Songwriter(s) Bruce Robison

Released in 2002

US Hot Country Songs (Billboard)#1
US Billboard Hot 100 #25From the Album“Home”
 
*原詞は太字


Two days past eighteen
He was waitin' for the bus in his army greens
Sat down in a booth in a cafe there
Gave his order to a girl with a bow in her hair

18歳の誕生日から2日後
彼は米国陸軍の服を着てバスを待っていた
バス停そばのカフェのブースに腰を下ろし
髪にリボンをつけた女の子の店員に注文をした

He's a little shy so she give him a smile
And he said,
"Would you mind sittin' down for a while

And talkin' to me? I'm feelin' a little low"
She said
"I'm off in an hour and I know where we can go"


彼は少しシャイだったので 彼女は微笑みかけた
彼は言った「できたら 少し座って話してくれない?
 ちょっと気分が落ち込んでるんだ」
「1時間後に仕事あがれるからどこか行きましょう」
彼女はそう言った


So they went down and they sat on the pier
He said
"I bet you got a boyfriend, but I don't care

I got no one, to send a letter to
Would you mind if I sent a-one back here to you?"

そして二人は 桟橋に腰を下ろした
彼は言った
「きっときみには彼氏がいるだろうけど
僕は気にしない  僕には手紙を送る相手がいないんだ
僕がきみに手紙を送ってもいいかな?」

I cried,
"Never gonna hold the hand of another guy"

"Too young for him," they told her
Waitin' for the love of a travelin' soldier
Our love will never end
Waitin' for the soldier to come back again
Nevermore to be alone
When the letter said, "A soldier's comin' home"

私は泣いた
「もう他の男の手を握ったりなんてしない」
「彼には若すぎる」と大人は彼女に言った
旅する兵士の愛を待ちながら
私たちの愛は終わらない
兵士がまた戻ってくるのを待ちながら
手紙に「兵士が帰ってくる」と書いてあったら
もう二度と一人ぼっちになることはない

So the letters came from an army camp
In California then Vietnam
And he told her of his heart, it might be love
And all of the things he was so scared of


手紙が陸軍基地から届いた
カリフォルニア そしてベトナムから
彼は手紙で彼女に自分の心を語った
それは愛かもしれない
そして彼が恐れていたことの全てを

He said, "When it's gettin' kinda rough over here
I think of that day sittin' down on the pier
And I close my eyes and see your pretty smile
Don't worry but I won't be able to write for a while"

彼は言った「ここが少し辛くなってきたとき
桟橋に座っていたあの日のことを思い出すよ
僕は目を閉じて きみの素敵な笑顔を思い浮かべる
心配しないで でもしばらくは手紙も書けないな」

I cried, "Never gonna hold the hand of another guy"
"Too young for him," they told her
Waitin' for the love of a travelin' soldier
Our love will never end
Waitin' for the soldier to come back again
Nevermore to be alone
When the letter said, "A soldier's comin' home"


私は泣いた
「もう他の男の手を握ったりなんてしない」
「彼には若すぎる」と大人は彼女に言った
旅する兵士の愛を待ちながら
私たちの愛は終わらない
兵士がまた戻ってくるのを待ちながら
手紙に「兵士が帰ってくる」と書いてあったら
もう二度と一人ぼっちになることはない

[Instrumental Break]


One Friday night at a football game
The Lord's Prayer said and the anthem sang
A man said, "Folks, would you bow your heads
For a list of local Vietnam dead?"

ある金曜の夜  フットボールの試合で
主の祈りが唱えられ  国歌が歌われた
一人の男が言った
「皆さん 頭を下げてください。
ベトナム戦争で亡くなった
地元の人々のお名前を読み上げます…」


Cryin' all alone under the stands
Was a piccolo player in the marchin' band
And one name read, and nobody really cared
But a pretty little girl with a bow in her hair

スタンドの下で一人ぼっちで泣いていたのは
マーチングバンドのピッコロ奏者だった

そして 一人の名前読まれたが
髪にリボンをつけた可愛い女の子以外は
誰も気に留めなかった…

I cried, "Never gonna hold the hand of another guy"
"Too young for him," they told her
Waitin' for the love of a travelin' soldier
Our love will never end
Waitin' for the soldier to come back again
Nevermore to be alone
When the letter said, "A soldier's comin'..."


私は泣いた
「もう他の男の手を握ったりなんてしない」
「彼には若すぎる」と大人は彼女に言った
旅する兵士の愛を待ちながら
私たちの愛は終わらない
兵士がまた戻ってくるのを待ちながら
手紙に「兵士が帰ってくる」と書いてあったら
もう二度と一人ぼっちになることはない

I cried,
"Never gonna hold the hand of another guy"

"Too young for him," they told her
Waitin' for the love of a travelin' soldier
Our love will never end
Waitin' for the soldier to come back again
Nevermore to be alone
When the letter said, "A soldier's comin' home"

私は泣いた
「もう他の男の手を握ったりなんてしない」
「彼には若すぎる」と大人は彼女に言った
旅する兵士の愛を待ちながら
私たちの愛は終わらない
兵士がまた戻ってくるのを待ちながら
もう二度とひとりぼっちにはならない
手紙に「兵士が帰ってくる」と書いてあったら…

日本語訳 by 音時

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ザ・チックス(The Chicks、旧称ディクシー・チックス)は3人の女性から成る米国のカントリー・ミュージック・バンド。(デビュー当初は4人組でした)

(彼女たちのウィキペディアから)

・2003年12月24日のブッシュ大統領が行ったイラク戦争を批判したリード・ヴォーカルのナタリー・メインズの公共の場での批判は、グループを巻き込む大きな論争となった。
・2020年6月26日、ディクシーという南部奴隷制にリンクする言葉をバンド名から排除し、「ザ・チックス」に改名した。

◆この曲“Travelin’ Soldier”は「全米21位から25位」曲を出し合ったイベントで、びんごさんが紹介した曲。ソングライティングは米国のカントリーミュージック・アーティストであるブルース・ロビソン。(1996年に作詞作曲し、1999年に書き直し録音した楽曲)

物語は、和訳をご覧になっていただいたらおわかりのように、18歳になったばかりの一人の少年が、おさげ髪のカフェ店員の女子と知り合いになります。戦地では手紙以外のコミュニケーションの手段がなく、彼は手紙を出す家族などもいないようでしたので、彼は彼女にペンフレンドになってもらいます。

そしてベトナム戦争の戦地から彼の手紙が届き、少女はその手紙を大切に読み、いつか帰ってくる日を待ち続けます…。

しかしあるフットボールの試合の前に戦死者の追悼があった際に読み上げられたのは彼の名前でした…。(泣き崩れたマーチングバンドのピッコロ奏者がおさげ髪の彼女かな…?)

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◆この曲をきっかけに(ディクシー)チックスに大きな事件が起こります。こちらのページより:



アメリカが若者をアフガニスタンに派遣していた時期にレコーディングされたこの曲は、ロビソンが実際にベトナム戦争の兵士について書いたにもかかわらず、タイムリーな作品でもありました。しかし、戦争は必ずどこかで起こるものなので、いつカットされてもおかしくなかったでしょう。
 そして、この曲がチャートを駆け上がり1位に上り詰めたまさにその時、チックスのリードシンガー、ナタリー・メインズは、当時の大統領ジョージ・W・ブッシュの戦争支持姿勢に不快感を示し、2003年3月のロンドンでのコンサートのステージ上でその発言を非難しました。

 カントリーラジオ局はメインズの発言を受けて「トラベリン・ソルジャー」をプレイリストから削除し、数週間のうちにこの曲は姿を消しました。ディクシー・チックスのキャリアは衰退の一途を辿り、完全に消滅したわけではありませんが、以前のような状況に戻ることはありませんでした。


その後の経過含め、彼女たちのウィキペディアにも情報がたくさん載っていますので興味を持った方はご覧になるといいと思います。僕はこのあたりのことはほとんど記憶にありません…。

あらためてこの曲について、戦争の悲惨さというのはそうですが、一人の兵士に光を当てて悲しさを歌った反戦歌のポップスとして後世にも伝えていきたい1曲だなと思いました…。
(紹介していただいた、びんごさん、ありがとうございました)


◆作者Bruce Robisonが歌う“Travelin’ Soldier”.