2024年 1度きりの東京ガーデンシアターでの来日公演。
ジェイムスは3曲めにこの曲を歌ってくれました。
1985年リリースの彼の11枚目のアルバム「That's Why I'm Here」のタイトル曲です。
◆ステージでこの曲を歌う時にジェイムスは“ジョン・ベルーシを偲んで…”というようなことを言っていました。1982年に薬物の過剰取得で、33歳で死を急いだ、ブルース・ブラザースのジョン(俳優であり、コメディアンであり、ミュージシャン)。ジェイムスとは親交があったようですね。
ジェイムスはジョン・ベルーシの葬儀にて“That Lonesome Road”を歌っています
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/38454083.html
この曲では2nd Verseがジョンのことを歌った部分ですね。

(James Taylor)
Released in 1985
From the Album “That's Why I'm Here”
*原詞の引用は太字
Person to person
And man to man
I'm back in touch
With my long lost friend
人から人へ
人間から人間へ
長く会えてなかった友人と
また連絡を取ったり
Listen to reason
And understand
And think of me
From way back when
理由を聞いてくれるかい
そしてわかってほしいんだ
そして僕のことを考えて
ずっと昔の頃から
He said: "Me and Melissa
He said: "Me and Melissa
Well we fell out of love
We ran out of luck
Seems like lightning struck
I've been thinking of leaving
I've been thinking of leaving
But I can't raise a buck
James, I'm wondering
Could I borrow your truck?
彼が言ったよ:「僕とメリサはね
彼が言ったよ:「僕とメリサはね
そう 僕たちは恋に落ちたんだ
だけど 運も尽きたのさ
まるで雷に打たれたみたいだよ
ずっと離れようと思ってたんだけど
ずっと離れようと思ってたんだけど
金がちっとも集まらないんだ
ジェイムス 困ってるんだけど
きみのトラックが借りられないかい?
I said:
"That's why I'm here
(that's why I'm here)
"That's why I'm here
(that's why I'm here)
Got no better reason
That's why I'm standing before you
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
That's why I'm here"
僕は言った
“僕はそのためにここにいるんだぜ”
それ以上の理由なんてないのさ
だから僕はきみの前に立ってるのさ
(だから僕はここにいる)
(だから僕はここにいる)
だからこそ僕はここにいるんだよ
John's gone
Found dead
He dies high
He's brown bread
Later said to have drowned in his bed
After the laughter
The wave of the dread
It hits us like a ton of lead
ジョンが逝っちまった
死んでたのが発見された
彼はハイで死んじゃった
彼は死体で発見された
後にベッドで溺死したと言われたよ
笑った後には
恐怖の波が襲ってくる
まるで大量の鉛のように…
It seems "learn not to burn"
Means to turn on a dime
And walk on if you're walking
Even if it's an uphill climb
And try to remember
And try to remember
That working's no crime
Just don't let them take
And waste your time
“火の元注意”ってことなんだよ
“火の元注意”ってことなんだよ
急に人生が変わるってことさ
歩いてるなら歩き続けよう
たとえそれが上り坂だとしても
そして思い出そう
働くことは罪じゃない
ただ彼らに無駄な時間を
取らせないでほしいってことさ
取らせないでほしいってことさ
That's why I'm here
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
There'll be no more messes tonight
That's why I'm here
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
Whoa, that's why I'm here
僕はそのためにここにいる
(だから僕はここにいる)
今夜はもう大騒ぎはしないだろう
今夜はもう大騒ぎはしないだろう
だから僕はここにいる
(僕はそのためにいる)
そう 僕はそのためにここにいるんだ
(僕はそのためにいる)
そう 僕はそのためにここにいるんだ
This is an IOU
I reckon I owe you one now
Listen Wendy and listen Gloria
This'll be better tomorrow
これは借用書だよ
今は僕はきみに借りがある
ウェンディとグロリアの言い分を聞こうか
明日は良くなるはずだよ
Fortune and fame's
Such a curious game
Perfect strangers
Can call you by name
Pay good money
To hear Fire and Rain
Again and again
And again
富と名声を手にすること
そんなおかしなゲームだよ
全く見知らぬ人から
名前で呼ばれたりするのさ
いいお金を払ってもらおう
“Fire and Rain”を聴くためにね
何回も何回も
そしてまた繰り返すのさ
Some are like summer
Coming back every year
Got your baby
Got your blanket
Got your bucket of beer
I break into a grin
From ear to ear
And suddenly
It's perfectly clear
それは夏みたいに
毎年戻ってくるんだ
赤ちゃんが生まれて
毛布が必要になったり
ビールをバケツで冷やしたりね
僕は口を大きくあけて
ニヤリと笑ったりする
突然わかったんだ
はっきりくっきりと
That's why I'm here
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
Sing it tonight, tomorrow and everyday
That's why I'm standing
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
Oh that's why I'm here
それが僕がここにいる理由
(だから僕はここにいる)
今夜も明日もいつだって歌おう
僕がここに立ってる理由をね
(だから僕はここにいる)
ああ 僕はだからここにいるのさ
This is the part
About Kitty and Bim
He loved her
And she loved him
Wake them up
Shake them up
The middle of the night
Got to tell me everything's alright
これがキティとビムについて
歌われた部分さ
歌われた部分さ
彼は彼女を愛してて
そして彼女は彼を愛してた
彼らの目を覚ましてください
彼らを揺さぶってください
真夜中であっても
すべて大丈夫さ言ってあげなきゃいけないから
Sayin,
that's why I'm here
(that's why I'm here)
that's why I'm here
(that's why I'm here)
You got me walking and talking like a natural man
That's why I'm here
(that's why I'm here)
(that's why I'm here)
That's why I'm here
歌おう
だから僕はここにいるんだ
(僕がここにいる理由)
きみがいるから
僕は普通に歩いたり話したりできる
(だから僕はここにいる)
それが僕がここにいる理由なのさ
That's right
さあ いいかい?
(Words and Idioms)
さあ いいかい?
(Words and Idioms)
get in touch with=・・・に連絡する、連絡をとる
from way back ずっと前から、はるか昔から
The British expression "brown bread" is a slang term for being dead.
turn on a dime 思い切ってハンドルを切る、急旋回をする
break into a wide grin 〔顔が和らいで〕大きくニヤリと笑う
日本語訳 by 音時

◆ジェイムス自身が作ったこの曲。
この曲で彼は「僕がここにいる理由」を語ってくれ、そしてこの曲を日本でのライヴのセットリストに入れてくれたこと…このことにはきっと意味があるんだろう。
from way back ずっと前から、はるか昔から
The British expression "brown bread" is a slang term for being dead.
turn on a dime 思い切ってハンドルを切る、急旋回をする
break into a wide grin 〔顔が和らいで〕大きくニヤリと笑う
from ear to ear
〔一方の耳から他方の耳へ伸びるように〕口を大きく開けて日本語訳 by 音時

◆ジェイムス自身が作ったこの曲。
この曲で彼は「僕がここにいる理由」を語ってくれ、そしてこの曲を日本でのライヴのセットリストに入れてくれたこと…このことにはきっと意味があるんだろう。
ちょっとしたふれあい、そこに友達がいてくれるという温かさ。
最初の歌詞では、スーパースターのJTではなく、友だちを助けてくれる、そのために自分がいるといった話でしょうか。
次の話は、天国に゙逝ってしまったジョン(・ベルーシ)が歌われます。友を失った悲しみ…というよりはジェイムスは彼にとっての仕事=ミュージシャンであること、を歌っているように思います。JT自身も薬物の過剰摂取で死にかけたこともあったようですから、ジョンの早すぎる死に自分を重ねたのかなと思いました。
“Fire and Rain”をいいお金をもらって何度も何度も歌う…この歌詞は決して自嘲してるような感じはしないな。JT自身はそれを誇りに思い、ファンを大切にしようとしてる姿勢に映ります。
そして最後の部分…うーんこれはなんだろう。うまくいかなかった奥様との間柄?
ファンとの話や、ミュージシャンの話を最後にしてまとめてくれたほうがよかったんじゃない?(^_^;)
ちょっと歌う順番を間違えたんじゃないかなあ…苦笑
最初の歌詞では、スーパースターのJTではなく、友だちを助けてくれる、そのために自分がいるといった話でしょうか。
次の話は、天国に゙逝ってしまったジョン(・ベルーシ)が歌われます。友を失った悲しみ…というよりはジェイムスは彼にとっての仕事=ミュージシャンであること、を歌っているように思います。JT自身も薬物の過剰摂取で死にかけたこともあったようですから、ジョンの早すぎる死に自分を重ねたのかなと思いました。
“Fire and Rain”をいいお金をもらって何度も何度も歌う…この歌詞は決して自嘲してるような感じはしないな。JT自身はそれを誇りに思い、ファンを大切にしようとしてる姿勢に映ります。
そして最後の部分…うーんこれはなんだろう。うまくいかなかった奥様との間柄?
ファンとの話や、ミュージシャンの話を最後にしてまとめてくれたほうがよかったんじゃない?(^_^;)
ちょっと歌う順番を間違えたんじゃないかなあ…苦笑
コメント
コメント一覧 (3)
音時
が
しました
音時
が
しました
私もJTのライブ、参戦致しました。
実は別記事の「洋楽オフ会」の写真を見て驚いたのですが、写真に映っている方(かなり目立つ位置にいる方)と一緒に参戦していたのですよ。
しかも最前列…。
もし音時さんがその方と交流があれば、どなたかお分かりかと思いますが。
狭い世界だ…と思いました(笑)。
音時
が
しました