本日12月8日はジョンの命日。
タイトルがずばり“ジョン・レノン”という曲です…。

(John Spinks )

Released in 1990
From the Album“Diamond Days” 

*原詞は太字

A soul full of anger - but nothing to show
A world wrapped in cotton - but nowhere to go
Obsessed by a woman that you didn't know
Don't turn around - don't turn around

怒りに満ちた魂がある ‐だけど 表に出せない
綿で包まれた優しい世界 ‐ でも 行く場所はない
まるで 見知らぬ女性に取り憑かれたようだ
振り返らないで ‐ 振り返らないで

Torn between lovers - both mothers as well
A mind a prison - a heart in a cell
If only the screams could be heard from this hell
Don't turn around - don't turn around

恋人たちの間 で 母たちにも引き裂かれ
頭は牢獄のなか ‐ 心は独房のなか
この地獄からに叫び声が聞こえてくれたら
振り返らないで ‐ 振り返らないで

You were surprised by a girl in the sky
Who changed everyone
And as your life became so mystified
There was a lonely heart - left by the side

空にいる少女に きみは驚かされた
彼女は皆を変えたのさ
人生があまりにも不可解になりすぎて
孤独な心は ‐ 傍らに置き去りにされた

Tomorrow could never be just one more day
Confused by an image - refusing to stay
The child in your mind always wanted its way
Don't turn around - don't turn around

明日が ただの一日になることはない
浮かんでくるイメージに混乱しても
とどまることなく消えていく
きみの心の中の子どもは
いつも自分の思い通りにしたかった
振り返るな ‐ 振り返るな

Then on a day in your life
Still remembered by everyone
There was a man with a gun at his side
You and your monkey had nowhere to hide

そして 人生のある日のこと
今でも誰もが覚えているあの日
傍らに銃を持った男がいた
きみときみのモンキーには
隠れる場所がなかった

He was the man that was sent from the rye
Don't turn around - don't turn around

そいつはライ麦畑から送られてきた男
振り返らないで ‐ 振り返らないで

So many things on his mind
I'm not sure if he knew
Why he blew you away
I can't decide if it's true
What he thought on that day

頭にあまりにも沢山のことが渦巻いて
なぜヤツがきみを撃ったのか
ヤツ自身 理解してたんだろうか?
本当かどうかすら わからないんだ
あの日 ヤツが何を考えていたのか

Don't be afraid when the day turns to night
Don't be ashamed when I turn out the lights
Call out my name and I'd hold you so tight
Don't turn around - don't turn around

怖がらないで…昼が夜に変わっても
恥じることはない…僕が灯りを消しても
名前を呼んでくれ  僕がきみを強く抱きしめる
振り返っちゃだめだ ‐ 振り返らなくていいんだ


(Words and Idioms)
mystified 【形】けむに巻かれた、迷わされたような

日本語訳 by 音時

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2人組になったアウトフィールドの4枚目のアルバム「ダイヤモンド・デイ」。このアルバムからは“For You”が全米シングルチャート(Billboard Hot100)で最高位21位になっています。(和訳記事はこちら

このアルバムにはタイトルもズバリ“John Lennon”という曲が収録されていました。

Tony Lewis - vocals, bass
John Spinks - guitar, keyboard, lead vocals on "John Lennon"

アウトフィールドのソングライティングはギターのジョン・スピンクスが担当していて、この曲も彼の作品です。ジョン・スピンクスのジョン・レノンへの想いが曲になりました。
 そしてこの曲はジョン・スピンクスがリード・ヴォ―カルをしてるんですね。
上記“For You”の和訳記事にも書きましたが、ジョン・スピンクス、トニー・ルイスともに天国にいってしまいました。天国でジョン・レノンに再会して、この曲を聴かせたかな…(-_-)。

◆諸所にジョン・レノンにちなんだWordや表現がちりばめられていますね。

Torn between lovers - both mothers as well
ここは妻シンシアとオノ・ヨーコ、そして実母ジュリアと育ての母的存在である叔母ミミ。

You were surprised by a girl in the sky
これはやはり“Lucy In The Sky With Diamonds”だろうな。

Tomorrow could never be just one more day
“Tomorrow Never Knows”を思い出します。

Then on a day in your life
Still remembered by everyone
There was a man with a gun at his side
まさに1980年12月8日のこと
世界中の人が覚えています。
銃を持ったマーク・チャプマンが…。

You and your monkey had nowhere to hide
“Monkey”は“Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey”でしょう。

He was the man that was sent from the rye
ジョンを撃ったマーク・チャップマンはJ.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を愛読してたと報じられていました。

ほかに「この箇所がジョン・レノン」という箇所があったらぜひご指摘ください!

◆この曲を書いたジョン・スピンクス。ソングライティングの高さと同時に、彼のジョン・レノンにたいしての想いを強く感じます。彼のヒーローだったジョン・レノンの自身の内面の葛藤や、名声に縛られた孤独などを理解していたんだろうな。

 この曲のキーワードにもなるであろう、何度もリフレインする“Don’t Turn aound”という言葉。過去の悲劇に立ち止まるのではなく、ジョン・レノンの音楽や精神を受け継ぎ、これから生きていこうとしているジョン・スピンクスのジョン・レノンへのメッセージであると受け止めました。


◆こちらの動画はジョン・レノンの画像が多く使われていますね。(waka625さん)