「午年」ということで、「馬」にちなんだ英単語5つです。
(こちらのサイトより)
1.horse 一般的な「馬」
人々が乗ったり、物を運んだり、車を引っ張ったりするために使用する4本の足を持つ大きな動物。
オスの成馬。
2.stallion 繁殖に使用される成体のオスの馬。種馬。
3.mare :メーヤ 完全に成熟したメスの馬または他の馬の動物。
4.foal:フォール 若い馬。1歳以下の馬。ラバまたは関連する動物。
5.pony:小型の品種の馬のことを総称した言葉。通常は肩の高さが146センチメートルより低い馬。
◆この曲「Chestnut Mare(邦題:栗毛の雌馬)」。
この曲は「午年」にちなんだ曲で、このブログ読者の「野うさぎ」さんにご紹介いただいた曲です。
(野うさぎさん コメントより)
1965年に「Mr. Tambourine Man」と「Turn! Turn! Turn!」を全米1位、「Eight Miles High」を全米14位に送り込んだ60年代の名バンド「ザ・バーズ(The Byrds)」の1970年2枚組「(Untitled)」収録曲に「Chestnut Mare(邦題:栗毛の雌馬)」という曲があります。
非常に言葉数の多い寓話的な歌詞ですが、ロジャー・マッギン、クラレンス・ホワイトによるギターワークと共に、ファンからは非常に人気の高い曲です。和訳のしがいがある曲だと思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。
トム・ペティっぽいと思われるでしょうが、トムの方がザ・バーズから多大な影響を受けています。ライヴアルバムでもカヴァーしてますし。
はい、確かに歌い方がトム・ペティっぽい…笑。(トムの方がザ・バーズの影響を...)
◆主人公は野生の“栗毛の雌馬(chestnut Mare)”を捕まえて飼い慣らしたいと考えています…。

Songwriters:Roger McGuinn, Jacques Levy
Released in 1970
US Billboard Hot100 #121
UK Single Chart #19
From the Album“ (Untitled) ”
*原詞は太字
Always alone never with a herd
Prettiest mare I’ve ever seen
You’ll have to take my word
いつも一頭 群れていることはない
これまで見たどんな牝馬よりも美しい
信じてもらうしかないけどな
I’m going to catch that horse if I can
And when I do I’ll give her my brand
捕まえられるものならあの馬を捕まえる
捕まえたら俺の焼き印をあの馬に押すんだ
Well I was up on stony ridge after this chestnut mare
I’d been chasin’ her for weeks
Oh, I’d catch a glimpse of her every once in a while
Takin’ her meal, or bathin'
A fine lady
あの栗毛の牝馬を追って石の多い尾根にいた
何週間も追いかけていたんだ
ああ時々 あの馬の姿を垣間見ていた
食事中だったり 水を浴びてたり
まるで淑女みたいなやつでさ
This one day I happened to be real close to her
And I saw her standin’ over there
So I snuck up on her nice and easy
Got my rope out
And I flung it in the air
ある日 たまたま「彼女」のすぐ近くにいたんだ
そして あそこに立っているのが見えた
そこで俺はそっと忍び寄った
ロープを取り出して
空中に放り投げた
I’m going to catch that horse if I can
And when I do I’ll give her my brand
And we’ll be friends for life
She’ll be just like a wife
I’m going to catch that horse if I can
捕まえられるものならあの馬を捕まえる
捕まえたらあの馬に 俺の焼き印を付けるんだ
そして俺たちは一生友達になるのさ
「彼女」は 俺の女房みたいになるよ
もし捕まえられるなら あの馬を捕まえる
Well I got her, and I’m pullin’ on her,
and she’s pullin’ back
and she’s pullin’ back
Like this mule goin’ up a ladder
And I take a choice and I jump up on her
Damned if I don’t land right on top of her
捕まえたぞ 引っ張ると
「彼女」は後ろに下がった
「彼女」は後ろに下がった
梯子を登るラバみたいに後ずさりしやがる
そして俺は決断し「彼女」に飛び乗る
ほんとにそのまま背中に落っこちちまったのさ
And she takes off, runnin’ up on to the ridge
Higher than I’ve ever been before
She’s runnin’ along just fine, 'til she stops
And something spooked her
It’s a sidewinder, all coiled and ready to strike
She doesn’t know what to do for a second
But then she jumps off the edge
Me holding on
「彼女」は飛び立ち 山の尾根へと駆け上がる
今まで登ったことのないほど高く
順調に走っていたが 止まった
何かが「彼女」を驚かせたんだ
ガラガラヘビだ
とぐろを巻いて 今にも噛みつこうとしてやがる
とぐろを巻いて 今にも噛みつこうとしてやがる
一瞬どうしたらいいのか分からなかったが
そしたら「彼女」は崖から飛び降りやがった
俺は必死でしがみついたままさ
俺は必死でしがみついたままさ
Above the hills
Higher than eagles were gliding
Suspended in the sky
Over the moon
Straight for the sun we were riding
My eyes were filled with light
丘の上
鷲が滑空するよりも高く
空に吊り下げられたみたいに浮かんでいた月を越えて
太陽に向かって
俺たちはまっすぐ走っていた
俺たちはまっすぐ走っていた
俺の目は光で満たされていた
Behind us black walls
Below us a bottomless canyon
Floating with no sound
Gulls far below
Seemed to be suddenly rising
Exploding all around
背後には黒い壁
眼下には底なしの峡谷が
音もなく漂っていた
遥か下にはカモメが
突然舞い上がってきたようだ
視界いっぱいに弾けるように広がった
I’m going to catch that horse if I can
And when I do I’ll give her my brand
And we’ll be friends for life
She’ll be just like a wife
I’m going to catch that horse if I can
捕まえられるものならあの馬を捕まえる
捕まえたらあの馬に 俺の焼き印を付けるんだ
そして俺たちは一生友達になるのさ
「彼女」は 俺の女房みたいになるよ
もし捕まえられるなら あの馬を捕まえる
And we were falling down this crevice
About a mile down I’d say
I look down and I see this red thing below us
Comin’ up real fast
And it’s our reflection in a little pool of water
About six feet wide, and one foot deep
And we're crawling down right through it
We hit and we splashed it dry
That’s when I lost my hold and she got away
But I’m going to try to get her again some day
俺たちはあの割れ目に落ちていた
ざっと1マイルは落ちただろうな
真下に赤いものが見えて
それがものすごい勢いで迫ってくる
それがものすごい勢いで迫ってくる
それは小さな水たまりに映った
俺たち自身の姿だった
俺たち自身の姿だった
幅6フィート 深さ30センチくらい
そのまま真っ逆さまに突っ込んでいった
衝撃で水たまりを一気に空っぽにしちまった
そこで俺はついに振り落とされて
「彼女」は逃げていった
「彼女」は逃げていった
でもいつかまた
あいつを捕まえてみせるさ
あいつを捕まえてみせるさ
I’m going to catch that horse if I can
And when I do I’ll give her my brand
And we’ll be friends for life
She’ll be just like a wife
I’m going to catch that horse
I’m going to catch that horse
I’m going to catch that horse if I can
I’m going to catch that horse if I can
(Words and Idioms)
ridge=山の背、尾根
spooked=おびえた、びっくりした
Sidewinder=サイドワインダー(ガラガラヘビの一種)
日本語訳 by 音時

この曲が収録されたアルバムはタイトルのついてないアルバム。
通称“Untitled”と呼ばれ、日本国内の発売にあたっても「タイトルのないアルバム」というタイトルでリリースされました(;^_^A。
◆この曲の物語。主人公は数週間にわたって追跡した後、雌馬をロープで縛り、飛び乗りますが、この馬は乗り手を求めません。雌馬は彼を連れて崖から飛び降ります…!。二人が水たまりに着地すると、彼女は彼を振り払い、自由に走り去っていきますが、主人公はひるまずに、雌馬を追い続けることを誓って終わります…。
この曲のSongfactsページからの情報です。
・ロジャー・マッギンはブロードウェイの演出家ジャック・レヴィと共にこの曲を書いた。二人は『ペール・ギュント』を脚色した舞台ミュージカルの制作に着手したが、完成には至らなかった。この舞台のために書き下ろした4曲のうち、「栗毛の牝馬」を含む曲は、アルバム『(Untitled)』に収録されている。
もしできるなら あの馬を捕まえる
そしてその時 「彼女」に焼き印を押すんだ
そして一生の友だちになる
「彼女」はまるで「女房」みたいになる
もしできるならあの馬を捕まえる
あの馬を捕まえる
俺は必ずあの馬をものにするんだ
(Words and Idioms)
ridge=山の背、尾根
spooked=おびえた、びっくりした
Sidewinder=サイドワインダー(ガラガラヘビの一種)
日本語訳 by 音時

この曲が収録されたアルバムはタイトルのついてないアルバム。
通称“Untitled”と呼ばれ、日本国内の発売にあたっても「タイトルのないアルバム」というタイトルでリリースされました(;^_^A。
◆この曲の物語。主人公は数週間にわたって追跡した後、雌馬をロープで縛り、飛び乗りますが、この馬は乗り手を求めません。雌馬は彼を連れて崖から飛び降ります…!。二人が水たまりに着地すると、彼女は彼を振り払い、自由に走り去っていきますが、主人公はひるまずに、雌馬を追い続けることを誓って終わります…。
この曲のSongfactsページからの情報です。
・この曲は、ノルウェーの作家ヘンリック・イプセンが1867年に書いた戯曲『ペール・ギュント』に基づいています。劇中、ペール・ギュントは多くの空想的な物語を語る少年で、その中にはトナカイを追いかけてその背中に乗ってクレイジーな冒険を繰り広げるという話もあります。作者マッギンは、トナカイがクリスマスにしか見られないアメリカのリスナーにも共感してもらえるよう、トナカイを栗毛の雌馬にしました。 「アメリカでは栗毛の牝馬をよく見かけるんだ」とマッギンはメロディーメーカー誌に語った。「物語はアメリカ風、いわば昔ながらのカウボーイ風になったんだ」
・ロジャー・マッギンはブロードウェイの演出家ジャック・レヴィと共にこの曲を書いた。二人は『ペール・ギュント』を脚色した舞台ミュージカルの制作に着手したが、完成には至らなかった。この舞台のために書き下ろした4曲のうち、「栗毛の牝馬」を含む曲は、アルバム『(Untitled)』に収録されている。
・バーズの多くの曲(特に「エイト・マイルズ・ハイ」)と同様に、この曲もドラッグについて歌っていると解釈されることが多かった。野生の馬はドラッグそのもののメタファーだった(より単純な解釈では、単にアシッド・トリップのこと)。確かに、歌い手が執拗に馬を追いかけ、傷つき、そして再び馬を見つけて飼い慣らそうと無駄な努力を続けるという、説得力のあるアナロジーとなっている。中毒者なら共感できるだろう。歌手は明らかに馬に依存しており、現実離れしている。それは歌詞からも明らかだ。
◆まあ、ドラッグについて歌ったうたなのかどうかは置いておいて...この歌は“たとえ手の届かないものであっても、欲しいものを本当に追い続けていくことの価値? 追いかけること自身が最終的にたとえ捕まらなくても重要なんじゃないか?…そんなことを問いかけた歌なのかなと思いました。
野うさぎさん、素敵な曲をご紹介いただきありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (4)
音時
が
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音時
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クラレンス・ホワイトの駆け上がり駆け降りるギター(ストリング・ベンダー)、
ロジャー・マッギンの12弦ギター、リズム隊も小気味よいサウンドを奏でます。
歌詞はストレートに読めば寓話的なファンタジー、意中の女性を求めるラヴソング、
はたまたドラッグソングですか?汗(「Eight Miles High」が強烈でしたからね)
「欲しいものを追い続けることの価値」そうですね。本当にそう思います。
この曲が出た1970年はザ・バーズにとっては全米での人気は下降傾向でしたが、
一方で英国での評価が高まります。チャート順位を見ても一目瞭然ですね。
米国での人気が落ちても「終わった」と思わず英国に目を向けると発見もありそう。
カーペンターズなどもそうでした。
コメを見て、確かにディランの「Hurricane」にJacqus Levy が関わってますね。
ザ・バーズには全米1位曲2曲の他にもロック史に残る名曲が多いので、今後も
気が向きましたらよろしくお願いします。
トム・ペティがカヴァーした曲は「So You Want to Be a Rock 'n' Roll Star」
(1967年29位)で、1985年のライヴ「Pack Up The Plantation, Live!」に収録
されています。このアルバム、LP2枚組が16曲入り、VHSのみ収録曲が6曲あり、
完全版CDの発表とDVD化が待たれますが、一向にその気配が無いのが残念です。
ロジャー・マッギンのライヴも1993年1月16日にクラブチッタ川崎で見ているの
ですが、殆ど記憶になく。ディランの「Knocking On Heaven's Door」を前日
ロン・ウッド(武道館)で、その前日ガンズ&ローゼズ(東京ドーム)で、3日連続
同じ曲のカヴァーをライヴで見たというレアな記憶しか残ってません。
いい体験をしたと思っています。
音時
が
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後期Byrdsの大名曲です。曲の展開、メロディ、JacquesLevyの歌詞、ClarenceWhiteのギター、GeneParsonsのドラム全てパーフェクト、初期Byrdsの「Mr.TambourineMan」「Turn!Turn!Turn!」「EightMilesHigh」辺りを聴いていた人にとって、この曲のようなカントリーロックはByrdsっぽくないと思うそうですが、Byrdsの曲だと思わず純粋に聴いてみたらこんなに素晴らしい曲はないと思います。
TomPettyは元々子供の頃からByrdsの大ファンでしたから、彼の作品がByrdsの影響下にあるのは当然かと。
因みにJacquesLevyはRogerMcGuinnを通じてBobDylanと知り合い、「Hurricane」や「Joey」、「Isis」などを共作、名曲が生まれます。
寓話的な歌詞というのは、前述のBobの曲でも同じで、Jacquesならでは。
この曲では意中の女性を射止めることを牝馬に見立てて書いたのでしょうね。
音時
が
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