スティクスの全米トップ40ヒットは現在のところ16曲。もう少しでコンプリートします。
メンバーも色々交代し色々あったけど…今年2025年は新作アルバム「Circling from Above」も発表されましたのでまだまだ頑張っていますよね。
スティクスの楽曲の和訳記事はこちらをクリック。
(1973)
“Lady” #6
(1976)
"Lorelei" #27
“Lady” #6
(1976)
"Lorelei" #27
"Mademoiselle" #36
(1977)
"Come Sail Away" #8
(1978)
"Fooling Yourself (The Angry Young Man)" #29
"Fooling Yourself (The Angry Young Man)" #29
"Blue Collar Man (Long Nights)" #21
(1979)
"Renegade" #16
"Renegade" #16
"Babe" #1
(1980)
"Why Me" #26
"Why Me" #26
(1981)
"The Best of Times" #3
"The Best of Times" #3
"Too Much Time on My Hands" #9
(1983)
"Mr. Roboto" #3
"Mr. Roboto" #3
"Don't Let It End" #6
(1984)
"Music Time" #40
"Music Time" #40
(1990)
"Show Me the Way" #3
(1991)
"Love at First Sight" #25
"Love at First Sight" #25
◆この曲“ローレライ”はトミー・ショウの加入前ですね。(トミーは1976年の「Crystal Ball」から加入)。イントロはプログレ…そしてポップロックっぽく展開。彼らのライヴ(作者であるデニス・デヤングの脱退後でも)でもよく演奏されている曲です。
◆「ローレライ」って?
(1)こちら「コトバンク」では、
ドイツ西部、ライン川中流の峡谷の東岸に垂直にそびえる奇岩。高さ132メートル。また、その岩上にいて、美しい歌で舟人を誘惑し破滅させるという伝説の魔女。(クリック)

(2)こちらの方のブログには、
「危険な魅力を持つ妖精的な存在として描かれ、自然界の神秘的な力を象徴するキャラクター」
と紹介されておりました。
ローレライとは何か?女神の名前なのか、それとも伝説の存在なのか
(クリック)
(3)ローレライのイラストは…こちらをご参照ください。
Mythology of Lorelei(ローレライの神話)(クリック)

…とそのくらいにして、この曲に出てくる“ローレライ”と恋してしまった主人公の場合の和訳を見ていきましょう。でも“ローレライ”という名前の女性にはちょっと注意が必要なのかもしれません。美しい容姿と歌声で船乗りを呼び寄せ破滅させてしまうという言い伝えがありますから…。

Songwriters:Dennis DeYoung
Released in 1975
US Billboard Hot100 ♯27
From the Album“Equinox”
*原詞は太字
{Intro}
When I think of Lorelei, my head turns all around
As gentle as a butterfly, she moves without a sound
I call her on the telephone, she says be there by eight
Tonight's the night she's movin' in and I can hardly wait
ローレライのことを考えると 頭がぐるぐる回る
蝶のように優しく 音もなく舞うんだ
蝶のように優しく 音もなく舞うんだ
電話をかけると 彼女は8時までに来てって言う
今夜は彼女が越してくる夜だ 待ちきれないよ
The way she moves, ooh-ooh-ooh, I gotta say
彼女の仕草が素敵さ ああ口にしちゃうよ
彼女の仕草が素敵さ ああ口にしちゃうよ
Lorelei, let's live together
Brighter than the stars, forever
Lorelei, let's live together
Brighter than the stars, forever
Oh baby, forever
ローレライ 一緒に暮らそうよ
星たちよりも明るく 永遠に
ローレライ 一緒に暮らそうよ
星たちよりも明るく 永遠に
ああベイビー 僕たちは永遠に
{Bridge}
Her eyes become a paradise, she softly speaks my name
She brightens every lonely night, no one's quite the same
She calls me on the telephone, she says be there by eight
Tonight's the night she's movin' in, it's time to celebrate
彼女の瞳は楽園なり 優しく僕の名前を呼ぶ
孤独な夜を明るくしてくれる そんな人他にいないよ
電話で「8時までに来てね」って言われるんだ
今夜 彼女が引っ越してくる お祝いしなきゃ
The way she moves, ooh-ooh-ooh, I gotta say
ああ彼女のそぶり とても素敵さ
Lorelei, let's live together
Brighter than the stars, forever
Lorelei, let's live together
Brighter than the stars, forever
Baby, baby, forever
ローレライ 一緒に暮らそうよ
星たちよりも明るく 永遠に
ローレライ 一緒に暮らそうよ
星たちよりも明るく 永遠に
ああベイビー 僕たちは永遠に
Lorelei, let's live together
(Lorelei, let's live together)
Brighter than the stars, forever
(Brighter than the stars, forever)
Lorelei, let's live together
(Lorelei, let's live together)
Brighter than the stars, forever
(Brighter than the stars, forever)
Lorelei, let's live together
(Lorelei, let's live together)
Brighter than the stars, forever
(Brighter than the stars, forever)
Lorelei, let's live together
(Lorelei, let's live together)
Brighter than the stars, forever
(Brighter than the stars, forever)
Lorelei, let's live together
(Lorelei, let's live together)
{Outro}
日本語訳 by 音時

日本語訳 by 音時

アルバムタイトル「分岐点」。原題は“Equinox(イクイノックス)”。
これは「分点」のこと= 天球 上で 天の赤道 と 黄道 とが 交わる 点 、 および 、 太陽 が この点 を 通過する 瞬間のことを言うようです。(「aequi-」は「等しい」、「nox」は「夜」)
これは「分点」のこと= 天球 上で 天の赤道 と 黄道 とが 交わる 点 、 および 、 太陽 が この点 を 通過する 瞬間のことを言うようです。(「aequi-」は「等しい」、「nox」は「夜」)
また、「昼夜平分時」という意味から「春分」「秋分」も英語でEquinoxと表現するようです。
このアルバムを最後にジョン・クルリュスキは脱退。いよいよトミー・ショウが加入して黄金時代がスタートすることになります。そういった意味でジョンが悪く書かれているものを見かけますが、スティックスの場合、プログレハードといえるのは彼が在籍していた時代であり、トミー・ショウ加入以降は産業ロックの中心バンドとして発展していく感がありますね。
◆アルバムジャケットの絵は「氷が解けている」のかな?
冷たいもの(氷)と熱いもの(炎)の対比が季節の変わり目=Equinoxってことかな。
◆"Return To Paradise" concert by Styx was recorded live at the Rosemont Horizon arena in Rosemont, Illinois on September 21, 1996彼らStyxの「分岐点」?という意味では、彼らがインディーズからメジャーレーベル(A&M)へ移籍した最初の作品であり、音楽的にもよりポップで洗練された方向へと進化。オリジナルメンバーのジョン・クルリュスキが脱退した最後のアルバムでもあり、バンドにとって大きな転機...ということか。
◆懐かしいなあ。スティクス武道館。同じ学科の洋楽ファンの友だちのエリちゃんと観にいって。
帰りエリちゃんの家まで送ったら、「上がっていきなさい」と言われてお父さんとお母さんとお茶したのを覚えています笑。

コメント
コメント一覧 (5)
音時
が
しました
1982年の武道館公演、はい、よかったですよ。映像でもご覧になったと思いますが、始まる前にパラダイス・シアターのセットの前を掃除する人が現れたら、僕も含めメンバーだと思って大きな拍手が笑。「パラダイス・シアター」の始まりから栄華を誇っていき、そして枯れていった(だけど僕たちの愛は続いていく…)みたいなショーを観たような印象もあります。
Suite Madame Blue、Crystal Ball、Miss Americaなどは演奏されませんでしたが、それらの曲が間に入ると、パラダイス・シアター・ツアーとしてはまとまりのないセットリストになったかもしれません。なにしろ、その頃はそれらの曲を僕は知りませんでしたし…(;^_^A。強がりかもしれませんが。
音時
が
しました
この曲や、その前の『Lady』が。しかしこの曲がリアルタイムでした。
ちょっと当時のノートを見てみました。
1975年3月27日39位→35→31→28→27→圏外
Top40には長くいなかった曲なのに、なぜだか非常に印象に残っています。
なぜか?を少し考えてみました。
当時の私のクラス(男子校の高校生)では全米TOP40とは一線を隔てて流行っていたのはEmerson Lake & Parmerを筆頭にしたイギリスのプログレッシブロックでした。その影響でLPを友人から借りまくって聴きこんでおり、Styxのこのプログレ的な音に敏感に反応し、感動したのが回答かもしれません。USチャートでUSプログレが聴けるっていうことでしょうか。
しかし、ローレライという女性に夢中だっていう歌詞ですよね。
音時さんの和訳と解説を読んで、この青年に一言注意したくなりました。
そんなにローレライに夢中になると危険で身を亡ぼすよって、Foreverって
それは破滅に至るって。(笑)
音時
が
しました
音時
が
しました
影響が強いようです。2作目に8分の曲を書いてますし、彼の影響でデニスも
「Suite Madame Blue」「Ballerina」という大曲を書き前者はライヴのハイライト
になっています。
そしてあと一歩でTOP40入りを逃した1978年の「Sing For The Day」
(トミー作/1978年41位)はYESからの影響が感じられます。
クルリュウスキーは1988年に脳動脈瘤のため37歳の若さで急逝。悲運の人でした。
音時さん、1982年の武道館公演ご覧になったのですね。羨ましいです。
パラダイス・シアター・ワールド・ツアーの最終日で、NHK総合TVとFMでオンエア
されたのを見て(聴いて)ました。アイドルのような黄色い声援が凄かったですね。
アンコールではデビューから髭面だったデニスがなぜか「公開髭剃り」を敢行。
それ以来デニスは髭を伸ばしておらず、ジェイムズのみが髭面メンバーに。
1つだけ残念だったのは全米でのライヴより5曲位曲数が少なかったことですね。
音時
が
しました