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 「ジェスロ・タル」…今年から70年代の曲を追っていくことにした、僕のブログ友人の「星船」さん。おお、ジェスロ・タルとは、星船ブログも僕のブログも取り上げるのは初めてですね。

 英国のプログレッシブ・ロックグループのジェスロ・タルのこの曲“Living In The Past」。

(ジェスロ・タルについては、星船さんブログ「ビルボードチャート日記」をご参照ください)


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「リヴィング・イン・ザ・パスト」は、イギリスのプログレッシブ・ロック・グループ、ジェスロ・タルの曲。彼らの全米トップ40ヒットはこの曲とほかにもう1曲(1974年 最高位12位の“Bungle In The Jungle”)しかありません。
 それでこの曲は珍しい5/4拍子で書かれていることで知られています。

Wikipedia情報ですが、バンドのフロントマンであるイアン・アンダーソンによると、この曲はデイヴ・ブルーベックの1961年のジャズ・インストゥルメンタル曲「テイク・ファイブ」にインスピレーションを受けたとのことです。



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(Ian Anderson )

Released in  1983
US Billboard Hot100 ♯11
From the Album“Living In The Past” 

*原詞は太字

Happy, and I'm smiling
Walk a mile to drink your water
You know I'd love to love you
And above you there's no other
We'll go walking out
While others shout of war's disaster

俺は幸せさ   顔には笑みを浮かべてる
おまえに会うためなら遠回りだってするさ
だって おまえを愛していたいんだ
おまえ以上のものなんてない
周りは戦争の混乱で騒がしいが
俺たちは そこから距離を置こう

Oh, we won't give in
Let's go living in the past

ああ 俺たちは譲らないよ
昔ながらの生き方を続けていくんだ

[Bridge]

Once I used to join in
Every boy and girl was my friend
Now there's revolution
But they don't know what they're fighting
Let us close our eyes
Outside their lives go on much faster

かつては俺も一緒にやってた
男女 誰とも仲良くやっていたんだ
今は革命が起こっている
でも彼らは何と戦っているのか分かっていない
瞳をそっと閉じてしまおう
外では彼らの時間だけが 速く流れていく

Oh, we won't give in
We'll keep living in the past

ああ 俺たちは譲らないさ
あの頃のままの暮らしでいよう

[Bridge]

Oh, we won't give in
Let's go living in the past
Oh, no, no, we won't give in
Let's go living in the past

ああ 俺たちは譲らない
昔ながらの生き方を続けていくさ
ああ 俺たちは譲らない
あの頃のままの暮らしでいよう

[Outro]

日本語訳 by 音時

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◆この曲の作者であるイアン・アンダーソンがこの曲について語ってる内容が、Wikipedeiaに出ていました。

・アンダーソンはこの曲を、ヒッピーのライフスタイルと当時の世間一般のナイーブさを批判的に反映したものだと評している。
・「周りは戦争の混乱で騒がしいが 俺たちは そこから歩き出すだろう」といった歌詞は、60年代後半の世の中の多くの部分に対する僕のかなりシニカルな見方を反映しているんだ。

[…] 人々が喜んで夢中になっているようなファッション、自由恋愛、ドラッグ体験、ドラッグ文化に、僕は全く惹かれなかった。 [...]

 だから「今は革命が起こっている でも彼らは何と戦っているのか分かっていない」と歌った時、僕はただ、そんなものは全部忘れて、もっと現実的な、もっと分かりやすい価値観を持った世界に留まろう、と言いたかったんだ。必ずしもいつもそう思っているわけじゃないけれど、革命を装い、今を生き、楽しい時間を過ごすという、やや流行りの現状への執着に対する反応として歌ったんだ。普段はそういうことに少し違和感を感じてたんだ。でも、僕はパーティーの息抜きになるタイプなんだ、知ってるだろ?
(—イアン・アンダーソン『ジェスロ・タル:スタンド・アップ - ザ・エレベイテッド・エディション』59ページ)





◆ Dave Brubeck - Take Five 確かにこの曲からインスピレーションして...うなずけます。