1997年リリースのスティーヴ・ウィンウッドのソロ7枚目のアルバム「ジャンクション・セヴン(Junction Seven)」。
ソロ7枚目ということで、7番目の分岐点に立つスティーヴ。
朝もやのなか、線路に立つスティーヴの表情はキリッとしています…(でも…危ないよ)(^_^;)。
このアルバム、英国とドイツではそこそこヒットしたようですが、全米のアルバムチャート(Billboard 200)では最高123位に終わり、彼のスタジオ・アルバムとしては初めて全米トップ100入りを逃す結果となった…ようです。僕も実は…このアルバムは買わなかった…(^_^;)。
◆アルバムを通して聴いたところでは…はい、このバラード曲が印象に残ったので今回和訳に取り上げてきました。“Love”を歌ったジョン・レノンにも“Real Love”がありました。“Higher Love”を歌ったスティーヴの歌う“Real Love”って…興味が湧きました。

(S. Winwood, N. Walden, E. Winwood)
Released in 1997
From The Album‘’Junction Seven”
*原詞は太字
In my life there was emptiness
Where I was going I couldn't guess
Then one day into my life you came
And from then on nothing seemed the same
You gave me strength
when I thought I could be wrong
when I thought I could be wrong
Hey now I know right here is where I belong
- with your
- with your
僕の人生 そこには空虚があった
自分がどこへ向かうのか わからなかった
ある日 きみが僕の人生に現れて
そのときから 同じじゃなくなったんだ
自分が間違っているかもしれないと思ったとき
きみは僕に強さを与えてくれた
きみは僕に強さを与えてくれた
そうさ 今 僕はここが居場所だとわかったんだ
きみの…
きみの…
Real love to hold on to
Real love to pull me through
And I know with all my heart
Here I'm gonna stay
Here I'll always stay inside your real love
つかまえていたい本当の愛
僕を支えてくれる本当の愛
心からわかってるんだ
僕はここにとどまるんだって
僕はここにいつもいる
きみの真の愛のなかに…
きみの真の愛のなかに…
You make things right with no uncertainty
I know this kind of love will always be realized
And I'm now quite sure that
Real love is what we all are looking for
Now I'm ready to be just what you want me to
With you right her to guide me through
- I need you
- I need you
きみは疑いなく物事を正してくれる
真実の愛はいつだって実現するんだね
そして僕は今 とても確信してる
真の愛こそ僕たちが皆 探しているもの
今 僕は きみが望む通りの自分になる準備ができている
僕を導いてくれるきみと一緒に
-僕にはきみが必要なんだ
-僕にはきみが必要なんだ
Just to have a soul mate
To make things right when all senses fail
True love is a hard found thing
Now I feel it and I need it always
この曲の作者クレジットは、スティーヴとナラダ・マイケル・ウォルデンともう1人=ユージニア・ウィンウッド(Eugenia Winwood)。1987年にスティーヴが再婚したお相手ですね。
アルバム収録曲の作者クレジットを見てみたら、11曲中5曲の共作者にユージニアの名前がありました。この曲を含めて、スティーヴの「7番目の分岐点」には奥様が大きく関わっていた…んですね。
◆うーん、でもよくわからないのがこの選曲。スライの“Family Affair”をなんでアルバムに入れたんだろう?なんでこのアルバムに奥さんのユージニアがそんなに関わっているんだろう…「そいつは家族の問題さ」ってことかな…(^_^;)。
心から感じあえるひとが欲しい
すべての感覚が失われても 正しくありたいから
本当の愛を見つけるのは難しい
いま僕はそれを感じ
常にそれを必要としてるんだ…
日本語訳 by 音時
常にそれを必要としてるんだ…
日本語訳 by 音時
この曲の作者クレジットは、スティーヴとナラダ・マイケル・ウォルデンともう1人=ユージニア・ウィンウッド(Eugenia Winwood)。1987年にスティーヴが再婚したお相手ですね。
アルバム収録曲の作者クレジットを見てみたら、11曲中5曲の共作者にユージニアの名前がありました。この曲を含めて、スティーヴの「7番目の分岐点」には奥様が大きく関わっていた…んですね。
◆うーん、でもよくわからないのがこの選曲。スライの“Family Affair”をなんでアルバムに入れたんだろう?なんでこのアルバムに奥さんのユージニアがそんなに関わっているんだろう…「そいつは家族の問題さ」ってことかな…(^_^;)。
コメント
コメント一覧 (2)
音時
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ドゥービー・ブラザーズ(1980年5位)、ジョディ・ワトリー(1989年2位)、
ボブ・シーガー(頭にTheがつきますが1991年24位)、メアリー・J・ブライジ
(1992年7位)、ビートルズ(1996年11位)、他にもあるかも。
スティーヴのリアル・ラヴは残念ながらシングルにはならず。
シングルは Was(Not Was) と同名異曲の「Spy in the House of Love」でした。
スティーヴのこのアルバムは個人的にも最も印象の薄いものでした。
大ファンの自分も中古盤で買ったくらいですから。
本作では大ヒットした2作目から前作まで、非シングル曲含め計32曲を手掛けた
名匠ウィル・ジェニングスと袂を分かちあっています。
不仲ではないと思いますが前作が中ヒットに終わり7年ブランクが空いたので、
レコード会社のテコ入れがあったのかもしれませんね。
奥様の関与?は本作が顕著で、次作以降は制作体制を変更し好評価を得ました。
改めて聴いてみると、歌詞は割とステレオタイプではありますが
心にしみるとても良い曲ですね。
「リアル・ラヴ」に駄作なし、といったところでしょうか。
音時
が
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