バングルズにも「9月の歌」ありました!
デビューアルバム「シルバースクリーンの妖精」収録の“September Gurls”。こちらはベースのマイケル・スティールが歌っています。
◆この曲のオリジナルは米国のロックバンド「Big Star」の1974年の曲。彼らの2枚目のアルバム「ラジオ・シティ」収録の曲でした。ビッグ・スターのフロントマン、アレックス・チルトンが作詞作曲。ビーチ・ボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」へのトリビュートとしてこのタイトルを付けたとのこと。
この曲のWikipediaによると…
アレックスが当時思いを寄せていた3人の女性(元妻を含む)の誕生日が9月だったことにインスピレーションを得たもの!「様々な女性と、ある意味同時進行で関係を持っていた。そして、それらの曲(「September Gurls」を含む)の多くは、彼が彼女たちとの経験や彼女たちに対する感情を語っているだけだ」とのことだそうです。
(おいおい、ほんとそうだったとしても、妻の誕生日が9月だったから、で止めておけよな)

Songwriter(s) Alex Chilton
Released in 1986
From the Album“Different Light”
*原詞は太字
September gurls do so much
And for so long, 'till we touched
I loved you, boy, never mind
I've been crying all the time
9月生まれの女の子達は何でも楽しむの
ずっとずっと 私たちが触れ合うまで
ずっとずっと 私たちが触れ合うまで
男の子を愛してたけど 気にしないで
私 ずっと泣いていたのよ
December boys got it bad
December boys got it bad, ooh
12月生まれの男どもはひどいヤツ
12月生まれの男どもはろくでなし
September gurls, I don't know why
How can I deny what's inside?
Even though I keep away
They will love all our days
9月生まれの女の子達 どうしてか分からない
心の奥底にあるものをどうして否定できる?
たとえ 私が離れても
一緒にいた日々を懐かしんでくれる
December boys got it bad
December boys got it bad
12月生まれの男どもはひどいヤツ
12月生まれの男どもはろくでなし
When I get to bed, late at night
That's the time he makes things right
Ooh, when he makes love to me
Ooh-ooh-ooh-ooh-ooh
夜遅く ベッドにたどり着いたら
「彼」にお任せの時間ね
ああ 「彼」は私を愛してくれる
September gurls do so much
And for so long, 'till we touched
I loved you, boy, never mind
I've been crying all the time
9月生まれの女の子達は何でも楽しむの
ずっとずっと 私たちが触れ合うまで
男の子を愛していたけど 気にしないで
私 ずっと泣いていたのよ
December boys got it bad
December boys got it bad
December boys got it bad, ooh-ooh-ooh
12月生まれの男どもはひどいヤツ
12月生まれの男どもはろくでなし
どうしようもないヤツらだわOoh-ooh-ooh
Ooh-ooh-ooh
Ooh-ooh-ooh
日本語訳 by 音時

◆Big Starのオリジナルの歌詞とバングルスのカバーは歌詞を2か所変えているとのこと。
(1)バングルズの“And for so long, 'till we touched“の歌詞はオリジナルでは「I was your busch and you were touched (「Butch」は漫画の犬のキャラクター)だったのを、バングルズのプロデューサーは、女性が歌うにはふさわしくないと判断し、変更を指示したそうです。
(2)また、ヴァースの「when I get to bed, late at night/that’s the time he (she) makes things right/ooh when he (she) makes love to me, ooh」という歌詞は、“she“を“he”に変更したとのこと。
◆また、調べたところ、作者のアレックスはやはり「12月生まれ」でした(;^_^A。
William Alexander Chilton (December 28, 1950 – March 17, 2010)
(2010年にお亡くなりになっていました。R.I.P…)
そしてバングルスのメンバーの誕生日も確認せねば…と…僕の予想としては、マイケル・スティールがきっと9月生まれで「あんた歌いなよ」となったのではないかと…。すると、スザンナは1月、デビが8月、ヴィッキーが1月、そしてマイケル・スティールは…6月でした(9月生まれじゃないんかい!)
◆オリジナルは、12月生まれの男性(アレックス)が9月生まれの女性(たち)に夢中で、そしてその恋がうまくいかなかったことへの悲しみや未練を歌ってる、という内容だと思うのですが、バングルスのバージョンは歌ってるのが女性なので、以前は男性と恋愛していた女性が、9月生まれの女性を好きになってしまい、男なんて何さ!(付き合っていた男が12月生まれ?)みたいな風にも受け止められますよね。
なので、「ベッドの時間」についての箇所も「he」が出てきますが「彼」としておきました。いわゆる「彼役」(相手)という意味かなあ…とも(;^_^A。
はい、タイトルでも「9月」付いていますが、秋の風情のような意味合いは特になく、色恋の相手の生まれ月が9月だった、という内容ってことですね。
◆こちらオリジナル。Big Starの“September Gurls”.
◆ベースのがマイケル・スティールがリード・ヴォーカルをとってます。September 2000 show at the House Of Blues in Hollywood, CA.
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