チープ・トリック Farewell Tour In Japan!
日本武道館公演行ってきました。(2025年10月1日)

演奏曲目のなかで1曲だけ未和訳だったのがこの曲。
どうせなら…(;^_^A と和訳コンプリートします!

上に貼り付けたライヴ音源YouTubeは同じ日本武道館のステージですが、1978年(なんと47年前!)のものだ!  (Live at Nippon Budokan, Tokyo, JPN - April 28, 1978)


◆この曲“High Roller”は彼らの3rdアルバム“Heaven Tonight”の収録曲。正直言って聴いたときにそんなに印象に残らなかったこともあり、東京公演(Budokan)より先行した大阪公演で演奏されていたこともあり、Budokanではセットリストの差し替え対象?曲かなあ?(タイトル曲の“Heaven Tonight”あたりとの差し替え)と勝手に予想していましたが、いや、この曲、今回のライヴでも重要な一曲だったのかな。

というのは、ステージバックのスクリーンには曲によって「Cheap Trickロゴ」や「四角い白黒」などが映し出されるのですが、この曲を演奏する際には、下記(10/1 日本武道館のステージ写真 by 音時撮影)のようにバンドの昔懐かしい写真がスクリーンに映し出されていました。

 この曲を今夜演奏することで、昔ながらのファンとともにメンバー達も「ここまで来た」想いを共有したかった…そんな1曲だったんだろうな…と思いました。

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◆“High Roller”(ハイ・ローラー)って…?

 カジノなどで大金を賭ける裕福なギャンブラーを指す言葉だそうですが、転じて「金持ちで派手なライフスタイルを送る人」や「何でも手に入れる力のある人物」という意味でも使われます。
 この曲の主人公は、そんな“ハイ・ローラー”を自称するヤツなんだな。


R-2317915-1437375564-2660

(Nielsen, Tom Petersson, Robin Zander)

Released in 1978
From the Album“Heaven Tonight”

*原詞は太字

Jump in my love car
Don't have to go very far
Just far enough to show you a thing or two

俺のラヴ・カーに飛び乗れよ
そんなに遠くまで行かなくてもいいのさ
きみにちょっと見せられるくらいの距離でいい

I can really swing
The best of everything
And I want to have a thing with you

俺はマジでイケてる男さ
最高のものはなんでも持ってる
きみと一緒に 何か始めたいのさ

High roller
What I buy is mine
And I always get the things that I choose
My, my, my, such a high roller

俺はハイ・ローラー
俺が買ったものは ぜんぶ俺のもの
いつだって自分で選んで手に入れるんだ
どうだい すげえ ハイ・ローラーだろ?
 
I know he's gone away and left you
I'll take real good care of you

ヤツがきみを置いて
どこか行っちまったのは分かってる
俺はきみを大切にするぜ

I'm in the mood for love
You're all I'm thinking of
I'll make you feel alright when we're alone

俺は恋の気分なんだ
きみのことばかり考えている
二人きりの時はきみを安心させてあげる

I can really swing
The best of everything
And I want to have a thing with you

俺はマジイケてるだろ?
最高のものはすべて手に入れる
そして俺はきみと一緒に始めたいのさ

High roller
What I buy is mine
And I always get the things that I choose
My, my, my, such a high roller, is that you?

俺はハイ・ローラー
俺が買ったものは俺のもの
いつだって自分が選んだものを手に入れる
どうだい 俺のハイ・ローラーっぷりは?

I knew you'd be here tonight
And I'll make it alright
I'll take real good care of you
I'll tuck you in tonight
And I'll make it alright

今夜きみがここにいるってわかってた
俺に任せておけば きっと大丈夫
きみを本当に大切にするよ
今夜 きみが眠るまで見ているよ
安心して眠っていいんだよ

I know he's gone away and left you
I'll take real good care of you

ヤツがきみを置いて
どこか行っちまったのは分かってる
俺はきみを大切にするからさ…


(Words and Idioms)
I'll tuck you in=寝かせてあげる、快適に寝かせる

日本語訳 by 音時

HeavenTonightCheap

“ハイ・ローラー”…最初はちょっといけ好かないヤツでしたが、実は…ちょっと優しいヤツなんじゃない?(;^_^A


◆この曲のWikipediaは結構情報多いぞ。

3枚目のアルバムまで収録されませんでしたが、「ハイ・ローラー」は1970年代半ばに遡り、バンド結成後最初に作られた曲の一つです。ザンダーが作曲とメロディーを手掛け、ニールセンとピーターソンは、ザンダーが曲に何か足りないと感じた部分を補いました。歌詞はウィスコンシン州レイク・ジェニーバのドラッグディーラーから着想を得ています。この曲の主人公は「ハイローラー」であり、「自分が選んだものは必ず手に入る」と自慢している。

なるほど、この曲は3rdアルバム収録曲ではあるものの、バンド結成時の想い出の曲!なんでしょうね。


このリフはリズム・アンド・ブルースのスタンダード曲「ルート66」からアレンジされた。評論家のデイブ・スワンソンはこのリフを「シンプルかつダイナミック」と評し、ニールセンのギターソロを称賛している。 一方、評論家のブライアン・ワウゼネックは、この曲におけるバン・E・カルロスのドラム演奏を特に熱烈に称賛し、彼のフィルインをローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツに例えている。ワウゼネックはこの曲を、カルロスが「最高のグラムドラマーたちと肩を並べる」ことができる例として挙げ、「場違いなビートなど一つもない」と述べている。ワウゼネックはまた、ザンダーの歌唱を「素晴らしい」と評し、彼がこの曲の主人公である「やり手の女たらし」を「実にクールで、同時に実に危険なサウンド」に仕立て上げていると述べている。

あと、プロの評論家からしても、聴きどころが沢山ある曲なんだな。「ドラムス」(今回のドラムはバン・E・カルロスではなく、リックの息子のダックス・ニールセンだけど)、ロビンの「ヴォーカル」などいろいろある。

 なんかもう一回ライヴで聴きたくなってしまったぞ…(;^_^A。


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