この曲がバッドフィンガー(名義)での初のシングルなんですね。
“Come and Get It」は邦題“マジック・クリスチャンのテーマ“。
作者はポール・マッカートニー!
ポールが手掛けて、1969年に公開された映画「マジック・クリスチャン」のために書き下ろした楽曲なんで、プロデュースもポールが手がけました。
1969年12月にシングル盤が発売され、全英シングルチャートで最高位4位を記録しています。
◆この曲のウィキペディアからの情報です。
“Come and Get It」は邦題“マジック・クリスチャンのテーマ“。
作者はポール・マッカートニー!
ポールが手掛けて、1969年に公開された映画「マジック・クリスチャン」のために書き下ろした楽曲なんで、プロデュースもポールが手がけました。
1969年12月にシングル盤が発売され、全英シングルチャートで最高位4位を記録しています。
◆この曲のウィキペディアからの情報です。
1969年8月2日、マッカートニーは当時アイヴィーズの名前で活動していたバッドフィンガーに対してデモ音源を提出。マッカートニーは彼らに「デモ音源と同じように演奏してくれ」と指示。それに対してバンド側は「僕ら流にアレンジしたい」と申し出たが、マッカートニーは「これが絶対的に正しいアレンジだ。間違いなくヒットするから変えないでくれ」と拒否した。
ボーカルは、メンバー4人に「カム・アンド・ゲット・イット」を唄わせ、オーディション形式でリード・ボーカルを選んだ。最終的にリード・ボーカルにはトム・エヴァンズが選ばれた。
うーん、確かにヒットはしたけれど…その後のBadfingerの運命のことを考えると…こういう「パワハラまがい(失礼)」のことがあったのも影響…?したのかなあなんて思ってしまう(^_^;)。
うーん、確かにヒットはしたけれど…その後のBadfingerの運命のことを考えると…こういう「パワハラまがい(失礼)」のことがあったのも影響…?したのかなあなんて思ってしまう(^_^;)。
Songwriter(s) Paul McCartney
Released in 1969
US Billboard Hot100#7
From the Album “Magic Christian Music”
*原詞の引用は太字
If you want it, here it is, come and get it
Mmh, make your mind up fast
If you want it, any time, I can give it
But you'd better hurry 'cause it may not last
欲しいならここにある 取りにおいで
ああ 早く決めて欲しいのさ
欲しいなら いつでもどうぞ あげるから
だけど急いでね 続かないかもしれないよ
Did I hear you say that there must be a catch?
Will you walk away from a fool and his money?
何か裏があるに違いないって思ったかい?
「自分は金を騙し取られる愚か者じゃない」って?
If you want it, here it is, come and get it
But you'd better hurry 'cause it's goin' fast
欲しいなら いつでもどうぞ あげるから
だけど急いでね 長くは続かないから
If you want it, here it is, come and get it
Mmh, make your mind up fast
If you want it, any time, I can give it
But you'd better hurry 'cause it may not last
欲しいならここにある 取りにおいで
ああ 早く決めておくれよ
欲しいなら いつでもどうぞ あげるから
だけど急いで 続かないかもしれないよ
Did I hear you say that there must be a catch?
Will you walk away from a fool and his money?
何か裏があるに違いないって思ったかい?
騙されて金を取られる愚か者と一緒にするなって?
SonnyIf you want it, here it is, come and get it
But you'd better hurry 'cause it's goin' fast
You'd better hurry 'cause it's goin' fast
ソニー
欲しいなら いつでもどうぞ あげるから
だけど急いでね 長くは続かないから
急いだほうがいい 長くは続かないんだOoh, ooh, ooh, ooh
Fool and his money
ああそうさ
騙されて金をむしられる愚か者
Sonny
If you want it, here it is, come and get it
But you'd better hurry 'cause it's goin' fast
You'd better hurry 'cause it's goin' fast
You'd better hurry 'cause it's goin' fast
carch=捕まえるための道具、落とし穴、わな
日本語訳 by 音時
シングルのリリースを前にベーシストのロン・グリフィスが脱退…とのことでジャケには3人。
◆“Sonny!”ってなんでしょう?(^_^;) 映画に出てくる主人公の名前かと思ったら違うし…。
◆歌詞の“Will you walk away from a fool and his money?“ですが、
(Words and Idioms)に書きましたが、
「A fool and his money are soon parted」という英語のコトワザがあるんですね。
ソニー
欲しいなら いつでもどうぞ あげるから
だけど急いでね 長くは続かないから
急いだほうがいい 長くは続かないんだ
急いだほうがいい 長くは続かないんだ
(Words and Idioms)carch=捕まえるための道具、落とし穴、わな
cf.A fool and his money are soon parted.
=愚者と彼の持つ金はすぐに別れてゆく。 日本の「悪銭身につかず」.
日本語訳 by 音時
シングルのリリースを前にベーシストのロン・グリフィスが脱退…とのことでジャケには3人。
◆“Sonny!”ってなんでしょう?(^_^;) 映画に出てくる主人公の名前かと思ったら違うし…。
◆歌詞の“Will you walk away from a fool and his money?“ですが、
(Words and Idioms)に書きましたが、
「A fool and his money are soon parted」という英語のコトワザがあるんですね。
直訳は「愚者と彼の持つ金はすぐに別れてゆく」ということで 日本のコトワザで言う「悪銭身につかず」。
ということは、
“Will you walk away from「 a fool and his money」?“ ということで、
“騙されて金を取られる愚か者”とは距離を置きますか?“という意味に取りました。
◆この曲はビートルズとしても音源がある!
この曲のウィキペディアより:
ということは、
“Will you walk away from「 a fool and his money」?“ ということで、
“騙されて金を取られる愚か者”とは距離を置きますか?“という意味に取りました。
◆この曲はビートルズとしても音源がある!
ポールは「アビイ・ロード」のレコーディング・セッションが行なわれていた1969年7月24日にこの曲のデモ音源を録音しています。(「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」に収録)
この曲のウィキペディアより:
マッカートニーはピアノを弾きながら歌い、これをトラック1と2に録音。演奏後に「よし、じゃあオケをつけるから、今のをヘッドフォンに送ってくれないか?」とレコーディング・エンジニアのフィル・マクドナルドに告げた。それからマラカスを振りながらトラック3に追加のボーカルを入れ、トラック4にドラム、トラック5にベースをオーバー・ダビングして完成させた。ここまでの作業は1時間もかからずに完成している。マッカートニーによるデモ音源は、バッドフィンガー版に比べてテンポが遅く、キーが僅かに高い。
コメント
コメント一覧 (6)
音時
がしました
本当にいろんな方が思わぬところでつながっていますね。
私のブログでマル・エヴァンスのことを投稿したいので、こちらの記事のリンクを貼らせていただいても良いでしょうか。彼の残した回顧録をもとにした書籍が出版されるというニュースを見て、バンドのマネージャーについて個人的に思ったことを今まとめているところです。
音時
がしました
音時
がしました
Wikipediaで不遇だったこのバンドについて初めて知り、さらにThe Beatlesともかかわりの深いマル・エヴァンスの名前を見つけ彼の衝撃的な最期についても知りました。去年の夏「ゲット・バックセッション」を見てちらちら画面に映る彼の姿に癒しを感じていたのを思い出します。
先輩のThe Beatlesもそうだしミュージシャンが契約でもめる、会社やマネジャーともめるという問題は本当に多いですね…。楽曲はそういった問題とはわけて評価されれば良いですよね。これ以外の曲も聴いてポップでメロディアスな曲がとってもいいなと思いました。
音時
がしました
ポールがこの後、コメントすることは、もうないだろうな。彼らの音楽を聴くことが供養のように思っています。
音時
がしました
とてもシンプルな音作りです。ピアノも、ベースも、ドラムスも簡単そう。ギターの音、聞こえます? こりゃあ、「僕ら流にアレンジしたい」と申し出たくなります。
しか~し。スティックの使い方などを見ると、この人たち、演奏達者とは思えません。
「欲しいならここにある 取りにおいで」と歌っていたのですね。その欲しいものが何なのかが、謎なのである。
この曲やこのグループに携わったポールの真意を聞きたいものである。(評論家風に…)
音時
がしました