この曲“Perfect Way”…英国のグループ“スクリッティ・ポリッティ“ (Scritti Politti) の唯一の全米トップ40ヒットとなります。
Wikipedia情報によると、彼らは1977年にイギリスで、グリーン・ガートサイド (en:Green Gartside) を中心に結成された音楽ユニットの名称、とのこと。
◆不思議なグループ名だなあと思って調べたら、この名前は
・「政治的な文書」を意味するイタリア語が元になっている。
・イタリアのマルクス主義の理論家アントニオ・グラムシの著作『Scritti di Economia Politica』と、リトル・リチャードの楽曲「トゥッティ・フルッティ」を引っかけている。
とのこと!(わからないよ!)
◆正直、僕にはちょっと「ひっかからなかった」曲なのですが^_^;、この曲は、
・1980年代における最先端かつ最高峰のデジタル機材群を全面的に導入し、黒人的な洗練されたリズムとUKロックが融合し…。
・制作当時としては贅沢極まりない、最高の機材群の導入で高音質に仕上がっただけでなく、シーケンサーやエフェクター等を駆使して細部まで徹底して計算された作り込みが行われた。
・現在に至るまで、この作品で実現された音の新鮮さは失われておらず、音楽関係者の間ではシンセポップの基準の1つとして扱われ続けている。
とのこと(ウィキペディア)。ですので、時代のなかでは取り上げるべき曲であろうと思います(;^_^A。
◆歌詞は「難解」。そして皮肉っぽくて、人と心から分かり合おうとしない?主人公。「完璧な方法を見つけた」なんて言っているけど…。

Songwriter(s)
Green Gartside、David Gamson
Released in 1985
US Billboard Hot100 #11
From the album “Cupid & Psyche 85”
*原詞は太字
I took a backseat, a backhander,
I took her back to her room
I better get back to the basics for you, oh, yeah
You gotta conscience, compassion,
You got a way with the word
You gotta heart full of complacency, too
(But it's not like that)
僕は後部座席に座り こっそり金をもらって
彼女を部屋へ連れて帰ったのさ
僕は基本に戻った方がいいな きみのためにさ
きみには良心や思いやりがあるし
言葉の使い方も上手だしね
だけどすっごい“ひとりよがり”だよね
(そうじゃないかな)
I don't have a purpose or mission,
I'm empty by definition
I got a lack, girl, that you'd love to be
You wanna diva a deduction
You wanna do what they do
Wanna do damage that you can undo
(But up until that day)
僕には目的も使命もない
言わば 中身が空っぽなヤツさ
欠けてるものがある…それは きみがなりたい姿だろ
結局 きみはセレブになりたいんだ
そういう人たちがやってることをやりたいのさ
傷つけたいけど 元には戻れるように
(だけど その日まではね)
Apart from everyone
Away from your love
A part of me belongs
Apart from all the hurt above
誰からも離れてさ
愛からも遠ざかって
僕の身体の一部は
うわべの傷なんかとは関係ない
I got a perfect way to make a new proposition
I got a perfect way to make a justification
I got a perfect way to make a certain, a maybe
I got a perfect way to make the girls go crazy
完璧な方法を見つけたよ 新しい提案をしてあげる
完璧な方法さ これで正当化できるんだ
完璧な方法を考えたよ 確実であり もしかしたら
完璧な方法さ これで女の子たちは夢中だよ
I took a day job amendment, I took a liking to you
I took a page out of my rulebook for you
You wanna message a confession,
You wanna martyr me, too
You wanna margin of error for two
(But it's not like that)
日常の仕事も契約変更 きみに好意を抱いたのさ
僕のルールブックのページをきみのために抜き出した
きみは告白のメッセージを送りたがって
僕のことを苦しめたいんだろ
二人が少しずれてる関係がお望みかい
(だけど そうじゃないね)
Maybe tomorrow, the next letter
or when the weather gets better
I've got to wait here for your moon to turn blue
I made an offer, an exception,
I made a sense out of you
You took a good look at your book,
but I knew
(That up until that day)
もしかしたら明日 次の手紙が来るか
それとも 天気が良くなったら
きみの月が青くなるまで ここで待たなくちゃ
僕は例外を作ろうと申し出て
きみに意味を持たせたんだ
きみは自分の本をよく見ていたけど
僕は知ってたんだ
(あの日までは)
In times of tenderness,
in terms, baby, so true
Until such time as I can understand
all the things you do
優しさの時代さ
その意味では真実なんだ
きみのすることすべて 理解できる
そんな時まで
I got a perfect way to make a new proposition
I got a perfect way to make a justification
I got a perfect way to make a certain, a maybe
I got a perfect way to make the girls go crazy
完璧な方法を見つけたよ 新しい提案をしてあげる
完璧な方法さ これで正当化できるんだ
完璧な方法を考えたよ 確実であり もしかしたら
完璧な方法さ これで女の子たちは夢中だよ
Want to forgive you
for all the things that you do
Wanna forget
how to remember with you
Maybe tomorrow, the next letter
or when the weather gets better
I've got to wait here
for your moon to turn blue
(But up until that day)
きみのすることを
すべてを許したい
きみと一緒に思い出すやり方なんて忘れたい
もしかしたら明日 次の手紙が来るか
天気が良くなったら
きみの月が青くなるまで
ここで待たなくちゃ
(でもあの日までは)
Apart from everyone
Away from your love
A part of me belongs
Apart from all the hurt above
誰からも離れてさ
愛からも遠ざかって
僕の身体の一部は
うわべの傷なんかとは関係ない
I got a perfect way to make a new proposition
I got a perfect way to make a justification
This is a perfect way to make a certain a maybe
This is a perfect way to make the girls go crazy
新しい提案をする完璧な方法を見つけたよ
正当化する完璧な方法を見つけたんだ
これは確実な可能性を掴む完璧な方法さ
女の子たちを夢中にさせる完璧な方法なんだ
A perfect way
A perfect way
I got a perfect way
A perfect way
I got a perfect way
I got a perfect way
To make a new proposition
I got a perfect way
To make a justification
I got a perfect way..
完璧な方法さ
完璧な方法なんだ
完璧な方法さ
完璧な方法なんだよ
完璧な方法を見つけた
完璧な方法で新しい提案をするよ
完璧な方法さ
これで僕を正当化できるんだ
(Words and Idioms)
backhander=
1 手の甲を使って行う打撃またはショット
2 何かを成し遂げるために違法かつ秘密裏に支払うお金complacency=自己満足 ひとりよがり
by definition 定義により[によれば・からして・上は]
〔ある種の物や人に備わる性質が〕その名のとおり
deduction=差し引き、控除、差引高、控除額、演繹(法)、推論、(推論による)結論、結論
undo=元に戻す,取り消す
proposition=特に商業上の)提案、提議、計画、案、提案
justification=正当化、理由、根拠
amendment=改正、修正(案)、改心、矯正
martyr.=殉教者として殺す 殉教者のような拷問と苦悩margin of error=許容誤差、誤差範囲
日本語訳 by 音時

◆主人公の主観的な、人間関係、コミュニケーションの在り方を歌ってるんだろうと思います。
恋愛も駆け引き?そんななかで「完璧な方法を見つけた」…と言っていますが、それはやっぱり幻想…なんじゃないでしょうか。
うーん、バンドのヴォーカリストであり、ソングライターの、グリーン・ガートサイドは哲学や政治に造詣が深いんでしょうね。歌詞も言葉遊びや皮肉が入っていて難しいです…。
◆この曲、なぜかマイルス・デイヴィスに、1986年のスタジオアルバム「Tutu」でカバーされています(インストゥルメンタル)。マイルスのライブレパートリーに入り、何度もライブで演奏されています。
マイルスはスクリッティ・ポリッティの次のアルバム『Provision』(1988年)にゲスト出演し、ヒットシングル「Oh Patti (Don't Feel Sorry For Loverboy)」でトランペットを演奏しています!
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