この曲“A Groovy Kind of Love“は、Wikipediaによると、クラシック作曲家ムツィオ・クレメンティのメロディーを基にトニ・ワインとキャロル・ベイヤー・セイガーが作曲した曲とのこと。
オリジナルのバージョンは、アメリカのデュオ、ダイアン・アンド・アニタによってレコーディング
され、1965年にフランスのEP「One by One」で「Groovey Kind of Love」としてリリースされました。それ以来、多くのアーティストによって歌われ、マインドベンダーズ(1966年 全米2位)とフィル・コリンズ(1988年 全米1位)がヒットバージョンをリリースしました。
され、1965年にフランスのEP「One by One」で「Groovey Kind of Love」としてリリースされました。それ以来、多くのアーティストによって歌われ、マインドベンダーズ(1966年 全米2位)とフィル・コリンズ(1988年 全米1位)がヒットバージョンをリリースしました。
マインドベンダーズでVocalをとっているのは、その後10ccのエリック・スチュワートですね。
◆これもこの曲のWikipediaの情報ですが、1960年代の中盤、“Groovy”という言葉が流行していたらしく、ソングライターの2人の女性はこの言葉を使って曲を作りたかったようです。
ワインは「キャロルが『グルーヴィーな感じ…グルーヴィーな感じ…グルーヴィーな感じ…』と言い、みんなで『ちょっとグルーヴィー、ちょっとグルーヴィー、ちょっと…』と言っていた。『Love』は誰が思いついたのかは正確にはわからないが、『グルーヴィーな感じの愛』だった。そして私たちはそれをやった。20分で書いた。素晴らしかった。口からすっと出てきたし、ピアノでは本当に素早く簡単に書けた曲だった」
ただ、キャロル・ベイヤー・セイガーは1965年初頭にこの曲をポップスターのレスリー・ゴアに売り込んだのですが、当時のゴアのプロデューサーであるシェルビー・シングルトンは「グルーヴィー」という言葉が俗語すぎるとして拒否した、とも書かれてありました(^_^;)。
Songwriter(s)
Carole Bayer Sager、Toni WineReleased in 1988
US Billboard Hot100#1
From the Album
“Buster: The Original Motion Picture Soundtrack”
*原詞の引用は太字
When I'm feelin' blue, all I have to do
Is take a look at you, then I'm not so blue
When you're close to me, I can feel your heartbeat
I can hear you breathing in my ear
落ち込んでしまったとき 僕がするのはひとつ
きみを見ることさ そしたら気持ちも晴れる
きみが僕のそばにくると 胸の鼓動を感じる
耳のそばできみの息遣いまで聞こえるよ
Wouldn't you agree?
Baby, you and me got a groovy kind of love
きみはそう思わない?
きみと僕の恋って イカしてるって
Anytime you want to, you can turn me onto
Anything you want to, anytime at all
When I kiss your lips, ooh, I start to shiver
Can't control the quivering inside
きみが望めばいつだって 僕をその気にできる
きみが望めばなんだって いつだって大丈夫
きみのくちびりにキスするとああ 震えてしまう
身体のなかの震えを押さえられないよ
Wouldn't you agree?
Baby, you and me got a groovy kind of love
きみもそう思わない?
僕たちの恋って とても素敵なんだって
[Interlude]
When I'm feelin' blue, all I have to do
Is take a look at you, then I'm not so blue
When I'm in your arms, nothin' seems to matter
My whole world could shatter, I don't care
ブルーな気分のときに 僕がするのはこれだけさ
きみを見ること そしたら気分が晴れる
きみの両腕に抱かれると 何も気にならなくなる
僕のすべての世界が粉々になったって構わない
Wouldn't you agree?
Baby, you and me got a groovy kind of love
きみもそう思うだろ?
ベイビー 僕たち ごきげんな恋をしてるんだ
We got a groovy kind of love
We got a groovy kind of love
Oh-oh, oh-oh-oh-oh
We got a groovy kind of love
素敵な恋
僕たちイカした恋をしてる
ああ そうさ
グルーヴィーな感じの恋なんだよ
(Words and Idioms)
日本語訳 by 音時
素敵な恋
僕たちイカした恋をしてる
ああ そうさ
グルーヴィーな感じの恋なんだよ
(Words and Idioms)
quiver=自動. 震える
shatter=〔~を〕打ち砕く、粉々に割る、壊滅させる、粉々にする、粉砕する
shatter=〔~を〕打ち砕く、粉々に割る、壊滅させる、粉々にする、粉砕する
日本語訳 by 音時
◆この曲をしっとりバラードで歌ったフィル。邦題は「恋はごきげん」と付いていますが、そんなイメージじゃないよな…。「ごきげん」だと“グルーヴィーな感じ“とはちょっと違いますよね。
やはり、イカした恋、素敵な恋、…いやいややっぱりニュアンスは“グルーヴィー”かな。
◆「ビルボードチャート日記」by 星船さんより:
この曲"A Groovy Kind Of Love"ですが、映画『Buster』のテーマ曲。映画『Buster』ですが、日本での映画名が『フィル・コリンズ in バスター』 となっているように、フィル・コリンズ初の主演映画です。
この映画、実際の列車強盗事件をもとにしたクライム・ロマンティックコメディ映画、だそうです。残念ながら私はこの映画見逃してしまいましたが、映画自体は賛否両論があったようですが、フィル・コリンズの演技は評判が良かったようです。(以上、星船さんより)
映画.comより
◆マインドベンダーズ 。メロディを弾くという間抜けな感じのイントロですが、ポップで邦題の「恋はごきげん」という感じです。
◆A Groovy Kind of Love (Seriously Live in Berlin 1990)
会場からのライトアップがきれいです…。
コメント
コメント一覧 (4)
音時
がしました
音時
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1990年のベルリンの映像ですか。ベルリンの壁が崩壊したのは、1989年11月9日。ということは、その翌年にライブを行ったのですね。さすが、フィル・コリンズ。
あとは、星船さんのコメントに同意見です。
ホント、「これがエリック・スチュワートの声なの?」と、聞き直してしまいました。
音時
がしました
ところで「グルーヴィー」という言葉は、聞いたことがありました。60年代に流行ったとのことでしたが、70年代に入っても使われていたのではないでしょうか。うろ覚えですが。
マインドベンダーズのボーカルが、その後の10ccのエリック・スチュワートだったとは、ビックリしました。再度聞き直してしまいました。
音時
がしました