この曲でアルバムはフィナーレを迎えます。ラストの曲は、ホイットニーと実のお母様“ Cissy Houston”とデュエット曲“I Know Him So Well”です。
◆この曲のWikipediaより;
この曲はティム・ライス、ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースによるコンセプトアルバム、そしてその後のミュージカル『チェス』に収録されているデュエット曲です。元々はイレーネ・ペイジ(フローレンス役)とバーバラ・ディクソン(スヴェトラーナ役)によって歌われていました。このデュエットでは、ロシアのチェスチャンピオンの別居中の妻スヴェトラーナと、愛人フローレンスという二人の女性が、彼へのほろ苦い感情と、二人の関係が破綻していくのを見守る気持ちを表現しています。
◆ソングライターはティム・ライスと、おお、なんとABBAの男組“ベ二ー”と“ビヨルン”じゃないですか。調べてみると、この曲もともとはこの曲のコーラスは、ABBAの1977年のツアーでライブ演奏された「アイ・アム・アン・A」のコーラスに基づいている、とのこと。(「アイ・アム・アン・A」は公式にはリリースされなかったが、様々な海賊版で流通している)…以上、Wikipedia情報でした。
ABBAの“I am an A”の音源・和訳はこちら
◆ミュージカル「チェス」の俳優のイレーネ・ペイジとバーバラ・ディクソンによる“I Knew Him So Well”は1985年の2月~3月にかけて4週間、全英No.1になり大ヒットしました。女性デュオによる全英チャート史上最大の売り上げを記録したシングルとしてギネスブックに認定されているそうです。
(同じくミュージカル「チェス」からのヒットにはマレー・ヘッドの『ワン・ナイト・イン・バンコック』がありますね)*この曲は和訳してないんだな...。

(フォリナーから1位を奪取、デッド・オア・アライヴに王座を明け渡す)(;^_^A
ミュージカル「チェス」と、“I Know Him So Well”の歌の内容の話に戻ります。この曲は、物語後半で歌われるようです。 チェスの世界チャンピオンであるアナトリ―という男性を、同じ男性を愛したフローレンス(愛人) と スヴェトラーナ(妻)の女性2人がデュエットをするんですね。恋のライバルではあるのですが争うのではなく、むしろ「彼を愛した者同士」として静かに共感し合う曲になります。
Wikipediaに下記のこの曲のシングル画像があったので調べると、このアルバムから6枚目にして最後のシングルとして、1988年11月にオーストラリア、ドイツ、オランダ、スペインでリリースされたそうですね。

(Tim Rice、Benny Andersson、Björn Ulvaeus)
Released in 1988
From the Album“Whitney”
*原詞は太字
[Verse 1: Whitney Houston]
Nothing is so good, it lasts eternally
Perfect situations must go wrong
But this has never yet prevented me
From wanting far too much for far too long
永遠に続くなら どれほど素晴らしいでしょう
完璧な状況だっていつかは崩れてしまうもの
そんなことがあっても私は止まれなかった
あまりにも長いあいだ 求めすぎてきたから
Looking back, I could have done it differentlyWon a few more moments
Who can tell?
But it took time to understand the man
Now at least I know, I know him well
振り返れば違うやり方もあったのかもしれない
もう少しだけあの瞬間をつかめたのかもしれない
でもそんなことは誰にも分からない
彼という人を理解するには時間が必要だった
でも今なら言える 少なくとも
私は彼をよく知っているつもり
私は彼をよく知っているつもり
[Chorus: Whitney Houston & (Cissy Houston), Both]
Wasn't it good? (Wasn't it good?)
Wasn't it fine? (Wasn't it fine?)
Isn't it madness he can't be mine?
But in the end
He needs a little bit more than before
Security (He needs his fantasy and freedom)
I know him so well
素敵な人だったわよね?(本当に素敵だった)
いい男だったでしょう?(ええ いい男だった)
まるで理不尽よ 彼が私のものになれないなんて
でも結局のところ
彼は前よりももっと多くを求めているの
安心できる場所を…(彼に必要なのは“夢”と“自由”)
私は彼のことをよく分かってるから
いい男だったでしょう?(ええ いい男だった)
まるで理不尽よ 彼が私のものになれないなんて
でも結局のところ
彼は前よりももっと多くを求めているの
安心できる場所を…(彼に必要なのは“夢”と“自由”)
私は彼のことをよく分かってるから
[Verse 2: Cissy Houston & (Whitney Houston)]
No one in your life is with you constantly
No one is completely on your side
And though I move my world to be with him
Still the gap between us is too wide
人生でいつもそばにいてくれる人なんていない
完全に自分の味方でいてくれる人もいない
彼と一緒にいるために
私は自分の世界を変えようとした
だけど私たちの間にある溝はあまりにも深かった
Looking back (Looking back)
I could have played it differently (Differently)
Learned about the man before I fell
But I was ever so much younger then
Now at least I know,
I know him well
I know him well
振り返ってみれば(振り返ってみれば)
違うやり方ができたのかもしれない(違うやり方で)
彼という人を知るべきだった 恋に落ちる前に
でもあの頃の私はあまりにも若かった
今なら少なくとも言える
私は彼のことをよく分かってるの
[Chorus: Cissy Houston & (Whitney Houston), Both]
Wasn't it good? (Oh, so good)
Wasn't it fine? (So fine)
Isn't it madness he can't be mine?
素敵な人だったでしょ?(本当に素敵だった)
いい男だったわよね?(ええ いい男だった)
おかしいわよ 彼が私のものになれないなんて
[Bridge: Cissy Houston & Whitney Houston]
Didn't I know how it would go
If I knew from the start
Why am I falling apart?
どうなるかなんて分かっていたはず
最初から分かっていたなら
どうして こんなにも傷ついてしまうの?
[Chorus: Cissy Houston & Whitney Houston, Both]
Wasn't it fine (Oh, wasn't it fine?)
Isn't it madness he can't be mine?
But in the end, he needs a little more than before
Security
He needs his fantasy and freedom
(I know him so well)
(I know him so well)
いい男だったわよね?(ほんとにいい男だった)
彼が私のものにならないなんてまるで理不尽
だけど結局 彼は前よりももっと多くを求めてるのよ
安心できる場所を
“夢”と“自由”がなければ 彼じゃないもの
(私は彼のことをよく分かってるの)
[Outro: Cissy Houston & Whitney Houston]
It took some to understand him
Hoo-ooh
I know him so well
彼を理解するには時間がかかったわ
ああそうよ
私は彼のこと よく知ってるから…
日本語訳 by 音時
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さて、アルバム全曲和訳、いかがだったでしょうか。
いま振り返ってみても、このアルバム「Whitney(ホイットニーⅡ)」は彼女としても転換期にあった重要な作品だったなあと思います。
デビュー作ではやっぱり「驚異の新人」。2作目で試されたホイットニーは見事にこたえ、アーティストとして「世界のトップ」になったと思います。(商業的にも歴史的にも)マイケルやマドンナと並んで、80年代後半のポップ・ミュージックの象徴にもなり、キラキラt輝いておりました。
また、ポップ、ダンス、バラード、と歌唱力と表現力、リズム感を生かして、なんでもいける女性シンガー、としての地位も確立したと思います。
そして、みなさんも、ヒット曲とともに、その時のあなたの当時の想い出がよみがえってくるのではないでしょうか。

そのあとの“One Moment In Time “、I’m Your Baby Tonight”、スーパーボウルでの試合前の国歌を斉唱“...、“ボディーガード”(サントラ)、“ため息つかせて”(サントラ)…と、そのあとのホイットニーは円熟した女性シンガーとしても活躍を続けていき、そして…悲しい😢突然の別れが訪れる…のを知っている洋楽ファンだからこそ、この2nd アルバムの作品的な価値を思わずにはいられません…!
あらためて各和訳記事が、ホイットニーの才能を感じさせる、バラエティーに富んだ楽曲の収録されたこのアルバムを聴くガイドとなることを祈ってペンを置きます…(キーボードを閉じます…)。
このアルバムを聴いたときはもうCDだったかなぁ。
全11曲、お付き合いいただき、ありがとうございました!
ホイットニーの14回目の命日に際して….。また、ポップ、ダンス、バラード、と歌唱力と表現力、リズム感を生かして、なんでもいける女性シンガー、としての地位も確立したと思います。
そして、みなさんも、ヒット曲とともに、その時のあなたの当時の想い出がよみがえってくるのではないでしょうか。

そのあとの“One Moment In Time “、I’m Your Baby Tonight”、スーパーボウルでの試合前の国歌を斉唱“...、“ボディーガード”(サントラ)、“ため息つかせて”(サントラ)…と、そのあとのホイットニーは円熟した女性シンガーとしても活躍を続けていき、そして…悲しい😢突然の別れが訪れる…のを知っている洋楽ファンだからこそ、この2nd アルバムの作品的な価値を思わずにはいられません…!
あらためて各和訳記事が、ホイットニーの才能を感じさせる、バラエティーに富んだ楽曲の収録されたこのアルバムを聴くガイドとなることを祈ってペンを置きます…(キーボードを閉じます…)。
このアルバムを聴いたときはもうCDだったかなぁ。
全11曲、お付き合いいただき、ありがとうございました!
R.I.P... Whitney Elizabeth Houston (August 9, 1963 – February 11, 2012)
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