この曲は、Hot100では全米5位が最高位ですが、ニール・ダイアモンドにとっては、1972年のシングル「ソング・サン・ブルー」に続き、ビルボー ド・イージー・リスニング・チャートで2度目の第1位となったそうです。

僕はこの曲はリアルタイムでは聴いていませんでしたが、ニールのベスト・アルバム(CD)を購入したときにこの曲が収録されていて、そのタイトルから“Long”=長い間、“Fellow”=仲間、ってことで、自分とずっと友達だった人たちに向けて感謝している歌かな?なんて勝手に思っておりました。

(Serenade=小夜曲…女性の家の外で歌う歌、まで意味を追求はしてませんでした)

だいぶ違っておりました苦笑…和訳してみないとわからないものです…(^_^;)。



◆この曲のWikipedia情報です。

ダイアモンドは、1996年のコンピレーション・アルバム『イン・マイ・ライフタイム』のライナーノーツで「ロングフェロー・セレナーデ」について次のように述べている:
「私は時折、特定の叙情的なスタイルを使うのが好きで、この場合、女性を口説く男の物語を語るのに自然に適している」


 曲のタイトルは、19 世紀のアメリカの詩人ヘンリー ワズワース・ロングフェローにちなんで付けられているとのこと。
 ニールが特にロングフェローに言及することにしたのは、彼が10代の頃、詩人の作品の1つを利用してかなり年上の女性を誘惑することに成功した例を思い出したから…とのこと!

(Henry Wadsworth Longfellow)コトバンク

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ニール、プレイボーイぶりを発揮しましたね(^_^;)。
しかし、想像と全く違い、女性を口説くのに詩人の作品を利用するとは…僕もやってみたい。(←叶わぬ夢)

ニールは多くのインタビューで、
“(僕の書く)ロマンチックな歌詞の多くは10代の頃の内気な性格に基づいており、憧れの女の子に近づくことを躊躇し、恥ずかしがり屋だった“と語っているようですが…(^_^;)。



Longfellow


Songwriter(s) Neil Diamond

Released in 1974
US Billboard Hot100#5 
US Billboard East Listening Chart #1
From the Album “Serenade”

*原詞の引用は太字

Longfellow Serenade
Such were the plans I'd made
For she was a lady
And I was a dreamer
With only words to trade

ロングフェロー・セレナーデ
(ロングフェローが書いた詩を
 語って聞かせるよう)
それが僕が立てた計画
彼女は淑女(レディ)だし
僕は夢見がちな男
ひとつの言葉を交わすだけでいい

You know that I was born
For a night like this
Warmed by a stolen kiss
For I was lonely
And she was lonely

僕が生まれたのは
こんな素敵な夜だったのさ
突然のキスで
身体が火照ってしまったんだ
僕は寂しかったし
彼女も孤独だった

Ride, come on baby, ride
Let me make your dreams come true
I'll sing my song
Let me sing my song
Let me make it warm for you

さあおいで ベイビー
きみの夢を叶えさせておくれ
僕の歌を歌ってあげる
僕が愛の歌を聞かせてあげる
あたたかく優しい歌をきみに…

I'll weave his web of rhyme
Upon the summer night
We'll leave this worldly time
On his winged flight

Then come, and as we lay
Beside this sleepy glade
There I will sing to you
My Longfellow serenad

愛の詩を織り込んであげる
夏の夜空いっぱいに
この世の現実の時間から旅立とう
愛の翼に乗って

そしておいで 傍らの穏やかな湿地に
僕たち身を横たえるんだ
そこで僕はきみに歌を捧げよう
ロングフェロー・セレナーデを


Longfellow serenade
Such were the plans I made
But she was a lady
As deep as the river
And through the night we stayed
And in my way I loved her as none before
Loved her with words and more
For she was lonely
and I was lonely

ロングフェローのセレナーデ
それが僕が立てた計画
でも彼女は淑女で
川のように深い女性だった
僕たちは一晩中一緒に過ごし
そしてこれまでにないほどに
ささやく言葉や色々な方法で
僕なりに彼女を愛したんだ
彼女も寂しかったし
僕も寂しかったから

Ride, come on baby, ride
Let me make your dreams come true
I'll sing my song
Let me sing my song
Let me make it warm for you

さあおいで ベイビー
きみの夢を叶えさせておくれ
僕の歌を歌ってあげる
僕が愛の歌を聞かせてあげる
あたたかく優しい歌をきみに…

I'll weave his web of rhyme
Upon the summer night
We'll leave this worldly time
On his winged flight
Then come, and as we lay
Beside this sleepy glade
There I will sing to you
My Longfellow serenade

愛の詩を織り込んであげる
夏の夜空いっぱいに
この世の現実の時間から旅立とう
愛の翼に乗って
おいで 傍らの穏やかな湿地に
僕たち身を横たえるんだ
そこで僕はきみに歌を捧げよう
僕のロングフェロー・セレナーデ

Weave your web of rhyme
Upon the summer night
We'll leave this worldly time
On your winged flight

愛の詩を織り込んであげる
夏の夜空いっぱいに
この世の現実の時間から旅立とう
きみの愛の翼で

Words and Idioms)
worldly=この世の、世間の、世の中の、世俗的な
glade 【名】 低湿地
winged 【形】 翼のある、有翼の 翼が~の

日本語訳 by 音時


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歌詞にはおそらくロングフェローの詩のいち部分などが使われたりしてるんでしょうかね?
ロマンティックでシャレたフレーズで年上の女性を口説く10代のニールの姿が目に浮かぶ?

(でも調べてみると、ロングフェローの書く詩は決してロマンティックなものではなく、彼自身の作品としてはダンテの『神曲』の最初の英語訳で知られていたり、親しみやすくわかりやすいものであるらしいです)

◆ですので、最後に…もしかしてこんな意味も…という話です。
この曲をロマンティックなラヴソングだと思っている方は読まないでほしい…余計な情報です(^_^;)。

この曲の歌詞に「double entendre」がある、とコメントしてあるサイトもありました。
https://genius.com/4732779

double entendre…話し言葉の句が2通りに理解できる駄洒落に似た修辞技法のこと。 2つの相容れない意味を持つ句ほどシンプルなものだと、それは気の利いた言葉遊びになる。 きわどい性的な要素がダブル・ミーニングの核である場合もある。


はい、たしかに僕も訳していて…???というところもあったのも事実です (^_^;)。

Ride, come on baby, ride とかね。

そして極めつけは「Longfellow Serenade」というタイトル自身が、いわゆるあっち方面の意味があると…(^_^;)。はい、“Long”長い、ですね。“fellow”というのは“相棒”や“仲間”。そう、そういうことで…(笑)。

んーもうやだなあ…。