“Journey”+“The Babys”…“Bad Ebglish”!!

ジョン・ウェイトとジョナサン・ケイン、ニール・ショーンが中心になって結成したBad Englishですが、全米No1ヒットの“When I See You Smile”も出しましたが、アルバムは2枚だけで解散してしまったんですね…。

◆セカンド アルバム「Backlash」ですが、シングルとなった“Straight to Your Heart“はトップ 40 入りを逃してしまい(最高 42 位)でした。べースのリッキー フィリップスは、自身の Web サイトで、セカンド アルバムがミックスされる前にグループは解散した…と書いています。
 バンドのWikipediaからの情報での、解散の理由ですが、フィリップスとギタリストのニール ショーンが、バンドの音楽の「ポップ」な側面に不満を表明し、よりハードなエッジを求め、結局、、メンバー全員が他のプロジェクトに取り組むために脱退したため、バンドは破滅しました、とありました(-_-;)。


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◆どうしてアルバムタイトルを「Backlash」って付けたんでしょう?

英辞郎によると「Backlash」とは

〔ロープなどの〕反動、跳ね返り◆可算◆ピンと張ったロープなどが切れたときに起きる、急激な後ろ向きの動き。
〔(政治的・社会的な)出来事や傾向に対する強い〕反発、反感
《機械》〔部品の〕がたつき、きしみ
《機械》〔部品の余分な〕緩み、遊び
〔リールで起きる釣り糸の〕バックラッシュ、もつれ◆キャスティング時に、釣り糸の送りよりも速くリールが回転することによって起きる。

とのこと。ほかにスラング的な意味なんかあるんでしょうかね。


◆この曲“Time Alone With You”はシングルにはなっていませんが、作者にはジョン・ウェイトとジョナサン・ケイン、そしてダイアン・ウォーレンの3者がクレジットされています。
(Bad Englishの“When I See You Smile”にコメントをいただいたJUNJUNさんのリクエストにお答えしました…!)


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 (Waite, Diane Warren, Cain) 

Released in 1991
From the Album “Backlash”

*原詞の引用は太字

When everything is cloudy
Aand the sun won't shine for me
And it seems like nothing's goin' right
There's a place I want to be

Just laying there beside you
In the shelter of your room
I leave the world outside your door
Lose myself in you

空がすべて曇で覆われ
太陽は輝いてくれないとき
そして 何もかもうまくいかないとき
僕がいたい場所がある

ただきみのそばで眠りたい
きみの部屋のシェルターの中で
僕はドアの外の世界から離れ
きみにこの身を委ねるんだ

When you're in my arms
I find all that I need
I could never live without
The heaven that you showed me

きみを腕の中に抱くとき
僕に必要なものがすべて見つかる
僕はきみなしではいられない
きみは天国を見せてくれたから

I've been waiting all my life
Just to look into your eyes
I live for the time alone with you
And when I climb the stairs to find you
And we reach for the light
I thank God I've got this time alone with you

僕はずっと待っていた
きみの瞳を見つめるためだけに
僕は生きてる きみと二人きりで過ごすため
階段を昇り きみを見つけるのさ
そして僕たちは光に手を伸ばす
神様に感謝しよう
きみと二人きりの時間をもらえたことに…

La la la la... oh yeah...


Your kiss can captivate me
And your touch can set me free
I count the hours baby
Till you are next to me

And it's taken such a long time
To find someone that understands
When I reach out for love now
I reach out for your hand

きみのキスは僕を虜にする
きみとの触れ合いは僕を自由にしてくれる
僕は時間を数えてしまうんだ
きみがそばに来てくれるまで

とても時間がかかったんだ
理解してくれる人を見つけるのに
いま 僕が愛にふれたいときは
こうして きみの手を握るのさ

When I feel your heart beat
It makes me come alive
I don't wanna live without
Something that is so right

きみの心臓の鼓動を感じることが
僕を生き返らせてくれるんだ
きみがいなくちゃ生きていけない
僕の人生の「正解」はきみなんだ

I've been waiting all my life
Just to look into your eyes
I live for the time alone with you
Cause everytime I see your face
All my troubles fade away
I live for the time alone with you

And when I climb the stairs to find you
And we reach for the light
I thank God I've got this time alone with you

僕はずっと待っていた
きみの瞳を見つめられるこのときを
僕は生きてる きみと二人きりで過ごすため
いつでも きみの顔が見られると
どんな悩みだって 消えてしまう
きみと二人の時間のために生きてるんだ

きみを見つけるために階段を昇ろう
そして光に手を伸ばすんだ
神様に感謝しよう
きみと二人きりの時間をもらえたことに…

I've been waiting all my life
Just to look into your eyes
I live for the time alone with you
Cause everytime I see your face
All my troubles fade away
I live for the time alone with you

And when I climb the stairs to find you
And we reach for the light
I thank God I've got this time alone with you
Oh, this time alone with you

僕の人生 きみの瞳を見つめるために
ずっと待っていたんだ
きみと二人きりで過ごすために生きてるんだ
だって いつでも きみの顔が見られると
どんな悩みも 消え去っていく
きみと二人の時間のために生きてるんだ

そして僕は階段を昇りきみを見つける
そして光に手を伸ばす
神様に感謝しよう
きみと二人きりの時間をもらえたことに…
こうして きみと二人きりでいられることに…


(Words and Idioms)
time alone with (人)と二人きりの時間

日本語訳 by 音時


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うーむ、JUNJUNさん、どうでしょうか。
和訳お気に入りいただけたら嬉しいです…(^_^;)

細かいところですが、“ I climb the stairs“の「階段をのぼる」漢字には、
「上る」「登る」ではなく「昇る」を充てました。

(こちらご参照“毎日ことば“〜「上る」「昇る」「登る」…「のぼる」の使い分け

…だそうですよ(^_^;)。←こだわって調べたことをアピールしたいだけ。


◆“Bad English”…可能性を感じたグループでしたが、解散。
Wikipedia情報で、
ジョン・ウェイトは、後のインタビューで、スタジアム サイズの観客の前で演奏するのは好きだったが、バンドが提示していた企業ロックのイメージに不快感を覚えていた…と明かしています。
でも、こんな理由もあるようですね。(^_^;)

ジョン・ウェイト、バッド・イングリッシュの解散
「ジョナサン・ケインとはやっていけなかった」
(amass.jp 2021.5.28 )

音楽に対する姿勢や性格っていうのも人それぞれで難しいですよね…。


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「Backlash」のミュージック・カセットの写真。ちょっとかっこいい。




◆80年代トリビュートバンドのステージより“Time Alone With You”。
もうBad Englishのステージは見られないので、この動画でガマンして…。でも好感の持てる歌唱と演奏だ!(花火も…笑)