アルバム「スケアクロウ」収録のラスト曲「R.O.C.K. in the U.S.A.」。
全米2位になったこの曲にはサブタイトルが付いています。

 “A Salute to 60's Rock”=「60年代ロックへの敬礼」。

メレンキャンプ自身はこんな風に言っていたようですね。(この曲のSongfactsページより)

「この曲のテーマが人々に伝わっていないと思う。きっと上手く歌えてなかったんだろう」と自省していたものの、この曲は大ヒットを記録した。この曲は、アメリカでロックンロールがどのように誕生したのか、そして音楽のために個人的なリスクを恐れなかった(今では悪名高い)ミュージシャンたちが、いかにして次世代に強い影響を与えたのかを描いている。
 メレンキャンプ自身も
 「彼らは俺たちの頭を夢でいっぱいにし、世界をひっくり返した」と歌っている。

◆でも、2026年2月12日の音楽ニュース amass.jp にこんな記事が出ていました。

ジョン・メレンキャンプ、嫌いなヒット曲「R.O.C.K. In The U.S.A.」が
アルバム『Scarecrow』に収録された経緯を語る

ニュースはこちら

はい、同じようなことがWikipedia情報にも出ていました。

ジョン・メレンキャンプの伝記『Born in a Small Town』によると、メレンキャンプは当初「R.O.C.K. in the U.S.A.」をアルバム『スケアクロウ』に収録することに消極的で、「Rain on the Scarecrow」や「Face of the Nation」のような陰鬱な曲と並べるにはこの曲は軽薄すぎると感じていたという。
スケアクロウについて:「本当にギリギリの決断だった。スケアクロウのカセットとCDにボーナス・パーティー・トラックとして収録するつもりだったんだけど、マネージャーがそのエネルギーを気に入ってくれたので、『よし! いいじゃないか!』って思ったんだ。」


でも amass.jpの記事はよりリアルにメレンキャンプの心情を伝えてくれました(;^_^A。


Mellencamp-scarecrow


Songwriter: John Mellencamp

Released in 1986
US Billboard Hot100 ♯2
From the Album“Scarecrow” 

*原詞は太字

They come from the cities
And they come from the smaller towns
Beat up cars with guitars and drummers
Goin crack boom bam

都会からやって来る奴らも
小さな町からやって来る奴らも
ギターやドラムを積んだボロ車で
クラック・ブーム・バン!

R.O.C.K. in the U.S.A.
R.O.C.K. in the U.S.A.
R.O.C.K. in the U.S.A., Yeah, Yeah!
Rockin' in the U.S.A.

U.S.Aでロックしてるぜ!

Said goodbye to their families
Said goodbye to their friends
With pipe dreams in their heads
And very little money in their hands
Some are black and some are white
Ain't to proud to sleep on the floor tonight
With the blind faith of Jesus you know
that they just might, be
Rockin' in the U.S.A.
Hey!

家族に別れを告げて
友だちにもサヨナラをして
頭の中には叶いそうもない夢を抱え
手にした金はほんのわずか
黒人もいれば白人もいる
今夜は床で寝ることだって厭わない
イエスのような盲信があれば
彼らだってきっと
U.S.A.でロックしてるぜ
ヘイ!

Voices from nowhere
And voices from the larger towns
Filled our head full of dreams
Turned the world upside down

どこからともなく響く声
そして大きな町からの声
俺たちの頭の中は夢でいっぱいで
それで世界をひっくり返したのさ

There was Frankie Lyman-
Bobby Fuller-Mitch Ryder
(They were Rockin')
Jackie Wilson-Shangra-las-Young Rascals
(They were Rockin')
Spotlight on Martha Reeves
Let's don't forget James Brown
Rockin' in the U.S.A.
Rockin' in the U.S.A.
Hey!

フランキー・ライマン
ボビー・フラー、ミッチ・ライダー
(みんなロックしてた)
ジャッキー・ウィルソン
シャングラ・ラス、ヤング・ラスカルズ
(みんなロックしてた)
マーサ・リーヴスにスポットライトを当てよう
ジェームス・ブラウンも忘れるな!
ロックン・イン・ザ・U.S.A.
ロックン・イン・ザ・U.S.A.
ヘイ!

R.O.C.K. in the U.S.A.
R.O.C.K. in the U.S.A.
R.O.C.K. in the U.S.A., Yeah, Yeah!
Rockin' in the U.S.A.

ロックン・イン・ザ・U.S.A.
ロックン・イン・ザ・U.S.A.
U.S.A.でロックしてるぜ!

(Words and Idioms)
beat-up 【形】 〔物が使い古されて〕ぼろぼろの、ヨレヨレの、くたびれた 

日本語訳 by 音時

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◆この曲が最高位2位になった時の全米チャートは…?

 US Top 40 Singles For The Week Ending 5th April, 1986
TW LW TITLE Artist (Label)- Weeks on Chart (Peak To Date)

“ロック・ミー・アマデウス”が1位をキープ。ジョン・クーガー・メレンキャンプは4位から2位に上昇で次週はもしかして…?を思わせましたが…次週は4位にダウン。1位ファルコ、2位プリンス、3位バングルスと…2・3がプリンス楽曲となるチャートでした!

1 1 ROCK ME AMADEUS –•– Falco (A&M)-9 (2 Weeks at #1) (1)
2 4 R.O.C.K. IN THE U.S.A. –•– John Cougar Mellencamp (Riva)-10 (2)
3 5 KISS –•– Prince & The Revolution (Paisley Park)-7 (3)
4 3 SECRET LOVERS –•– Atlantic Starr (A&M)-15 (3)
5 2 THESE DREAMS –•– Heart (Capitol)-12 (1)

6 6 WHAT YOU NEED –•– INXS (Atlantic)-12 (6)
7 11 MANIC MONDAY –•– The Bangles (Columbia)-11 (7)
8 9 LET’S GO ALL THE WAY –•– Sly Fox (Capitol)-15 (8)
9 13 ADDICTED TO LOVE –•– Robert Palmer (Island)-9 (9)
10 7 NIKITA –•– Elton John (Geffen)-12 (7)