「The One」はエルトンがドラッグや酒への依存を克服しようと矯正施設に入り、その後エルトンが復活を告げたアルバムです。
(ジャケットデザインはエルトンの友人の故ジャンニ・ヴェルサーチ)
(ジャケットデザインはエルトンの友人の故ジャンニ・ヴェルサーチ)

◆この曲“The Last Song”はそのラストに収録されていた曲。エイズに冒された息子と父親の間の愛情を歌った楽曲です。3枚目のシングルとしてリリースされました。
エルトンが親しく交わったライアン・ホワイト(1971年12月6日-1990年4月8日)への追悼曲として作られました。作詞はバーニー・トゥピンで、エルトンがエイズ財団のために制作した初のアメリカ盤シングルとなりました。
チャートでは、カナダでは7位、イギリスでは21位を記録し、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランド、アメリカなど、世界各国でトップ40入りを果たしました。
(ライアン・ホワイト ウィキペディア)

振り返ってみると、エルトンは1990年代にも曲を作り続け、アルバムもリリースし、コンスタントに活躍してましたよね。そして今でも…。

Songwriter(s)
Elton John、Bernie Taupin
Released in 1992
US Bijjboard Hot100 #23
From The Album“The One”
*原詞は太字
Yesterday
you came to lift me up
As light as straw and brittle as a bird
Today
I weigh less than a shadow on the wall
I weigh less than a shadow on the wall
Just one more whisper of a voice unheard
昨日
あなたが来て 僕を持ち上げてくれた
わらのように軽く 鳥のように脆い僕の身体を
今日
僕は壁の影よりも軽くなってる
僕は壁の影よりも軽くなってる
もう一度囁くような声を出すけど聴こえない
Tomorrow
leave the windows open
As fear grows please hold me in your arms
Won't you help me if you can to shake this anger
I need your gentle hands to keep me calm
明日は
窓を開けたままにしておいて
恐怖が増すけど どうか抱きしめて
あなたのその両腕で
あなたのその両腕で
この怒りを振り払うために助けてよ
あなたの優しい手で僕を落ち着かせて
'Cause I never thought I'd lose
I only thought I'd win
I never dreamed I'd feel
This fire beneath my skin
だって 負けるなんて思ってもみなかった
勝つことしか考えてなかった
夢にも思わなかったんだ
この火を肌の奥底に感じるなんて
この火を肌の奥底に感じるなんて
I can't believe you love me
I never thought you'd come
I guess I misjudged love
Between a father and his son
愛してくれるなんて信じられない
来てくれるなんて思ってもみなかった
僕は誤解していたんだね
父と息子 親子の愛を
Things we never said come together
The hidden truth no longer haunting me
Tonight we touched on the things
that were never spoken
that were never spoken
That kind of understanding sets me free
お互い口に出さなかったことが言えるね
隠してきた真実にもう悩まなくていいんだ
今夜 僕たちは決して口に出さなかったことに
触れることができた
触れることができた
理解しあえたことで 僕は自由になれる
'Cause I never thought I'd lose
I only thought I'd win
I never dreamed I'd feel
This fire beneath my skin
I can't believe you love me
I never thought you'd come
I guess I misjudged love
Between a father and his son
僕は負けるなんて思ってもみなかった
勝つことしか考えていなかった
この火は肌の奥底で燃えている
僕を愛してくれるなんて信じられない
僕を愛してくれるなんて信じられない
来てくれるなんて思ってもみなかった
僕は愛を誤解していたんだ
父と息子の間 愛が存在することを…
日本語訳 by 音時

日本語訳 by 音時

エイズが米国で見つかってから40年以上経ちます。2025年のいま、完治はできなくても適切な治療を受ければ発症することはなく、「死の病」ではなくなりました。しかし今でも患者は偏見や差別に苦しみ、完治への希望を持ち続けています。
バーニー・トゥピンは、クイーンのフレディ・マーキュリーが亡くなった直後、パリにいるエルトンに歌詞をファックスで送ったといいます。
Wikipedia情報になりますが、エルトンはアドボケイト紙にこう語っています。
「曲を書いている間、ずっと泣いていたよ。歌うのはとても辛かったんだ…。」
トゥピンはさらにこう説明した。
バーニー・トゥピンは、クイーンのフレディ・マーキュリーが亡くなった直後、パリにいるエルトンに歌詞をファックスで送ったといいます。
Wikipedia情報になりますが、エルトンはアドボケイト紙にこう語っています。
「曲を書いている間、ずっと泣いていたよ。歌うのはとても辛かったんだ…。」
トゥピンはさらにこう説明した。
「分かりきったことをやろうとはしなかったんだ。歌詞の中で、理解し合えないことへの不寛容さを解きほぐすようなことを試みたのさ。だから、息子の人生における立場やセクシュアリティを受け入れようとする父親というテーマを選んだが、残念ながら理解するのが遅すぎたね。その過程で少しでも不寛容さを溶かすことができれば、それで満足だよ…。」
なんでもこの曲の当初のタイトルは「Song for 1992」だったそうです。ただ、西暦を入れると、数年経ったあと時代遅れ感が出てくるから?かタイトルは“The Last Song”に変更されました。
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