スティクスの新スタジオ・アルバム「Circling from Above」が、海外で7月18日に発売になります。
先行シングルのこの曲“Build &Destroy”。
現代の社会をもう一度考え直して、“築いて 壊して” また繰り返す…そんなやり方は止めよう!と呼びかけています。上のMVもなかなか衝撃的な映像。でもこれ“AI”で作った…というのは皮肉なもんですね。リリック・ビデオの方も自然や生き物の映像も思わず凝視してしまいます。
私たちがいま生きている社会は…そしてこれからの地球は…。
*Styxのスタジオ・アルバムのリリースは2021年の「Crash of the Crown」以来。通算18作目。
*バンド・メンバーは現在7人。全盛期メンバーのトミー、ジェイムズ・ヤング、チャック・パノッツォは健在です。
(ご存じのように、デニス・デヤングは1999年に降板、訴訟を経て別途の活動へ…)

ジェイムズ・ヤング(James "J.Y." Young) - ギタリスト/ヴォーカリスト
トミー・ショウ(Tommy Shaw) - ギタリスト/ヴォーカリスト
チャック・パノッツォ(Chuck Panozzo) - ベーシスト
トッド・ズッカーマン(Todd Sucherman) - ドラマー
ローレンス・ガーワン(Lawrence Gowan) - ヴォーカリスト/キーボード奏者
ウィル・エヴァンコヴィッチ(Will Evankovich) - ギタリスト/ヴォーカリスト
テリー・ガーワン(Terry Gowan) - ベーシスト
ウィキペディア“スティクス”
◆“Build & Destroy”は上のビデオからもリード・ヴォーカルはキーボードのローレンスが務めていて、サウンド全体もキーボードが引っ張るプログレ・ハード。コーラスも効いてます。うーむ、ステージも観てみたい。新アルバムを引っ提げて、このメンツで来日してくれないかな!

(Gowan、Shaw、Evankovich)
Released in 2025
From the Album“ Circling from Above”
*原詞は太字
I once had this dream to build a machine
So fast it breaks through the sky
Nothing would stop this incredible mess
Something that's never been tried
Miscalculations, great expectations
俺もかつては 機械を作る夢を抱いていた
空を突き破るほどの速さのマシーンをね
この途方もない混乱は何にも止められない
誰も経験したことのない状況なんだ
大きな誤算 と 大きな野望
No one believed we could conceive
This Goliath of the dreams that came true
Now here we are, back with the stars
Improving all of our moves
Lost in the sky, we turn to AI
誰も想像だにしなかった
“夢の巨人”が現実のものとなり
いま俺たちは 星々と共に生きている
人々のあらゆる行動を進化させ
空で迷子になり 頼るのは“AI”様様だ
Tear it down and start all over
Find the path to hope and joy
Are we destined forеver
To build and destroy?
壊して すべてをやり直す
そこに 希望と喜びへの道を見つけるやり方
「築いてはまた壊す」を永遠に続ける…
俺たちはそんな運命にあるのだろうか?
Turn off all that feedback in your head
Nеver mind the stories they said
あれこれ頭の中で考えるのは止めるんだ
これまでの言い伝えなど すべて忘れて…
[Solo]
Today, here I am, on the ruins I stand
Of all of you dreamers like me
As you'd suspect, I often reflect
Was that the way it should be?
Newspaper said I was over my head
今日 俺はここにいる 廃墟の上に
俺のような夢想家たちとともに
ご想像の通りさ 俺はよく考えるんだ
“俺たちは どうあるべきだったのか?”と
ニュースでも 現代の問題はもはや
人間に手に負えないと言っていた
Tear it down and start all over
Find the path to hope and joy
Are we destined forever
To build and destroy?
壊して すべてをやり直す
そこに 希望と喜びへの道を見つけるやり方
俺たち 永遠に繰り返していくのか?
「築いてはまた壊す」やり方を…
To build and destroy
To build and destroy
To build and destroy
To build and destroy
To build and destroy
築いては 壊す
築いては 壊す
築いては 壊す
そんな繰り返しで
俺たちはいいんだろうか?
(Words and Idioms)
miscalculation 【名】計算間違い、計算ミス、見込み違い、判断違い
日本語訳 by 音時

Styxのこの曲の問いかけにたいして…答えは明らかじゃないでしょうか。
ちょっと直情的であたりまえすぎる?かもしれませんが、敢えて書きます。
やっぱり、SDGsに見られるように、世界中で多くの国々、そして個人レベルでも目標を共有することが大事ですよね。この曲を聴いた者から始めよう。
生活、生き方、仕事の在り方を見直そう。選挙に行って社会に主体的に関わろう。
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/
◆Styx - Build And Destroy (Live from Nashville / Acoustic Session)
コメント
コメント一覧 (2)
音時
が
しました
ジョン・シャンクスが前作から全曲の作曲とプロデュースに関与しているのと同様
スティクスも前々作の「ミッション」以降、エヴァンコヴィッチが全曲の作曲及び
プロデュースを担当、しかも彼は前作から正式メンバーとしても迎えられています。
現在のスティクスのキーパーソンといえるでしょう。ドゥービーとスティクス。
2つのヴェテランバンドの現在の充実した活動を支える重要人物と言えるでしょう。
そしてチャック・パノッツォについて。
1991年にHIV陽性、エイズと診断されましたが、医療の進歩により彼は健康状態
の維持に成功。フルタイムでの演奏は困難ですが、レコーディング及び一部の曲の
ライヴ演奏を現在も続けているとのこと。前立腺がんも克服しました。エイズ患者
の長寿命化は、現代の抗レトロウイルス療法(ART)の進歩により珍しくなく
なっているとのことで、チャックはその好例。今後も元気でいてほしいものです。
それにしても全盛期よりもメッセージ色の強いバンドになってますね。
音時
が
しました