ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジのセカンド・アルバムから“The Valley Road”。
この曲はシングルチャートでは最高位5位になりました。
やっぱりブルース・ホーンズビーのピアノが随所に聴けて、いい感じ。作者はブルースとジョン・ホーンズビーの共作。ジョンは弟さんのようですね。
US Top 40 Singles For The Week Ending July 2, 1988
TW LW TITLE Artist – Weeks on Chart (Peak Position)
1 2 DIRTY DIANA –•– Michael Jackson – 9 (1)
2 1 FOOLISH BEAT –•– Debbie Gibson – 11 (1)
3 5 THE FLAME –•– Cheap Trick – 13 (3)
4 4 MAKE IT REAL –•– The Jets – 12 (4)
5 6 THE VALLEY ROAD –•– Bruce Hornsby & The Range – 10 (5)
6 9 MERCEDES BOY –•– Pebbles – 9 (6)
7 10 POUR SOME SUGAR ON ME –•– Def Leppard – 11 (7)
8 11 NOTHIN’ BUT A GOOD TIME –•– Poison – 11 (8)
9 16 NEW SENSATION –•– INXS – 8 (9)
10 3 TOGETHER FOREVER –•– Rick Astley – 12 (1)
◆でも、歌詞の物語は…というと、ちょっと社会的な問題をはらんでいるようであります…(-_-;)
この曲のWikipediaからの情報です。
ホーンズビーはシカゴトリビューンのインタビューで、この曲はバージニア州で育ったときの観察からインスピレーションを得たものだと語っています。
「毎年、金持ちの娘が田舎の男と関係を持ち、無責任な行動をとって、その結果に対処しなければならなかった。」バンドの曲の多くが社会政治的な問題を扱っている理由を尋ねられたとき、ホーンズビーは「重要だと感じる問題がいくつかあるので、それについて書くのです...また、「The Valley Road」のように物語を語ったり、絵を描いたりするのも好きです。」と答えました。
ホーンズビー兄弟が育ったバージニア州では、こうしたことがよくあった…ということのようですね。

Songwriter(s) Bruce Hornsby, John Hornsby
Released in 1988
US Billboard Hot100#5
From the Album “Scenes from the Southside“
*原詞の引用は太字
Sometimes I lead sometimes I follow
This time I'll go where she wants me to go
She said maybe today maybe tomorrow
Go deep in the woods down the low valley road
時には僕がリードして 時には付いていく
今回は彼女が行きたいところに行くのさ
彼女は 今日か明日ねと言ったんだ
低い谷道を下って 森の奥深くへ行くんだ
While no one was lookin' on the old plantation
He took her all the way down the long valley road
They sent her away not too much later
And left him walking down the old valley road
Walk on, walk on alone
Walk on, walk on, walk on alone
誰も見ていない間に 古い農園で
彼は彼女をずっと長い谷道を下って連れて行った
彼らは それほど時間をかけず 彼女を送り返した
そして彼には 古い谷道を歩かせたままにした
歩き続けろ 一人で歩き続けるんだ
歩き続けり 一人で歩き続けるんだ
Out in the hall they were talking in a whisper
Everybody noticed she was gone awhile
Somebody said she's gone to her sister's
But everybody knew what they were talking about
ホールの廊下で 彼らはささやき声で話してた
誰もが彼女がしばらくいなくなったことに気づいた
誰かが言った 彼女は姉のところへ行ったんだ
だけど皆 何を話しているか知っていた
While no one was lookin' on the old plantation
He showed her what they do down the long valley road
She came back around like nothing really happened
And left him standing on the old valley road
Walk on, walk on alone
Walk on, walk on, walk on alone
誰も見ていない間に 古い農園で
彼は彼女に長い谷道を下って何をするのかを見せた
彼女は戻ってきたのさ 何も起こらなかったかのように
そして彼を古い谷道に残して立ち去った
歩き続けろ 一人で歩き続けるんだ
歩き続けり 一人で歩き続けるんだ
Standing like a stone on the old plantation
The rich old man would have never let him in
Good enough to hire not good enough to marry
When it all happens nobody wins
Walk on, walk on alone
Walk on, walk on, walk on alone
古い農園で石のように立ちっぱなしさ
金持ちの老人は 彼を決して受け入れたりしない
雇うのはいいが 結婚するのは認められない
出来事が起きたとき 誰も得する者もいない
歩き続けろ 一人で歩き続けるんだ
歩き続けり 一人で歩き続けるんだ
日本語訳 by 音時

確かなことは言えないのですが、この曲の意味をめぐって、Songmeaningsのページでは多くのファンが自分の解釈を述べ合っていました。(こちらのページ)
2024年6月現在、他の方から「+3」の評価を得ているカキコミではこんな解釈がされておりました。
歌詞には中絶やレイプを暗示するものは何もありません。私は、プランテーション所有者の娘で、自分の社会的地位よりはるかに下のハンサムでカリスマ性のある従業員に恋をする、という美しい若い女性を想像します。
彼女は谷間の道沿いの「森の奥深く」で彼と会う約束をし、2人は「最後まで」行きます。しかし、彼女は「何も起こらなかった」かのように戻ってきますが、実際に何が起こっているかは誰もが知っており、All the Pretty Horses(小説)の場合と同様に、彼女の恋人は「雇うには十分だが、結婚するには十分ではない」のです。彼女の父親は、関係を終わらせるために彼女を送り出し、彼女の恋人は一人で谷間の道を歩くことになります。とても悲しいことです。
冒頭のブルース・ホーンズビーのこの曲のコメントからも、ほぼ上記のような物語であるのではないかと思います。
誰かが「姉の所へ言った」と言いましたが、実はみんなわかっていた…うーむ。きっと、未婚の母親のための施設に行ったんだろうな…。そこで出産し…その赤ちゃんは養子に出し…「何事もなかったかのように」戻ってきた…ってことでしょうか。
◆深刻な内容がある歌なのですが、結構、笑顔で歌っておる…(←ちょっと気になる)(^_^;)
コメント
コメント一覧 (5)
この曲、カントリーロックの感じが、ちょっとイーグルスを感じさせる大好きな曲でした。
音時
が
しました
音時
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音時
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音時
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冒頭の4曲で35分。「ああ、これがライヴの醍醐味なんだなあ」と感心しきりで見てました。
兄貴分?のヒューイ・ルイスがCDに忠実なコンパクトなライヴなのに対して、
ブルース達のライヴは、どんどん曲が展開、発展していって1曲が長くなります。
とてもよいライヴでした。
「The Way It Is」もシャレオツなサウンドに反して、社会派のメッセージソングでしたが、
この曲の歌詞も含蓄があってなかなか重たいですね。
ヒットチャートからは離れてしまいましたが、いまも充実した作品を作り続けています。
音時
が
しました