スティーヴン・ビショップの3枚目のアルバム「Red Cab To Manhattan」。邦題では「哀愁マンハッタン」!(^_^;) おーい、「哀愁」どこから来た、「Red Cab(赤いタクシー)」どこ行った?

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◆この曲はA面2曲目に収録された“Don't You Worry”(くよくよするなよ)。イントロのスライドギターもほんわかしてて、ゆったりとした曲。僕としてはスティーヴンっぽい曲だと思います(^^)。

ただ、このアルバムからはヒットシングルも出ず、また、アルバムもチャートにはランクインしなかったようですね。ううむ、大物アーティストの共演もあったんだけどな…(エリック・クラプトン、フィル・コリンズ、アート・ガーファンクル…)。
実はこのアルバム(CD)は某中古CDショップさんで「480円」で購入しました…(-_-;)。

「全米トップ40」でもスティーヴン・ビショップの登場は1983年のダスティン・ホフマン主演の映画「トッツィー」の主題歌“It Might Be You”(全米25位)を待つことになります…。

(スティーヴンの全米トップ40ヒット4曲はすでに和訳しています。このブログのスティーヴンの楽曲の和訳記事はこちらです)


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(Stephen Bishop)

Released in 1980
From the Album “Red Cab To Manhattan”

*原詞の引用は太字

No sun
No rain
No clouds
No change
Anyway I love you still tonight

太陽も沈み
雨も降ってない
雲も出てないけど
何も変わらない
とにかく今夜も
きみを愛してる

They say
You let
Your heart
Forget
Even when we're miles apart

みんな僕に言うんだ
おまえは
もう忘れろよって
僕たちずいぶん離れてしまってる

Don't you worry
Everything'll work out
Don't you worry
Everything'll work out all right

心配しないで
すべてうまくいくから
心配しないで
何もかもうまくいくはずさ


Tough girl
Tough guy
But no good
At goodbyes
And you left your kid gloves
Hanging on the door back home

たくましい女
へこたれない男
だけどサヨナラは
いいことじゃない
それにきみは家のドアのところに
子どもの手袋を引っ掛けたままだ

He talks
She talks
He's happy
She's not
So you tell her not to cry

彼が話す
彼女も話す
彼はハッピーになるけど
彼女はそうじゃない
だから彼女に
泣いちゃだめだってと言うんだ

Don't you worry
Everything'll work out
Don't you worry
Everything'll work out


Just wait and see
I'll show you
I'll show you
How good it can be
You'll be here In my arms
And no one will tear us apart

見ていてごらん
見せてあげるから
きみに見せてあげる
素敵なことが起きるんだ
きみは僕の腕のなかにいて
誰も僕らを引き裂く者はいない

Don't you worry
Everything will work out

心配しないで
すべてうまくいくから

This night was meant for us
So why don't we take it?
Why don't we take it?

今夜は僕らのためにある
だから受け止めよう
だから今夜は楽しもうじゃないか

Don't you worry
Everything'll work out
Don't you worry
Everything'll work out all right

心配しないで
すべてうまくいくから
心配しないで
すべてがきっとうまくいくはずさ

(Words and Idioms)
even=さらに、ずっと(形容詞や副詞の比較級を強調)

日本語訳 by 音時

AMZN0850947008047


うーむ、アルバムのスティーヴンの表情を見てると、
この曲の彼を信じていいのだろうか?と思ってしまいますな(-_-;) ←直接関係ないだろ!

でも「くよくよしないで」って邦題は「後悔の念」ですよね。
やっぱりここは「心配しないで」の方が歌詞の内容からするとよかったのでは?


◆アルバムタイトル曲“Red Cab To Manhattan”。なんかアート・ガーファンクルにも歌わせたい歌だなと思ったら…アートがバックコーラスしてました!(びっくりしました)