この曲“Visions”は、1966年にクリフ・リチャードがリリースした曲です。
Wikipediaによると、この曲はイギリスのレコード・リテーラー・チャートで12週間ランクインし、最高7位を記録しました。その他の国=イスラエル、マレーシア、シンガポールでは1位、ニュージーランド・リスナー・チャートでは4位、アイルランド・シングル・チャートでは9位になりました。
クリフは、自身のテレビ番組「イッツ・クリフ・リチャード」の最後に、この曲のコーラス「いつまた会えるの?」を歌っていた、とのこと!
◆この曲のSongfactsページからの情報ですが、2008 年 11 月 2 日の Mail on Sunday 紙でクリフはこの曲について、次のようにコメントしています。
この曲は、僕がエルヴィスを忘れ、彼のように歌うのではなく、自分の声を見つけようとしていたときにリリースされたんだ。彼は、素晴らしい、優しい歌い方、つまり「投影しない」声を持っていて、僕はそれで大成功を収めたのさ。これは、僕が「I'm Looking Out The Window」や、何年も後に「Miss You Nights」で使用したのと同じスタイルなんだよ。
はい、囁くような歌唱…それでもこれが自分の声だと、クリフは自信を持った曲ってことなんだろうな。

Songwriter(s) Paul Ferris
Released in 1966
UK Singles Chart #7
*原詞は太字
Visions of you in shades of blue
Smoking, shifting, lazily drifting
My darling, I miss you so
青い色合いのきみのおもかげ
もやもやと揺れている 柔らかく漂って愛しいきみ きみがとても恋しいよ
Time goes by; no wonder my
Senses go reeling, your eyes so appealing
I see the whole night through
時が経ち 僕の感覚が失われていく
感覚がぐらつくんだ きみの瞳が魅力的だから
一晩中 見てしまうんだ
When will we meet again?
When? When? When?
When will we meet again?
When? When? When?
いつ また会える?
いつ?いつだい?いつ?
いつまた僕たちは会える?
いつ?いつ?いつだい?
I remember the days, beautiful days
Tenderly gleaming, my whole life seeming
To start and end with you
思い出すんだ あの日々を 美しい日々
優しく輝き 僕の人生全体が
きみと始まり きみと終わるように思えた
Visions of you in shades of blue
Smoking, (Smoking) shifting, (Shifting)
lazily drifting
My darling, I miss you so
青の色合いのきみのおもかげ
もやもやと揺れている 柔らかく漂って
愛しいきみ きみがとても恋しいのさ
愛しいきみ きみがとても恋しいのさ
When will we meet again? (Ooh)
When? When? When?
When will we meet again? (Ooh)
When? When? When?
いつ また会える?
いつ?いつだい?いつ?
いつまた僕たちは会える?
いつ?いつ?いつだい?
I remember the days, beautiful days
Tenderly gleaming, my whole life seeming
To start and end with you
To start and end with you
思い出すんだ あの日々を 美しい日々
優しく輝き 僕の人生全体が
きみと始まり きみと終わるように思えた
始まりも終わりもきみと一緒だよ…
(Words and Idioms)
reel=自〈人(の心など)が〉(混乱などで)ぐらつく,動揺する
日本語訳 by 音時

◆きみのおもかげ(Visions)は…Visions of you in shades of blueと表現されています。
「青い色合いのきみのおもかげ」と無理やり日本語にしましたが、このままに味わいたいような表現ですよね…。
「今度いつ会える?」ってデートの最後に言われたら、胸がキュン❤としてしまうけれど、
この主人公のように「いつ?いつ?いつ?」ってそう何度も聴かれたら、『うざっ』となるんじゃないかな…(^_^;)。
主人公の彼、こころのなかでそう思ってもいいけど、そんなに「いつ?」(社交辞令は許さないように)って直接聞いてしまってはダメですよ…!
主人公の彼、こころのなかでそう思ってもいいけど、そんなに「いつ?」(社交辞令は許さないように)って直接聞いてしまってはダメですよ…!
◆Cliff performing "Visions" live at the "Royal Gala '66" in December 1966.
◆ステージでこんなに汗をかくほど頑張った?クリフ…。ファンはウレシいよね。
コメント
コメント一覧 (2)
音時
が
しました
甘い声で、「今度いつ会える?」 とっても、すてきな曲だと思います。
クリフ・リチャード。1940年生まれ、17歳の時にはカフェバーで歌っていたそうで…。1960年代のオールディーズ、1980年代のオリビアとの楽曲、どちらのクリフも好きだなあ。半世紀を超える活躍だったのですね。「100名の最も偉大な英国人」に選ばれたのも当然と言えるでしょう。
現在84歳、音楽活動はやっているのかな? ぜひ長生きしてほしいものです。
音時
が
しました