当ブログの「研究会」を名乗る方から、当ブログのおすすめの文章をいただきました!
(先週末に学生時代の同窓会がありまして、そこでこのブログを案内したところ、下記のようなコメントをいただいた…というわけです)笑
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(A田さん)
研究会よりみなさんへ
◎この洋楽和訳ブログは内容も編集も見事で、ぜひともおすすめしたいです。
しかも、毎朝更新されます。コメントの返信も翌朝来ます。編者はよっぽど暇なのでしょう。
ただしコンテンツが膨大なので、目的の楽曲を探すのはたいへんです。
◎そこで、
PC画面では右端の検索機能を利用してください。これがたいへんよくできていて、
時代別、アーティスト別の双方で検索できるようになっています。
スマホの場合にはどんどん下にスクロールしていくと、最新のネタが終わったころに検索画面が現れます。
メッセージは曲ごとに受付されるので、返信はPC画面の右端の「最新の返信」もしくは曲ごとのコメント欄を見てください。
スマホからメッセージを送ろうとして、お見合いサイトに誘導されたのは私です。スマホの場合はご注意ください。
◎研究会が把握している活用法は以上ですが、
編者から正しい活用法の助言を待ちましょう。
◎そして研究会から質問です。
プロコル・ハルムの「青い影」が見つかりません。
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(F谷さん)
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(F谷さん)
★A田君の私用仕様使用解説に加えて私も一点補強します。
★こういうのって洋楽に興味ない人間は覗きもしないのが常です。
ですが、一度は「用例」を見て下さい!
エルトンジョンの「your song」ってご存じですか?超有名です。
柴門ふみ先生が「僕の歌は君の歌」って漫画を描いてますが、それが邦題です。
(音時)のメールに「your song」なら自分で訳したこともあるって彼宛にだけ返信したら、
すぐにこんな返信が返ってきました。
>「検索窓でアルファベット順になっているので、「Elton John」で探すことになっています。
F谷には 期待しませんが…笑。
こちらになってます。
英語の歌詞の「和訳」はおまえは大学時代もノートにやってたよな!感心します!
コメント
コメント一覧 (5)
そう言えばいま突然思い出したのだが、きみがきみの下宿の部屋で「ヴァン・ヘイレンのジャンプはいい!」と言っていたことを思い出しました。ジャズが好きでトランペッター🎺のA田とヴァン・ヘイレンがミスマッチな感じがして面白かったので覚えてます!
音時
がしました
音時
がしました
音時
がしました
1993年5月18日、トルコの首都アンカラに到着した。
街の中心部に入り、私たちが吸い寄せられるように入ったのが、Мのマークのハンバーガー屋さんだった。
私はその看板をひどく懐かしいモノのように思った。正直なところ「懐かしい風景」がハンバーガー屋さんとはなんと悲しいことであるか、とも思うけど。
ただこの店で私が一番懐かしいと感じたのは、店内のBGMだった。店には、プロコルハルムの「青い影」が流れていた。
それは久しぶりに聞く西洋の音楽だった。悲壮感いっぱいの歌声も、歌の背後でオルガンが奏でる「G線上のアリア」も、パキスタンやイランやトルコ東部では一度も聞くことのなかった異質の、しかし日本人であるボクの耳になじんだものだった。そうして、
「ああ、もうヨーロッパに近いところまで来たんだなあ。」
と思った。
私はしばらく、自分がトルコにいること、あるいは旅に出ていることさえ忘れて聞き入っていた。あいにくハンバーガーはべらぼうに高い上においしくなかったが、私は「青い影」を聞くたびに、やっとたどりついたアンカラの風景を思い出すのである。
だが、東洋人の私が西洋音楽を聴いて懐かしい、と思うこと自体は悩ましくもある。仮にアンカラの地で日本の民謡やら雅楽やらを耳にしたとしても、たぶん私はあれほどの感慨を受けなかったと思う。
一方で、イタリアの小さな村の民家から漏れ聞こえてきたピアノが、つっかえつっかえ奏でるソナチネのメロディーは、私の妹が練習していた小学生のころの記憶を思い出させ、ほんの一時の郷愁に浸ったこともあった。
イランで感じた「おせっかいすぎる親切」と同じように、私は自分の中から東洋的なものがスポッと抜け落ちちゃっているのかもしれない、などと思った。
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ではまた。
音時
がしました
さて、「青い影」の思い出を聞いてください。いささか長くて恐縮です。
音時
がしました