今月後半の夜の部企画は“クイーン”の曲のなかでベーシストのジョン・ディーコンの作った楽曲の和訳記事を取りあげていくこととします!

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 ご存じの方も多いでしょう!ジョンはとても優れたソングライター。Queenのアルバムのなかでもきらっと光るポップセンス。ジョンの曲があってこそ、フレディ、ブライアン、そしてロジャーの作品が生きてきます。それだけじゃなく、クイーンのなんとあのヒット曲も実はジョンの作品...!ということも多々あるのですよ。

◆それでは第一弾!
あの“Killer Queen”が収録された、クイーンの3rdアルバムで初めてジョンのソングライティングした曲がお目見えしました。それがこの“ミスファイアー(Misfire)”。
 楽しめるポップソングに乗っかってフレディが自由自在に色んな声を出して歌ってるのも楽しいですね。


“misfire” 動詞 自動詞 (Weblio英和辞典)
1a〈銃砲などが〉不発になる. b〈内燃機関が〉着火[点火]しない.
2〈しゃれ・計画が〉効を奏さない,うけない.

“ミスファイアー”は弾を外すこと…ではなく、それ以前の「不発」ってことなんですね。
この歌詞の設定だと、女のコに“Don't You Misfire”と呼びかけてることから、不発で終わっちゃダメだよ→しっかり気持ちを打ち明けて!っていうところかな。

ちなみに、「しゃれがウケない」こともMisfireって言うんだ。日本語でいう「スベる」も“Misfire”に該当するのかな。


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(John Deacon)

Released in 1974
From the Album“Sheer Heart Attack” 

*原詞は太字

Don't you misfire
Fill me up with the desire
To carry on

不発に終わっちゃダメさ
僕を願いを満たしてよ
この恋を続けるために

Don't you know, honey
That love's a game?
It's always hit or miss
So take your aim
Got to hold on tight
Shoot me out of sight

知らないのかい  ハニー
愛ってゲームなんだ
いつも当たるか外れるか
だから狙いを定めて
しっかり掴んで
視界から消えるまで撃ち抜いて

Don't you misfire, fill me up
With the desire to carry on
(Uuuuuuu-ah, uuuuuuu-aaaaaah)

Don't you misfire, fill me up
With the desire to carry on

気持ちを打ち明けて
僕の願いを満たしてよ
二人でやっていこうよ
不発のまま終わらないで
僕の中に恋の衝動を満たして
僕はこの恋を続けていきたいんだよ

Your gun is loaded
And pointing my way
There's only one bullet
So don't delay
Got to time it right
Fire me through the night

きみの銃に弾丸を込め
そして僕に狙いを定めてる
弾丸はたった一つ
だから遅れちゃだめさ
タイミングを見計らって
夜通し 僕を撃ち抜いてよ

(Uuuuh)
Come on, take a shot
Fire me higher
Don't you miss this time
Please don't misfire (Aaaah)
Misfire

さあ 撃ってごらん
もっと高く狙いを定めてよ
今度は外さないでくれ
お願いだから 
不発に終わらないで(ああ)
きみの気持ちを伝えてよ

日本語訳 by 音時


Misfire = 気持ちを伝えられない / タイミングを逃す / 勇気が出ずに終わる…と解釈して和訳しました。

この曲はクイーンの3rdアルバム「Sheer Heart Attack」をだいぶ ポップなアルバムにした印象があります。ちょっと魔女とか悪魔とかとはイメージが違って...1st、2ndと聴いてきたクイーンのガチのファンの方は、クイーンらしくない…と言うかもしれません。でも僕は、クイーンに“親しみやすさ“を感じた曲とも言えるなぁ…。

楽しくて、可愛いい、ちょっとおしゃれな感じの曲でした。ジョンの才能、芽生え始めました…!
そして次のアルバム「オペラ座の夜」では、ジョンの曲がなんとシングルにもなるんです!
(続きはまた明日...!)


◆ファンの方が作った“Misfire”の動画。クイーンの様々な映像を組み合わせて作ってます。
あらためて、フレディの変幻自在なヴォーカルも楽しめます!