このPVに中盤から終盤になると挿入されてくる女性の表情も印象的ですね…。

◆ブログを引っ越した星船さん(はてなブログ)、調子はどうかな笑?
 1989年の全米ヒット曲紹介(8/21更新)はこの曲でした…!

 こちらをどうぞ。(ビルボードチャート日記  by 星船)


◆“Headed for ~”は“~に向かう”というイディオム。
“Head to~”と“Head for~”…どちらも“~に向かう”と訳されますが、こちらの英語学習のページに2つの違いが出ていました。

 “Head to~”が行先が「到着地点を含む」のに対して、“Head for~”は「方向性を示すだけのあいまいな表現」とのこと。
 つまり、“Headed for a heartbreak”は、“Heartbreak” (悲嘆、悲しみ、失恋)と決まったわけじゃないが、その方向へ向かった“というニュアンス。

 俺たち悪い悪い方向に…愛の破局の方向に向かってるんだ…ってことなんでしょうね。


R-4080622-1437484145-2877

Songwriter(s) Kip Winger

Released in 1989
US Billboard Hot100 ♯19
From the Album“Winger”

*原詞は太字

Yeah

Morning came and I was on my way
When you reminded me
I had too soon forgotten
It was you that set me free

Yeah, you were here when I came
You'll be here when I'm gone
So don't be waiting on love
'Cause I'll be waiting to ramble on

朝が来て 俺は出て行った
おまえが思い出させてくれた時
俺はすっかり忘れてしまっていた
おまえが俺を解き放ってくれたんだ

俺が来た時 おまえはここにいた
俺が去ってもおまえはここにいるだろう
だから愛なんて待つんじゃない
俺はとりとめのない話しかできないよ

Headed for a heartbreak
Headed for a heartbreak

愛が壊れる方向に向かってた
俺たちそうするしかなかったんだ

Darling, don't wait up for me
Tonight I won't be home
You've become a stranger
I just got to be alone

Don't need nobody on my side
To dull the blade I'm on
So don't be waiting on love
'Cause I'll be waiting to ramble on

俺を待たないでくれ
今夜は家にいないよ
おまえはすでに他人になった
俺はただ 一人になりたかったんだ

自分の刃を鈍らせるために
誰かを必要としてるわけじゃない
だから愛を待たないでくれ
俺ととりとめのない話をするのに
待つ必要なんてないんだ

Headed for a heartbreak
Headed for a heartbreak
Headed for a heartbreak

別れる方向に向かっていった
その流れを止められなかった
俺たち破局に近づいていた

It's not a mistake
Don't you think I can feel the pain?
I walk away, to live again

間違いじゃない
俺がこの痛みを感じないとでも思う?
俺は立ち去るよ 
もう一度 生き返るために

Headed for a heartbreak
Headed for a heartbreak
(Don't make me hurt you)
Headed for a heartbreak
('Cause I love you)
Headed for a heartbreak

愛を壊してしまう流れに…
別れる方向に近づいて…
(おまえを傷つけたくない)
その流れに逆らえずに…
(だって愛してるんだ)
愛の破局に向かっていった…

(Words and Idioms)
wait on=他の人を待つこと、サービスを提供するために待機すること
ramble on= 長々と[ダラダラと・とりとめもなく・のんべんだらりと]話し続ける

日本語訳 by 音時


Headed_For_a_Heartbreak

◆僕は「愛の破局に向かっていった…」と和訳しましたが、歌詞についても語り合いたいところですが、この曲のSongfactsページやWikipediaを見ても、Wingerのキップ・ウィンガーは歌詞ではなく、サウンドへのこだわりについて語っています。
 そこがこの曲の「聴きどころ」なんでしょう。僕は自分で楽器を演奏したり、作曲の勉強などをしていないので、専門的なことはわからないのですが、リスナーとして聴いてみても「なんとなく」感じます。(←ほんとか?)(;^_^A。

Songfactsのキップのコメントです…。

ウィンガーのデビューアルバムに収録されているこの曲は、レコーディングを終えたリードシンガーのキップ・ウィンガーがスタジオで書き上げたものです。クラシック音楽の作曲を学んだウィンガーは、複雑な作曲法であるリディアン・スケールを用いてこの曲を作曲しました。オーケストラのような雰囲気を持つキーボードパートが、この曲のベースとなっています。

ウィンガーへのインタビューで、彼はこう説明しました。「リフを書いて、少しジャムセッションをしたんだ。すると、まるで魔法のように突然思いついたんだよ。最高のアイデアは偶然生まれると考える人が多いけど、この曲もまさにその一つさ。座って考えもせずに、自然とアイデアが湧いてくることがよくあるよね。この曲もまさにそんな曲の一つなんだ。」

ウィンガーの曲では、歌詞は最後に付けられるものです。そして、彼らのほとんどの曲と同様に、この曲にも女性が出てきます。キップ・ウィンガーが、関係が冷めてしまった女性に、別れを告げる場面があります。この曲のキーラインは「痛みを感じないと思う?」で、ウィンガーは自分がその状況でどう言うか考えた末にこのフレーズを思いついた。彼は普段はメロディーを中心に歌詞を組み立てるが、この歌詞は音楽にはあまり合っていないにもかかわらず、敢えて入れた。

キップ・ウィンガーはこの曲をウィンガーを代表する曲だと語る。「ロッド(・モーゲンシュタイン)のドラムとレブ(・ビーチ)のソロが、このバンドを最も象徴している曲だと思う」と彼は語る。「“リディアン”は(in Lydian)僕たち全員が来た場所にもっと近い領域にいる感じだよ」

「リディアン・スケール」「Lydian」は音楽のモード(旋法)の一つ。メジャースケールを第4音から並べ直したスケールで、独特の響きが特徴だそうです。
作曲の勉強をすると、この曲、もっと味わい深く聴けるのかな…(;^_^A。

リディアンスケールとは?全キー表も解説![音楽理論-LydianScale]
詳しくはこちらをクリック


◆Wikipediaからの情報です。

2025年1月に、キップが前々から取り組んでいたオペラの作曲業に専念するため、バンドの無期限活動休止(事実上の解散)を決めたことを発表した。同年3 - 4月に開催された来日公演を最後に、再び活動に幕を下ろした。

・フェアウェルツアーがあったんですね。

Farewell Japan Tour 2025(2025年)
3月27日 大阪 GORILLA HALL OSAKA
3月28日 名古屋 ReNY limited
3月31日・4月1日 東京 EXシアター六本木

行った方のご感想はこちら…みんな絶賛してますね(解散いやだ~!)。


◆ Winger - "Headed For A Heartbreak" - Arsenio Hall Show




◆2006年のライヴから。キップ・ウィンガーはキーボード弾きながら歌います。