アデルのこの曲“Someone Like You”…アルバム「21」から“Rolling In The Deep”に続いて全米No1ヒット(4週間)になりました。

 別れた恋人が結婚をしたことを耳にして、心がざわついてどうしようもない、あれこれ葛藤する歌、なんでしょうかね。

◆この曲についてのエピソードなどを検索すると…盛りだくさん!

 Wikipediaでは…
アデルはこの曲の誕生について、次のように率直に語っている。「『ローリング・イン・ザ・ディープ』や『ルーマー・ハズ・イット』で、自分が本当に嫌な奴だったことに疲れ果てていたから、この曲を書いたの。…彼の描写には本当に疲れ果てていた。だって、すごく辛い部分もあるし、後悔している部分もあるけれど、それでも彼は私の人生で一番大切な人だから。『サムワン・ライク・ユー』は、自分自身に、そして彼と過ごした2年間に満足するために、この曲を書かなければならなかったの。そして、書き終えた時、すごく解放された気分になったの」。

アデルの恋愛の実話...を元にしているんですね(やっぱりそうか)。

・アデルは、結婚相手だと思っていた30歳の男性との18ヶ月間の交際が破局した後、アコースティックギターでこの曲を書き始めたと語っていた。破局から数ヶ月後、彼は別の人と婚約した。
 「私たちはとても情熱的で、結婚するだろうと思っていました。でも彼は決してそんなことは望んでいませんでした…だから彼が他の人と結婚したいと知った時、本当に最悪でした。でも、この曲を書いた後、心が安らぎました。解放されたんです…まさか世界に響くとは思っていませんでした!あんな曲はもう二度と書きません。きっと、私の曲はあの曲で有名になるでしょう。」

 また彼女は、「この曲はベッドの端で書いたんです。風邪をひいていて、お風呂が沸くのを待っていました。彼が他の人と婚約したことを知ったんです。」とも語っている。



R-7396679-1440606948-8918


Songwriters
Adele Adkins、Dan Wilson

Released in 2011
US Billboard Hot100 ♯1(4)
From the Album“21”

*原詞は太字

I heard that you're settled down
That you found a girl and you're married now
I heard that your dreams came true
Guess she gave you things I didn't give to you
Old friend, why are you so shy?
Ain't like you to hold back or hide from the light

身を落ち着けたって聞いた
恋人ができて 結婚したって耳にしたわ
あなたの夢が叶ったって聞いた
きっと彼女は私があげられなかったものを
あなたにあげられたのね
私たちは古い友人よ
恥ずかしがらなくてもいいでしょ?
あなたらしくないわ
光から遠ざかったり隠れたりするなんて

I hate to turn up out of the blue, uninvited
But I couldn't stay away, I couldn't fight it
I had hoped you'd see my face
And that you'd be reminded that for me, it isn't over

招かれてもいないのに 突然現れるのは嫌だった
でもじっとしていられなかった 我慢できなかった
私の顔を見て思い出してくれることを願っていた
私にとっては まだ終わっていないってことを


Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg
I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead

気にしないで あなたみたいな人を見つけるわ
あなたにも最高の幸せを願うわ
でもお願い  私のこと忘れないで
あなたの言葉を覚えてる
続く愛もあれば 傷つく愛もある
時に永遠に続く愛も
 時に傷つくこともあるんだって


You know how the time flies
Only yesterday was the time of our lives
We were born and raised in a summer haze
Bound by the surprise of our glory days

時の流れは早いものね
つい昨日までが私たちの人生最高の時間だった
私たちは夏の霞の中で生まれ育ち
毎日が輝いていて 驚きに結ばれていた

I hate to turn up out of the blue, uninvited
But I couldn't stay away, I couldn't fight it
I had hoped you'd see my face
And that you'd be reminded that for me, it isn't over

招待されてもないのに 突然現れるのは嫌だった
でもじっとしてられなくて 我慢ができなかった
願っていたわ あなたが私の顔を見て
思い出してくれることを
私にとってはまだ終わってないんだって

Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg
I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead

気にしないで あなたに似た人を見つけるから
あなたにも幸せが訪れることを願っている
でもお願い 忘れないで
私はあなたが言ったことを覚えてる
愛は続くこともあるけれど
時には傷つくこともあるって

Nothing compares, no worries or cares
Regrets and mistakes, they're memories made
Who would have known
how bittersweet this would taste?

何にも比べられない 心配も不安もない
後悔も過ちも それらは作られた思い出
これがどれほどほろ苦い味になるか
誰が知っていたって言うの?


Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you
Don't forget me, I beg
I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead

Never mind, I'll find someone like you
I wish nothing but the best for you, too
Don't forget me, I beg
I remember you said
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead
Sometimes it lasts in love, but sometimes
it hurts instead



気にしないで あなたに似た人を見つけるわ
あなたにも幸せが訪れることを願っている
でもお願い 私を忘れないで
あなたが言ったことを覚えてる
愛は続くこともあるけれど
時には傷つくこともあるって


日本語訳 by 音時

Adele-Someone-Like-You

◆うーむ、主人公は「彼」が「言ったこと」を覚えていて、「私を忘れないで」と言っているのですが、彼にたいして「自分の言ったことを忘れるな」と言っているようにも思えました。

I wish nothing but the best for you, too...と言ってることからも、過去(彼が別れを切り出したとき?)に“きみに最高の幸せを願ってる”と言われたから、“too”なのかな。

そう言ってはいるものの、彼自身が「愛は長く続くことも、傷つくこともある」と言った本人なので、その言葉を贈ったってことなんでしょうね。

◆こうした想いは…世界共通なんだろうな。
この曲は世界中でも大ヒットし、アデルにとっても「初」なことがいくつかあったようですよ。

Wikipediaより:
この曲はアデルにとってイギリス初のナンバーワン・シングルとなり、5週間チャートのトップに君臨し、アイルランドとイタリアに加え、ヨーロッパでも年間で最も売れたシングルとなった。また、アメリカでも2枚目のナンバーワン・シングルとなり、ビルボード・ホット100で同一アルバムから2枚のナンバーワン・アルバムを獲得した初のイギリス人女性ソロ・アーティストとなった。2011年7月には、この10年間で初めてイギリスとアメリカの両方で6×プラチナ認定を受けたシングルとなった。カナダではダイアモンド認定も受けている。2025年10月現在、この曲はSpotifyで24億回再生されており、同プラットフォームで最も再生されている彼女の曲となっている。

2015年現在、「Someone Like You」は21世紀で4番目に売れたシングルであり、英国シングルチャートの歴史上36番目に売れたシングルである。 「Someone Like You」はまた、2011年と2012年に英国で最も人気のあるカラオケ選曲にも選ばれた。

カラオケボックスでこの曲…歌って泣いてる光景が浮かんでくる…。


(Songfactsページより)
ビルボード誌によると、1958年にHot 100チャートが始まって以来、ピアノとボーカルだけのバラードが1位を獲得したのはこれが初めてとのこと。これまで1008曲が1位を獲得しているにもかかわらず、ピアノとボーカルだけの曲は1曲もなかったことを考えると、これは驚異的な数字です。