちはいったい何を学んだのか
教えてくれないか
(僕の声聞こえてる?)
ばかげてるのは分かってる
だけどお願いさ 
僕がだれ?ってことも
教えてほしいんだ

But I'm thinking so logical 
Did you call, one two three four 

It's getting unbelievable

これでも論理的に考えたのさ
僕のこと呼んだ?
 one two three four

もう信じられないくらいだよ…


(Words and Idioms)
sensible=分別ある
send away=遠くにやる
dependable=責任ある
clinical=客観的に 冷静な
cynical=皮肉的 冷笑的
absurd =不合理な 同義に反した
radical=過激な
liberal=自由な 進歩的な
fanatical=狂信的な
acceptable=喜ばれる 容認できる
presentable=体裁がいい

日本語訳 by 音時

breakfast-in-america-s2AC06FW

歌詞の内容は…うーむ。

子どもの頃の純粋さが...大人になるにつれて社会の“こうあるべき”に押しつぶされ、やがて自分が誰なのか分からなくなる葛藤...。
 子どもの「幸せだった世界」が、社会の常識に矯正されていく中で自分のアイデンティティを見失いそうにんってる物語」って感じかな…。

◆Supertramのwikipediaの解説より:

初期のサウンドは当時隆盛を誇ったプログレッシブ・ロックの影響が色濃く出ているが、その後はポップ色を強めていく。その音楽性は10ccやエレクトリック・ライト・オーケストラらと同列で語られることが多い。1979年発表のアルバム『ブレックファスト・イン・アメリカ』が、ついに全米ビルボード・チャート第1位を獲得。ポップなメロディとユニークなジャケットの効果もあって、アメリカだけで400万枚(全世界で1800万枚)を売り上げるなど、バンドにとって最大のヒットとなった。本作からはシングルでも「The Logical Song」(全米6位)や「Take The Long Way Home」(全米10位)などのヒット曲を生み出した。


 ・スーパー・トランプを初めて聴いたのは全米Top40での「Give A Little Bit」(1977年 最高位15位)でした。ヴォーカルの声が細くて独特な印象があったのですが、この声の持ち主がロジャー・ホジソン。僕にとってはこの曲が最初からSupertrampだったのですが、バンドのなかで当初ロジャーはあまりリードヴォーカルを取っていなかったようです。

スクリーンショット 2026-02-27 061216

・当初はSupertrampの「声」はリックのちょっと太い声。これにロジャーの細い声が絡まって交互に歌うなど曲の面白味がでてきました。(「Goodbye Stranger」なんかはその真骨頂の曲ですね!)
 「The Logica Song」は当初は「とても論理的な歌」という邦題が付いていたと記憶しています。なんでかというと、チャートのノートをつけていたときに邦題の欄にそう書いて、辞書で「Logical」を引いた記憶があるので。
 この曲も歌詞の単語の意味を調べるのにかなり辞書を引きました…!(^▽^;)

maxresdefaultBreakfast


◎アルバムのアートワークに登場したリビーさん。当時は日本にも来日してくれたそうです(うーん、覚えてない)。その時の写真は見当たりませんでしたが、2010年頃のリビーさんの写真がWebサイトにありました!(まだ元気でご健在なのかな)

スクリーンショット 2026-02-27 060940


◆ヴォーカルのロジャー・ホジスンwithオーケストラ。 




◆Ringo Starr's AllStar Bandでの“The Logical Song”。ロジャー・ホジソンが参加したのは2001年。ギターはイアン・ハンター。ドラムの女性はシーラ・E。