何でしょう、この出だしは…。
夜が明けていくような…何かの風景を表現しているようなジャージーな雰囲気…。
トランペットを吹くのはランディ・ブレッカー、ピアノはE ストリート バンドのメンバーであるロイ・ビタン。
◆この曲はアルバムのなかでも、アップテンポの“She's the One“とアルバムの壮大なフィナーレとなるっ“Jungleland“をつなぐ曲なんでしょう。また、Wikipediaには、
この曲は、アルバム『Born to Run』全体を通してニュージャージーを舞台にした曲と、ニューヨークを舞台にした「ジャングルランド」との架け橋にもなっている。おそらく、「Meeting Across the River」の男性たちは、ニュージャージーからニューヨークへ、ハドソン川の下の「トンネル」を通って、知り合いに会うために向かっているのだろう。
◆この曲はアルバムのなかでも、アップテンポの“She's the One“とアルバムの壮大なフィナーレとなるっ“Jungleland“をつなぐ曲なんでしょう。また、Wikipediaには、
この曲は、アルバム『Born to Run』全体を通してニュージャージーを舞台にした曲と、ニューヨークを舞台にした「ジャングルランド」との架け橋にもなっている。おそらく、「Meeting Across the River」の男性たちは、ニュージャージーからニューヨークへ、ハドソン川の下の「トンネル」を通って、知り合いに会うために向かっているのだろう。
と書かれておりました。
しかし、なんだか主人公の話…きな臭く、ヤバい匂いがしますね…(-_-;)
しかし、なんだか主人公の話…きな臭く、ヤバい匂いがしますね…(-_-;)
(Bruce Springsteen)
Released in 1975
From the Album“Born To Run”
*原紙は太字
Hey, Eddie, can you lend me a few bucks?
And tonight can you get us a ride?
Gotta make it through the tunnel
Got a meeting with a man on the other side
なあ エディ ちょっと金を貸してくれないか?
そして今夜 車で送ってもらえないか?
トンネルを抜けなきゃいけないのさ
向こう側にいる男と会う予定なんだ
Hey Eddie, this guy, he's the real thing
Hey Eddie, this guy, he's the real thing
So if you want to come along
You gotta promise you won't say anything
'Cause this guy don't dance
And the word's been passed this is our last chance
なあエディ この男は本物なんだ
だから おまえも一緒に来たいなら
約束してくれよ 何も言わないって
この男はごまかしたりしないヤツさ
言葉は伝わったなら これが最後のチャンスだぜ
We gotta stay cool tonight, Eddie
'Cause man, we got ourselves out on that line
And if we blow this one
They ain't gonna be looking for just me this time
今夜は冷静でいなきゃな エディ
だって俺たちはこの線から抜け出したんだから
もしこれを失敗しても
今度は俺だけを狙ってるわけじゃない
And all we gotta do is hold up our end
Here, stuff this in your pocket
It'll look like you're carrying a friend
And remember, just don't smile
Change your shirt, 'cause tonight we got style
俺たちがすべきことは 自分の責任を果たすこと
ほら これをポケットに詰めてくれ
友達を連れてるように見えるだろ
それから これは覚えとけ 笑うんじゃない
シャツを着替えろ
今夜は俺たちカッコつけるのさ
Well, Cherry says she's gonna walk
今夜は俺たちカッコつけるのさ
Well, Cherry says she's gonna walk
'Cause she found out I took her radio and hocked it
But Eddie, man, she don't understand
That two grand's practically sitting here in my pocket
ああ チェリーは出ていくってよ
俺があいつのラジオを盗んで質に入れたって知ったから
でもなエディ あいつはわかってない
あの2千ドルは実質 俺のポケットの中にあるのさ
And tonight's gonna be everything that I said
And when I walk through that door
I'm just gonna throw that money on the bed
She'll see this time I wasn't just talking
Then I'm gonna go out walking
今夜は すべて俺が言った通りになる
俺がドアをくぐったら
その金をベッドに投げる
今度はあいつにわかるはずさ
俺はほら吹いてるだけじゃないって
俺はほら吹いてるだけじゃないって
そしたら 外へ出ていくぜ
Hey Eddie, can you catch us a ride?
なあエディ 乗せてってもらないか?
(Words and Idioms)
dance=〈話〉〔問題などを〕真剣に話し合わない、ごまかす
have a style 洗練されている、気品がある、上品である
日本語訳 by 音時
なあエディ 乗せてってもらないか?
(Words and Idioms)
dance=〈話〉〔問題などを〕真剣に話し合わない、ごまかす
hold up one's end=
自分の責任[役割・職務]をきちんと果たすhave a style 洗練されている、気品がある、上品である
hock =お金の引き換えとして保証を残す
(leave as a guarantee in return for money)
grand=〈話〉1000ドル◆複数形も同形(thousandと同様)。(leave as a guarantee in return for money)
・He got fifty grand. : 彼は5万ドルを手に入れました。
日本語訳 by 音時

◆この曲のWikipediaに書かれていた解説を紹介します。
歌詞は、運に見放された下級犯罪者と、友人のエディが川の向こうで男に会うという最後の成功のチャンスについて描いている。
スプリングスティーンは、登場人物を同情的に描いている。語り手は必死のようだ。エディからお金と車を借りる必要があり、恋人はラジオを質に入れたために別れを告げると脅している。詳細は不明だが、彼らが任務に失敗した場合の結果は非常に深刻であるように思われ、この曲の陰鬱なトーンは、彼らが成功するとは示唆していない。歌詞はまた、この男が犯罪に適格だったことは一度もないことを暗示している。しかし、2,000 ドルの報酬の約束と、これで恋人が彼と一緒にいてくれるかもしれないという考えが、彼を手に負えない状況に追い込んでしまった。
Born to Run のオリジナル盤では、この曲は「The Heist」と銘打たれており、川の向こうの男がナレーターとエディに強盗をさせるために金を払っていることを示唆している。「Meeting Across the River」は、ニューヨーク市での麻薬取引を描いたヴェルヴェット アンダーグラウンドの「I'm Waiting for the Man」とテーマが似ているところがある。
スプリングスティーンは、登場人物を同情的に描いている。語り手は必死のようだ。エディからお金と車を借りる必要があり、恋人はラジオを質に入れたために別れを告げると脅している。詳細は不明だが、彼らが任務に失敗した場合の結果は非常に深刻であるように思われ、この曲の陰鬱なトーンは、彼らが成功するとは示唆していない。歌詞はまた、この男が犯罪に適格だったことは一度もないことを暗示している。しかし、2,000 ドルの報酬の約束と、これで恋人が彼と一緒にいてくれるかもしれないという考えが、彼を手に負えない状況に追い込んでしまった。
Born to Run のオリジナル盤では、この曲は「The Heist」と銘打たれており、川の向こうの男がナレーターとエディに強盗をさせるために金を払っていることを示唆している。「Meeting Across the River」は、ニューヨーク市での麻薬取引を描いたヴェルヴェット アンダーグラウンドの「I'm Waiting for the Man」とテーマが似ているところがある。
ブルース スプリングスティーンの著書「Meeting Across The River: Stories Inspired by the Haunting Song」は、ジェシカ ケイとリチャード ブリューワーが編集した短編小説集である。
オリジナルのタイトルは「The Heist」とのこと。これは「強盗」という意味ですね(^_^;)。
あのひと、やっぱりやばい橋を渡ってたのね…。
…物語は「ジャングルランド」に続いていきます。
◆この“Meeting Across the River”〜“Jungleland”を聴いてたら、佐野元春さんの2nd アルバム「Heartbeat」を思い出しました。“Interlude”〜“heart beat(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)“。
オリジナルのタイトルは「The Heist」とのこと。これは「強盗」という意味ですね(^_^;)。
あのひと、やっぱりやばい橋を渡ってたのね…。
…物語は「ジャングルランド」に続いていきます。
◆この“Meeting Across the River”〜“Jungleland”を聴いてたら、佐野元春さんの2nd アルバム「Heartbeat」を思い出しました。“Interlude”〜“heart beat(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)“。
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