ポール・サイモンの「ダンカンの歌」。タイトルは前から知っていたし、途中の“コンドルは飛んでいく”風のインカ帝国風?の演奏の哀愁...、“Duncan”という名前のポールの昔の友だちのことを歌った歌なんだろうな...と勝手に思ってましたが違いました。
“ダンカン”はこの曲の主人公の名前。この曲はこの主人公が自分史を語ってる歌でした!
◆この曲のWikipdiaから;
この曲には節と節の間に、2本のフルートで演奏されるインストゥルメンタルのインタールードが挿入されている。ロス・インカスは、1970年にサイモン&ガーファンクルと「エル・コンドルは飛んでいく(もし私ができたなら)」で共演したアンデスのグループである。
ああ、やっぱりそうなんだな。
◆ちなみに、芸人、俳優、放送作家でタイガースファンのたけし軍団の「ダンカン」さんはこの曲から芸名を取った説は…デマのようです(;^_^A。
ダンカンさんは本名 飯塚 実(いいづか みのる)さん。元々は落語家で、立川談志師匠の弟子として “立川 談かん(だんかん)” という名前を名乗っていたことから、芸名を「ダンカン」にしたらしいですよ。(ダンカンさんのウィキペディアより)

Songwriter:Paul Simon
Released in 1972
US Billboard Hot100 ♯52
From the Album“Paul Simon”
*原詞は太字
Couple in the next room bound to win a prize
They've been going at it all night long
Well, I'm trying to get some sleep
But these motel walls are cheap
Lincoln Duncan is my name,
and here's my song
and here's my song
Here's my song
隣の部屋のカップルは きっと賞を獲るだろう
一晩中 やりあってたからね
さて 僕はそろそろ寝ようとするよ
だけど このモーテルの壁は安っぽいよな
リンカーン・ダンカンっての僕の名前さ
そして これが僕の歌
僕のことを歌った歌さMy father was a fisherman
My mama was the fisherman's friend
And I was born
in the boredom and the chowder
in the boredom and the chowder
So when I reached my prime,
I left my home in the Maritimes
I left my home in the Maritimes
Headed down the turnpike for New England
Sweet New England
僕の父は漁師だった
母とは昔からの友人だったみたい
僕は退屈とチャウダーの中で生まれた
相応な年になって海辺の町を飛び出したんだ
ニューイングランドを目指して
ターンパイク(有料道路)を走った
ターンパイク(有料道路)を走った
素敵なニューイングランドに向かって
Holes in my confidence
Holes in the knees of my jeans
I was left without a penny in my pocket
Ooh-oowee,
I was about destituted as a kid could be
I was about destituted as a kid could be
And I wished I wore a ring so I could hock it
I'd like to hock it
僕の自信に穴が開いていた
おまけに ジーンズの膝にも穴が開いてた
ポケットには一銭も残ってない
ああ ひどいもんさ
めちゃくちゃ貧乏だった
めちゃくちゃ貧乏だった
指輪をはめてたらよかったのに
そしたら それを質入れしたのに
ああ 質入れしてお金にしたのに
ああ 質入れしてお金にしたのに
A young girl in a parking lot
was preaching to a crowd
was preaching to a crowd
Singing sacred songs
and reading from the Bible
and reading from the Bible
Well, I told her I was lost
And she told me all about the Pentecost
And I seen that girl as the road to my survival
駐車場にいた若い女の子が群衆に説教していた
聖歌を歌って聖書を読んでいた
ああ 僕は人生に迷ってると彼女に話したんだ
彼女はペンテコステについて話してくれた
僕にはあの女の子が救いの道に見えたんだ
I know, I know, I know, I know, I know, I know
そうさ そうなんだよ
Just later on the very same night
When I crept to her tent with a flashlight
And my long years of innocence ended
Well, she took me to the woods
Saying here comes something and it feels so good
And just like a dog, I was befriended
I was befriended
その同じ夜 ちょっと後になってから
懐中電灯を持って彼女のテントに忍び込んだ
僕の長年の“純潔な日々”は終わったよ
彼女は僕を森に連れて行った
“何かが来るのよ
そしてとっても気持ちがいいの”ってさ
そしてとっても気持ちがいいの”ってさ
僕はまるで犬みたいさ 親しくなったんだ
犬みたいになって遊んだんだ
犬みたいになって遊んだんだ
Oh, oh, what a night
Oh what a garden of delight
Even now that sweet memory lingers
I was playing my guitar lying underneath the stars
Just thanking the Lord for my fingers
For my fingers
ああ なんて素晴らしい夜
ああ なんて喜びの庭だったのか
あの甘い思い出が今でもかすかに残ってる
星空の下に横たわり ギターを弾いていた
ただ僕の指をくれた主に感謝してたんだ
僕の指たちに感謝してたんだ
I know, I know, I know, I know, I know, I know
そうさ そうなんだよ…
(Words and Idioms)
boredom 【名】退屈、ものぐさ、倦怠
chowder(チャウダー)=魚介類や野菜を使ったクリームまたはトマトベースの濃厚なスープ料理
reached my prime=絶頂期に達した
maritime =海に関する、航海・船舶・海上輸送・海事の
destitute=極貧の、困窮した

うむ、貧しくも若い青年(ダンカン)が人生のなかで成長していった歌と言えるのかな。
そうさ そうなんだよ…
(Words and Idioms)
boredom 【名】退屈、ものぐさ、倦怠
chowder(チャウダー)=魚介類や野菜を使ったクリームまたはトマトベースの濃厚なスープ料理
reached my prime=絶頂期に達した
maritime =海に関する、航海・船舶・海上輸送・海事の
destitute=極貧の、困窮した
hock=質(しち); 借金
Pentecost=イースターから50日後の日曜日 に祝われる、 キリスト教における重要な祝日。 聖霊降臨 (せいれいこうりん)のこと。
befriended=親しくなった
日本語訳 by 音時befriended=親しくなった

うむ、貧しくも若い青年(ダンカン)が人生のなかで成長していった歌と言えるのかな。
◆歌詞で、And I was born in the boredom and the chowder(退屈とチャウダーの中で生まれた)という表現がなんだか印象に残ったな。
単調な田舎生活(=退屈)と 毎日 漁で採ってきたきた魚の鍋料理ばかり...ってことかな。
単調な田舎生活(=退屈)と 毎日 漁で採ってきたきた魚の鍋料理ばかり...ってことかな。
◆なんかでもとっても哀愁を感じる歌ですよね。
ポール・サイモンの歌って淡々としてるから、その無造作な感じが逆にぐっとくるのかな。お金もないし、ジーンズには穴が空き、自身も失ってるなかで、少女と出会い「大人になった?」喜びと、あらためて自分にはギターを弾く指が与えられてることに気づいた...。メロディラインもその哀愁に一役買ってるよなあ…。
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