2月14日はヴァレンタイン・デーということで、今年はベタな“Love Song”をお届けします…!
ポールの“Silly Love Songs”(心のラヴ・ソング)も当然のごとく頭をよぎったのですが、実はこのポール&ウイングスの全米No.1の名曲を和訳していなかったことが発覚しました…(^_^;)。
◆この曲の邦題“あの娘におせっかい”。
当時の僕は中学生。英和辞典で“おせっかい”を辞書で引きました。
英辞郎さんでは、[meddle] in と出ましたよ、。
meddle in ~に干渉する、~に口を挟む、~に差し出口をする、~にくちばしを入れる、~に余計な手出しをす..
したがって“あの娘におせっかい”を英作文すると…“I Meddle in her” でしょう。
したがって“あの娘におせっかい”を英作文すると…“I Meddle in her” でしょう。
…英作文の問題でしたら、これで正解なのですが、
洋楽ポップスの問題ですと、大きなバツ(❌️)がつきます。ダメ〜!
正解は“Listen To What The Man Said”ですね。
え〜「その男が言ったことを聞け」がなんで“あの娘におせっかい”なんですか?
→ もうしつこいね! 大丈夫、試験には出ないから…!
◆中学校のときこの歌、大好きでしたが…今でも大好きです…!
ポールの「LOVE」賛歌。そしてこのあとポールは“Silly Love Songs”を書くことになります。
ところでこの曲のアルバムヴァージョン、最初にポールが低い声でなにかしゃべってますね。
これは、
"Alright, okay, very good to see you down in New Orleans, man - yeah reet, yeah yeah,"
(ニューオーリンズで会えて とってもウレシイよ…)
と話してます。
これはアルバムをレコーディングしていたニュー・オーリンズのビッグ・イージーに敬意を表して、ポールが、ニュー・オーリンズの有名なファンクバンド“ミーターズ”のギタリスト(レオ・ノセンテリ)の口癖のマネをしたものだそうです。
(こちらのサイトを参照しました。Why Wings Struggled With 'Listen to What the Man Said')

Songwriter(s)
Paul McCartney、Linda McCartney
Released in 1975
US Billboard Hot100#1
From the Album“Venus And Mars”
*原詞は太字
Any time, any day,
You can hear the people say,
That love is blind
Well I don’t know but I say love is kind
いつでも どんな日でも
誰もが口々に言うのが聞こえる
“愛は盲目“
よく分からないけど僕なら
“愛は優しい“って言うだろうな
Soldier boy kisses girl
“愛は優しい“って言うだろうな
Soldier boy kisses girl
Leaves behind a tragic world
But he won’t mind
He’s in love and he says love is fine
兵士の少年が少女にキスをした
悲劇的な世界なんて忘却の彼方だよ
彼は気にしないんだ
彼は恋してて “愛は素敵だ“って言うんだ
Oh–yes, indeed we know
That people will find a way to go
No matter what the man said
ああそうさ 僕たちは確かにわかってる
人は自分の道を見つけるのさ
誰が何て言ったとしてもね
And love is fine for all we know
For all we know, our love will grow
–that’s what the man said
So won’t you listen to what the man said
He said…
愛は素敵だってことを僕たちは知ってる
僕たちが知る限り 愛は成長するんだ
―それがあいつの言ったことさ
だからあいつの言ったことに耳を傾けよう
やつはこう言ったんだ…
Oh–yes, indeed we know
Oh–yes, indeed we know
That people will find a way to go
No matter what the man said
And love is fine for all we know
For all we know, our love will grow
–that’s what the man said
So won’t you listen to what the man said
He said…
Oh–yes, indeed we know
That people will find a way to go
No matter what the man said
And love is fine for all we know
For all we know, our love will grow
–that’s what the man said
So won’t you listen to what the man said
ああそうさ 僕たちは確かにわかってる
人は自分の道を見つけるのさ
誰が何て言ったとしてもね
愛は素敵だってことを僕たちは知ってる
愛は素敵だってことを僕たちは知ってる
僕たちが知る限り 愛ってものは育つんだ
―それがあいつの言ったことさ
だからあいつの言ったことに耳を傾けよう
やつはこう言ったんだ…
The wonder of it all baby……
The wonder of it all baby……
The wonder of it all baby……
The wonder of it all baby……
日本語訳 by 音時


“愛は盲目”って、愛に没頭し何も見えなくなること、かと思うけど、
僕はそうじゃなくて“愛は優しい”って思う…ことは、
世界が素敵に見えていること、なんじゃないかな、と思います。
兵士の彼は「悲劇的な世界」を認識しなきゃいけないんだけど
好きな人と一緒にいたら(キスもして!)、
そんな世界のことは一瞬忘れて置き去りにして愛は素敵だって思うよね。
◆この曲で言う“The Man”って誰だ?
「神様」という説、「“Love”を歌ったジョン・レノン」という説、
様々な説がありますが、僕は“The Man”は
「彼の周りで愛は素敵だと言っている人」のことであり、
その人達の言葉を聞いて、この歌を歌ってる「ポール自身」のことなのかな
と思いました。
愛の素晴らしさを経験してる(経験した)人の言葉を聞いてみてはどうだい?
世の中のすべてのもののなかでも最も不思議なもの…それが愛なんだ。
本日、バレンタイン・デー、恋しよう、みなさん!
(男女の恋愛関係ということだけでなく、“LOVE”しましょうってことです)(^_^;)
◆こちらはWings Over America Liveでの“Listen To What The Man Said”。
こんなに不思議なことってないよ ベイビー
愛ってなんて素晴らしいんだろう ベイビー
その素晴らしさに驚いてしまうね ベイビー
日本語訳 by 音時


“愛は盲目”って、愛に没頭し何も見えなくなること、かと思うけど、
僕はそうじゃなくて“愛は優しい”って思う…ことは、
世界が素敵に見えていること、なんじゃないかな、と思います。
兵士の彼は「悲劇的な世界」を認識しなきゃいけないんだけど
好きな人と一緒にいたら(キスもして!)、
そんな世界のことは一瞬忘れて置き去りにして愛は素敵だって思うよね。
◆この曲で言う“The Man”って誰だ?
「神様」という説、「“Love”を歌ったジョン・レノン」という説、
様々な説がありますが、僕は“The Man”は
「彼の周りで愛は素敵だと言っている人」のことであり、
その人達の言葉を聞いて、この歌を歌ってる「ポール自身」のことなのかな
と思いました。
愛の素晴らしさを経験してる(経験した)人の言葉を聞いてみてはどうだい?
世の中のすべてのもののなかでも最も不思議なもの…それが愛なんだ。
本日、バレンタイン・デー、恋しよう、みなさん!
(男女の恋愛関係ということだけでなく、“LOVE”しましょうってことです)(^_^;)
◆こちらはWings Over America Liveでの“Listen To What The Man Said”。
コメント
コメント一覧 (8)
音時
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先日(2月10日)アメリカンフットボールの優勝決定戦であるスーパーボウルにて、会場にポール・マッカートニーの姿がテレビに映っていました。
今年の会場はニューオーリンズでした。(ちなみに、テイラー・スウィフトも会場に。しかし彼氏のいるチーム、カンザスシティ・チーフスは負けてしまいました。今年テイラーが観に来ていた試合は8戦負けなしだったのに…)
音時
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音時
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中学生のころ、ボクはポールが好きでした。どれくらい好きかと言うと、生徒手帳の氏名欄に「Paul McCartney」と書くくらい…。
(先生に見つかったら大変! でも、見つかなかったらしい…)
このアルバムの後、次第にポールから離れていくのですが…。
いつもストレート勝負のポールらしく、分っかりやすいラブソングです。
「兵士の少年が少女にキスをした」という歌詞がいいですね。ホント、悲観的な出来事さえ忘れることができるフレーズです。
ポールのやさしさが溢れる名曲だと思います。
音時
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