https://www.open.video/video/iO_2KdqPZa2
この上の動画、とてもいいので貼り付けたのですが、終了後に別な動画がすぐ始まってしまいます…。いろいろ格闘したのですが、削れない…(;^_^A
先日のウェイロン・ジェニングスの“ルッケンバック、テキサス”からのつながりで…このブログを以前から応援していただいているOkamayu4さんからのリクエストをいただきました(コメント欄)。
気合いを入れて和訳せねば…!(いやいや平常心、平常心…)(;^_^A。
◆ウィリー・ネルソンは今年2025年でなんと92歳。ウェイロンがお亡くなりになられたのが2002年2月13日(享年64歳)でウィリーより4つ下だから生きていれば88歳。2人はカントリー界を引っ張っていった大御所であり、ヒット曲が「全米トップ40」でもチャートにたびたび入ってきたので、僕にも親しみのあるカントリー・アーティストでした。
こうして2人が共演した作品もあるのが嬉しいですね。2人の間の友情も感じます。ウェイロン、R.I.P…。
◆この曲が書かれた背景…この曲のSongfactsにはこんな情報が載っていました。
1969年、テキサス州フォートワースのフォートワース・モーテルに滞在していたジェニングスは、新聞広告でティナ・ターナーを「浮気男を愛する心優しい女性」( a "good hearted woman loving two-timing men")と宣伝しているのを目にした。これはアイク・ターナーへの言及だった。
ジェニングスは、ポーカーをプレイしていたネルソンに、そのフレーズを使った曲を書こうと相談した。ゲームに加わったジェニングスとネルソンは、ネルソンの妻コニー・ケプケが書き留めた歌詞を膨らませていった。
おお、この曲の歌詞では、
Released in 1971
US Billboard Hot Country Songs #3
From the Album“Good Hearted Woman”
(Waylon Jennings and Willie Nelson)
(Waylon)
長い間 忘れ去られた二人の夢は
of the bad times or bad things he's done, Lord
でも彼女は 愚痴をこぼしたりはしない
辛い時期のことや ヤツが犯した過ちのことはね
彼女が語るのは これまで過ごした楽しい時間や
これから訪れるはずの楽しいことばかり
(Waylon & Willie)
Through teardrops and laughter
they'll pass through this world, hand in hand
(Waylon)
He likes the night life,
bright lights and good timin' friends
Lord knows she don't understand him
but she does the best that she can
ああ 彼女はヤツを理解してないんだ
彼女はこんなに精一杯尽くしてるのに
なぜって 彼女は心の優しい女性だから
自由な遊び人に恋してしまうんだ
She's a good hearted woman
in love with a good timin' man
Through teardrops and laughter
they'll pass through this world, hand in hand
日本語訳 by 音時

◆和訳するのに引っ掛かったのは“Good timing man”の解釈です。
こちらのfree dictionaryでは「Good time man」についてこう書かれていましたよ…。
◆1971年のウェイロン単独での“Good Hearted Woman”.
◆Good Hearted Woman; Waylon Jennings & Willie Nelson Live 1987。ウェイロン単独で歌うのかな?と思ったら…ウィリー、途中から出てきてくれてヨカッタ!笑。
◆ジム・クロウチにも“A Good Time Man”が出てくる歌がありました。
4thアルバム「Life and Times」収録の"A Good Time Man Like Me Ain't Got No Business (Singin' the Blues)"です。“俺みたいな旅芸人はブルースを歌う資格なんてないのさ…”ってところかな。
この上の動画、とてもいいので貼り付けたのですが、終了後に別な動画がすぐ始まってしまいます…。いろいろ格闘したのですが、削れない…(;^_^A
先日のウェイロン・ジェニングスの“ルッケンバック、テキサス”からのつながりで…このブログを以前から応援していただいているOkamayu4さんからのリクエストをいただきました(コメント欄)。
気合いを入れて和訳せねば…!(いやいや平常心、平常心…)(;^_^A。
◆ウィリー・ネルソンは今年2025年でなんと92歳。ウェイロンがお亡くなりになられたのが2002年2月13日(享年64歳)でウィリーより4つ下だから生きていれば88歳。2人はカントリー界を引っ張っていった大御所であり、ヒット曲が「全米トップ40」でもチャートにたびたび入ってきたので、僕にも親しみのあるカントリー・アーティストでした。
こうして2人が共演した作品もあるのが嬉しいですね。2人の間の友情も感じます。ウェイロン、R.I.P…。
◆この曲が書かれた背景…この曲のSongfactsにはこんな情報が載っていました。
1969年、テキサス州フォートワースのフォートワース・モーテルに滞在していたジェニングスは、新聞広告でティナ・ターナーを「浮気男を愛する心優しい女性」( a "good hearted woman loving two-timing men")と宣伝しているのを目にした。これはアイク・ターナーへの言及だった。
ジェニングスは、ポーカーをプレイしていたネルソンに、そのフレーズを使った曲を書こうと相談した。ゲームに加わったジェニングスとネルソンは、ネルソンの妻コニー・ケプケが書き留めた歌詞を膨らませていった。
おお、この曲の歌詞では、
a good hearted woman,lovin' her good timin' man
と歌われているところ、当初のフレーズは、
a good hearted woman,lovin' two-timing men
(two-timing =〈話〉〔恋人または配偶者に内緒で他の人と関係を持ち続けて〕裏切っている、浮気をしている、二股をかけている.)
だったんですね(;^_^A。
でも、曲を書く当初からウェイロンの横にいた友人のウィリー。曲のクレジットにはウェイロンとウィリーの2人の名前があります。

こうしたこともあって、1971年にはウェイロン単独で歌われた“a good hearted woman”が1976年には2人のデュエット(ライブバージョン)となってリリースされヒットとなったわけですね。
詳しいことを知りたければ参照されている“Sing Your Heart Out, Country Boy”(ドロシー・ホーストマン著)という書を参照する必要があるようです。( この本にはカントリーミュージックの重要曲のほぼすべてに歌詞を掲載。各曲には、作曲者、友人、後継者によるコメントが添えられているそうだ) さすがにこれは難しいな…。
◆僕もカントリー・ミュージックには詳しくはありませんが、その歌詞としてよく歌われるのは「故郷」「旅」「カウボーイ」「失恋や片思い」「服役」…などなど。
この曲もおそらく登場する主人公はこうした舞台のなかで、自然と人々に囲まれておおらかに生きている人物なのではないかな…とだいたいの仮説を立てて…いざ和訳!

(Waylon Jennings)と歌われているところ、当初のフレーズは、
a good hearted woman,lovin' two-timing men
(two-timing =〈話〉〔恋人または配偶者に内緒で他の人と関係を持ち続けて〕裏切っている、浮気をしている、二股をかけている.)
だったんですね(;^_^A。
でも、曲を書く当初からウェイロンの横にいた友人のウィリー。曲のクレジットにはウェイロンとウィリーの2人の名前があります。

こうしたこともあって、1971年にはウェイロン単独で歌われた“a good hearted woman”が1976年には2人のデュエット(ライブバージョン)となってリリースされヒットとなったわけですね。
詳しいことを知りたければ参照されている“Sing Your Heart Out, Country Boy”(ドロシー・ホーストマン著)という書を参照する必要があるようです。( この本にはカントリーミュージックの重要曲のほぼすべてに歌詞を掲載。各曲には、作曲者、友人、後継者によるコメントが添えられているそうだ) さすがにこれは難しいな…。
◆僕もカントリー・ミュージックには詳しくはありませんが、その歌詞としてよく歌われるのは「故郷」「旅」「カウボーイ」「失恋や片思い」「服役」…などなど。
この曲もおそらく登場する主人公はこうした舞台のなかで、自然と人々に囲まれておおらかに生きている人物なのではないかな…とだいたいの仮説を立てて…いざ和訳!

Songwriter(s) Waylon Jennings,Willie Nelson
Released in 1971
US Billboard Hot Country Songs #3
From the Album“Good Hearted Woman”
(Waylon Jennings and Willie Nelson)
Released in 1976
US Billboard Hot Country Songs #1
US Billboard Hot Country Songs #1
US Billboard Hot 100 #25
*原詞は太字(Waylon)
A long time forgotten our dreams
had just fell by the way
had just fell by the way
And the good life he promised
ain't what she's livin' today
ain't what she's livin' today
長い間 忘れ去られた二人の夢は
道の途中で消えてしまったよ
ヤツはいい暮らしをさせると約束したけど
彼女が今日送っているのは違う生活さ
(Willie)
But she never complains (Willie)
of the bad times or bad things he's done, Lord
She just talks about the good times
they've had and all the good times to come
they've had and all the good times to come
でも彼女は 愚痴をこぼしたりはしない
辛い時期のことや ヤツが犯した過ちのことはね
彼女が語るのは これまで過ごした楽しい時間や
これから訪れるはずの楽しいことばかり
(Waylon & Willie)
She's a good hearted woman
in love with a good timin' man
in love with a good timin' man
She loves him in spite of his ways
that she don't understand
that she don't understand
Through teardrops and laughter
they'll pass through this world, hand in hand
A good hearted woman,
lovin' her good timin' man
lovin' her good timin' man
彼女は心の優しい女性だよ
自由奔放な男に恋してる
彼女はヤツを愛してるんだ
その生き方は理解できなくてもね
涙がこぼれ 笑顔を交わしながら
この世界を生きていくのさ 手と手を取り合って
心の優しい女性は
自由奔放な遊び人に恋するものだよ
自由奔放な男に恋してる
彼女はヤツを愛してるんだ
その生き方は理解できなくてもね
涙がこぼれ 笑顔を交わしながら
この世界を生きていくのさ 手と手を取り合って
心の優しい女性は
自由奔放な遊び人に恋するものだよ
(Waylon)
He likes the night life,
bright lights and good timin' friends
When the party's all over
she'll welcome him back home again
she'll welcome him back home again
ヤツは夜遊びが好きな男さ
キラキラの灯りと陽気な友だちに囲まれて
そしてパーティーが終わると
彼女はヤツをまた温かく迎えてくれる
Lord knows she don't understand him
but she does the best that she can
'Cause she's a good hearted woman,
she loves her good timin' man
she loves her good timin' man
ああ 彼女はヤツを理解してないんだ
彼女はこんなに精一杯尽くしてるのに
なぜって 彼女は心の優しい女性だから
自由な遊び人に恋してしまうんだ
She's a good hearted woman
in love with a good timin' man
She loves me in spite of my ways
that she don't understand
that she don't understand
Through teardrops and laughter
they'll pass through this world, hand in hand
A good hearted woman,
lovin' her good timin' man
(Words and Idioms)
fall by the wayside=【意味】途中で挫折する/脱落する lovin' her good timin' man
彼女は心の優しい女性だよ
自由奔放な男に恋してる
彼女は俺を愛してくれてるんだ
たとえ俺のやり方を理解できなくても
たとえ俺のやり方を理解できなくても
喜怒哀楽 毎日色んなことが起きるけど
二人はこの世界を手を取り合って生きていく
そうさ 心の優しい女性は
どうしてか
自由な吟遊詩人に恋するものなんだ
自由な吟遊詩人に恋するものなんだ
(Words and Idioms)
日本語訳 by 音時

◆和訳するのに引っ掛かったのは“Good timing man”の解釈です。
こちらのfree dictionaryでは「Good time man」についてこう書かれていましたよ…。
good time man
=(slang )Someone who sells illegal drugs; a drug dealer.
いやいや、不法ドラッグを売りつけるディーラー!?
さすがに「心優しい女性」でも、そんなバカな…(;^_^A。
◆ちょっと困っていたのですが、この曲のSongfactsページからの情報で“Good timin man”の意味がだいぶ浮かび上がりました。
*************
いやいや、不法ドラッグを売りつけるディーラー!?
さすがに「心優しい女性」でも、そんなバカな…(;^_^A。
◆ちょっと困っていたのですが、この曲のSongfactsページからの情報で“Good timin man”の意味がだいぶ浮かび上がりました。
*************
ウェイロン・ジェニングスは、ウィリー・ネルソンの協力を得て、このカントリーロックナンバーを1971年のアルバムのタイトル曲として書き下ろし、レコーディングしました。
テキサス州フォートワースのモーテルに滞在していた彼は、ティナ・ターナーの新聞広告を見てこの曲のアイデアを思いつきました。彼は『ビルボード・ブック・オブ・ナンバーワン・カントリー・ヒッツ』の中でこう回想しています。
「アイクとティナ・ターナーの広告を読んでいた時に、『ティナ・ターナーが、 good-hearted women loving good-timing men について歌っている』と書いてありました。『なんて素晴らしいカントリーソングのタイトルだろう!』と思いました」
ジェニングスとネルソンはポーカーをしながらこの曲を練り上げ、歌詞を交換しながらネルソンの妻コニーが歌詞を書き留めていきました。実際、二人の妻(ジェニングスは同じくカントリーシンガーのジェシー・コルターと結婚していました)がインスピレーションの源となったのです。
「コニーとジェシーの両方がこの曲のテーマだったと思います」とネルソンは付け加えました。 「当然のことながら、当時私たちに我慢を強いられていた人たちのことを考え始めました。」
**********
ふむふむ、この情報によると
・“Good hearted woman”とはウェイロンやウィリーの奥様たちのこと
・“Good timing Man”とはカントリー・シンガー稼業をしているウェイロンやウィリー自身のこと
なんでしょうね。
(この情報ではWikiに載っていたティナの広告で“Two-timing man“となっていた話が最初から“Good timing man”となってる。どっちがほんと?)
◆“Good hearted Woman loving good-timing men”とは、吟遊詩人や旅芸人のような俺たちカントリー・シンガーを支え愛してくれる妻たちに感謝を込めた歌、と解釈し、そのように意訳しました。
この曲のヒットがあって、ウェイロンとウィリーはカントリーチャートだけでなくナショナルチャートでも、そのアーティストイメージも含めてファンを増やしていったんだろうなあ、と思いました。ウェイロンの場合はそうしたこともあって、先述した“ルッケンバック・テキサス”のヒットにもつながったのだろうと思います。
Okamayu4さん、素敵な曲をご紹介いただきありがとうございました。和訳は…こんな感じです…(;^_^A。
◆ウェイロンの1984年のライブより。歌う前に、ウィリーの奥さんコニーと俺のかみさん…ジェシーについて歌った歌だよ、とMC。ウィリーが歌う箇所をウェイロンはモノマネ(笑)。
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ふむふむ、この情報によると
・“Good hearted woman”とはウェイロンやウィリーの奥様たちのこと
・“Good timing Man”とはカントリー・シンガー稼業をしているウェイロンやウィリー自身のこと
なんでしょうね。
(この情報ではWikiに載っていたティナの広告で“Two-timing man“となっていた話が最初から“Good timing man”となってる。どっちがほんと?)
◆“Good hearted Woman loving good-timing men”とは、吟遊詩人や旅芸人のような俺たちカントリー・シンガーを支え愛してくれる妻たちに感謝を込めた歌、と解釈し、そのように意訳しました。
この曲のヒットがあって、ウェイロンとウィリーはカントリーチャートだけでなくナショナルチャートでも、そのアーティストイメージも含めてファンを増やしていったんだろうなあ、と思いました。ウェイロンの場合はそうしたこともあって、先述した“ルッケンバック・テキサス”のヒットにもつながったのだろうと思います。
Okamayu4さん、素敵な曲をご紹介いただきありがとうございました。和訳は…こんな感じです…(;^_^A。
◆ウェイロンの1984年のライブより。歌う前に、ウィリーの奥さんコニーと俺のかみさん…ジェシーについて歌った歌だよ、とMC。ウィリーが歌う箇所をウェイロンはモノマネ(笑)。
◆1971年のウェイロン単独での“Good Hearted Woman”.
◆Good Hearted Woman; Waylon Jennings & Willie Nelson Live 1987。ウェイロン単独で歌うのかな?と思ったら…ウィリー、途中から出てきてくれてヨカッタ!笑。
◆ジム・クロウチにも“A Good Time Man”が出てくる歌がありました。
4thアルバム「Life and Times」収録の"A Good Time Man Like Me Ain't Got No Business (Singin' the Blues)"です。“俺みたいな旅芸人はブルースを歌う資格なんてないのさ…”ってところかな。
コメント
コメント一覧 (2)
あと、ウェイロンとウィリー、2人のカントリーの大御所アーティストたちの想いや友情に少しでも触れて感じることができたことが嬉しいな。
okamayu4さんの中にあるモヤモヤしたものが僕の和訳によって解決に近づけるならない喜んで対応させていただきます!(あまり頻繁にはできませんが 😅)今後ともよろしくお願いします。
音時
が
しました
音時
が
しました