この曲のヒットの頃はもうケニーは…
 「映画サントラ男」の異名を取っていましたね(^_^;)

(1980年)
“I'm Alright”…「Caddyshack」
(1984年)
“Footloose”…「Footloose」
(1986年)
“Danger Zone”…「Top Gun」
“Meet me Half Way”…「Over The Top」
(1988年)
“Nobody's Fool”…「CaddyshackⅡ」

まあ、8年間に5作品ですからね…(^_^;) 言われない方がおかしいというもの…!

この曲について僕も、まあこの間の路線に近いというか「二番煎じ感満載」という受け止め苦笑だったのですが、ケニーの来日公演でこの曲を歌ってくれたときは、曲のノリに合わせて、サビの部分で右手を宙に突き出して一緒に歌っておりました…!

◆洋楽歌詞でもよく聞くフレーズ“Nobody's Fool”とは…?
「英辞郎」でこのように書かれていました。

nobody's fool
だましにくい人、抜け目のない人、一筋縄ではいかない人

(使用例)
・He looks a bit stupid, but is actually nobody's fool.
 : 彼はちょっと間抜けに見えるが、実は抜け目ない。
・I'm nobody's fool... so... I don't talk to him anymore.
 : 私はおもちゃじゃないんだから。だから……もう彼となんか口も利かないんだから。

この曲の歌詞はほの上の使用例と同様に使われてますね。


Screenshot 2024-09-21 09.16.17


Songwriter(s) Kenny Loggins, Michael Towers

Released in 1988
US Billboard Hot100#8 
from the album “Caddyshack II soundtrack“/ “Back to Avalon“

*原詞の引用は太字

I know you think
I'm no match for you, baby
You like making it rough on me, don't you?
My, my, my (Ha, ha)
Back to the shack, oh, oh yeah
And nothing suits me better than that

きみはこう思ってるのさ
僕なんて“きみの相手にならない“ ってね ベイビー
きみは僕​​を苦しめるのが好きなんだろ?
やれやれさ(ハハハ)
狭い我が家へ戻るとでもしようか ああ
僕にはそれがお似合いだから

If time has taught me anything
You've got to learn to be the ball
And I can't keep from laughing at it all
Oh, I'm going now

時間が僕に何かを教えてくれたとしたら
したたかに生きなきゃダメってことさ
そんなの まったくのお笑い草だよな
ああ 僕はもう行くよ

I'm going all the way
Sooner or later gotta love somebody
I don't care how long it takes

Like a shot to the heart
I've got news for you
I may not look so smart
But I'm nobody's fool

僕はどこまでも進んでいく
遅かれ早かれ 誰かと恋したりするだろう
どれだけ時間がかかってもかまわない

心臓を撃たれるような
びっくりすることを教えてやるよ
見た目は 賢く見えないかもしれないけど
僕は抜け目なく生きてるのさ

On a roll
That's enough for me, baby
Taking it slow
It's too much for me to analyze
Still all right
Heading into the rhythm of the summer lights

すべてうまくいってる
僕にはそれで十分だよ  ベイビー
ゆっくりやっていこう
細かいことは性に合わないんだ
それで大丈夫さ
ノッテいけ 夏の光のリズムに向かって

Winds of wild insanity
Blow with me tonight
Saddle up all you cowboys
Gonna ride
I'm going now

ワイルドで狂気の風
今夜は僕と一緒に吹いてくれ
カウボーイズ  準備はいいか?
さあ 出発だ
今いくぞ!

I'm going all the way
Sooner or later gotta love somebody
Don't care how long it takes

You can turn up the heat
But I'm playing it cool
I know it's hard to believe
I am nobody's fool

僕はどこまでも進んでいく
遅かれ早かれ 誰かと恋に落ちるだろう
どれだけ時間がかかってもかまわない

まわりがどんなに熱くなろうと
僕はクールに振る舞うのさ
信じられないかもしれないけど
僕は誰にもだまされやしない

I'm going all the way (All the way)
Sooner or later gotta love somebody
(I don't care)
Don't care how long it takes

You might think that
I'm not going to school on you
Baby, like it or not
I ain't nobody's fool

きみはこう思ってるかな
僕がきみの説教を受けやしないって
ベイビー 好むか好まざるかあるけれど
僕は誰にも騙されやしない

[Instrumental Break]

My illumination
May come as some surprise
You may try to deny it
You're amazed when the clown
Slaps you in the face
Leaves you dumbfounded
There in his wake, yeah

僕が啓示に目覚めたことは
驚きとして受け取られるかもしれないね
きみは否定しようとするかもしれないし
驚いてピエロがきみの顔を平手打ちし
呆然と取り残されるみたいに
なってしまうよ

I'm going all the way (Yeah)
Sooner or later gotta love somebody (Love)
Don't care how long it takes
Like a shot to the heart
I've got news for you
Baby, I'm not so smart
But I'm nobody's fool

I'm going all the way (Yeah)
I'm going all the way
(Nobody's fool, baby, nobody's fool)
Don't care how long it takes
(I don't care, listen to the band)
I'm going all the way
(Who's fooling who?)

僕はこのまま進んでいくよ (そう)
最後まで突き進むんだ
(誰も騙されない ベイビー 騙されやしない)
どれだけ時間がかかっても気にしない
(気にしないさ  バンドを聴いてよ)
僕はずっと進んでいくよ
(誰が誰を騙してるんだ?)

(Words and Idioms)
shack(木造・トタンなどの)粗末な掘っ立て[丸太]小屋,バラック
cf. be on the ballの意味・和訳。【動詞】頭が切れる、有能な、ぬかりない
On a roll=「調子がいい」「絶好調」「うまくいっている」…何かをしていて順調に事が進んでいる、波に乗っているようなときに使われる
Saddle up all you cowboys=さあ出発だ、カウボーイズ!
dumbfounded=非常に驚いた、あぜんとした、びっくりした
leave ~ in one's wake 後[通った跡]に~を残す

日本語訳 by 音時


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この曲は映画「Caddyshack Ⅱ」の主題歌で使われています。「Caddyshack」はケニーの“I'm Alright”が主題歌でしたから、映画の続編の主題歌もやはりケニーで…!となったのでしょう。(映画の邦題は「ボールズ・ボールズ」、「Ⅱ」の方は、「ボールズ・ボールズ/ 成金ゴルフマッチ」)。

 「Caddyshack」は“I'm Alright”の和訳記事にも書きましたが、ゴルフ場が舞台です。ゴルフのキャディの“shack”(小屋)、ですね。それでこのゴルフ場に住み着いている野生のホリネズミ達との格闘のドタバタ劇にさらにいろんなことが絡んでくるコメディ映画だそうです。
 日本ではそんなにヒットした映画にはなりませんでしたが、米国では続編まで作られてしまうほど人気を博したようです(ゴルフの馴染度合いもあるでしょうね)。

BallsBalls2

 ただし…この続編。めちゃ評判悪く2014年の「ローリング・ストーン」誌読者が選ぶ「がっかりした続編映画 20本」にもしっかり選ばれています(^_^;)

 殺し屋を演じたダン・エイクロイドが、ラジー賞のワースト助演男優賞を受賞。また本作は同賞のワースト主題歌賞も受賞している。

この主題歌もワースト主題歌賞を受賞!ってことですね(^_^;)。

◆でもこの“Nobody's Fool”。ゴルフ場を舞台に、間抜けな人間たちに負けじとたたかう野生のネズミ達が主役の歌詞と考えると、ちょっとしゃれた表現なんかも使っているかな?と思えたりする面白い歌詞です。