スクイーズの曲はいろんな所で耳にするたび、なんだかとても面白そうで、
これまで(2024年2月)に2曲和訳しています。
・Up the Junction (1979年)
・Black Coffee In Bed (1982年)
どちらも楽しんで和訳した、物語のある面白い曲ですのでぜひご覧下さい。
このブログで掲載したSqueezeの和訳記事はこちらです
http://neverendingmusic.blog.jp/search_tags?qt=1980903
◆1970年代から活動してきたイギリスのバンドで、本国では沢山のヒット曲がありますが、全米ではTop40 (Billboard Hot100)に2曲のみチャートインしています。
・Hourglass(1987)#15
・853−5937(1988)#32
*両方ともアルバム「Babylon and On」からのシングルカットです。
◆ただ、この曲の作者であるクリス・ディフォードは今はこの曲が好きじゃないそうです(^_^;)。
Songfactsのインタビューより:
S: クリス、アメリカではヒットしましたが、あなたは「853-5937」は好きではないとのこと…。
クリス:すごくダサい曲( very lame song)だよ。 当時は好きでしたが、特定の曲についてどう感じるかによって考えが変わってくるんだ。
S: このナンバーはどこから来たのですか?
クリス: グレン(バンドメンバーでもう一人の作者)の電話番号なんだよ。

Songwriter(s) Glenn Tilbrook, Chris Difford
Released in 1988
US Billboard Hot100#32
From the Album “Babylon and On”
*原詞の引用は太字
853-5937
Angela can't make it to the phone
If you care to leave your name and number
She'll give you a ring when she is home
853‐5937
「アンジェラは電話に出ることができません」
「お名前と電話番号を残していただければ
「帰宅したのち 折り返しお電話を差し上げます」
Every time I called her I got the message
Listened to the voice coming down the line
I couldn't speak to a tape recording
I redialed it a number of times
彼女に電話するたびに留守番電話さ
電話から流れてくる声を聞くんだよ
留守録じゃあ話すことができないから
何度もリダイヤルしたんだ
853-5937
Angela can't make it to the phone
If you care to leave your name and number
Please speak clearly after the tone
She'll give you a ring when she gets home
853‐5937
「アンジェラは電話に出ることができません」
「よろしければ お名前と電話番号をお願いします」
「発信音のあとに(はっきりと)お話し下さい」「
「帰宅後 折り返しご連絡差し上げます」
「アンジェラは電話に出ることができません」
「よろしければ お名前と電話番号をお願いします」
「発信音のあとに(はっきりと)お話し下さい」「
「帰宅後 折り返しご連絡差し上げます」
I rang her this morning so very early
Same old message came down the phone
I should go and see if her house is empty
Maybe she's poorly, perhaps she's not home
今朝 すごい早い時間に彼女に電話した
またいつものメッセージが流れてきたよ
彼女が留守か確認しに 見に行って来ようかな
もしかしたら体調が悪いのかもしれないし
ほんとに家にいないのかもしれない
853-5937
Angela can't make it to the phone
If you care to leave your name and number
Please speak clearly after the tone
She'll give you a ring when she gets home
853‐5937
「アンジェラは電話に出ることができません」
「よろしければ お名前と電話番号をお願いします」
「発信音のあとに(はっきりと)お話し下さい」「
「帰宅後 折り返しご連絡差し上げます」
She's in Mill Hill, I'm in Bermondsey
It's the end of the earth on the northern line
Makes it so hard for me to see
The one that I love but can never find
彼女はミルヒル 僕はバーモンジー
彼女は地下鉄(ノーザン線)の終点の駅だ
会うのに なかなか大変なんだ
最愛の女性って なかなか出会えないのさ
[Guitar Solo]
Called up a close friend who lives right by her
I got the message he was out too
I got suspicious, are they together?
I've got to find out that this isn't true, oh
彼女のすぐ近くに住んでい友達に電話した
彼も「外出中」のメッセージを受け取ったって
アヤしいと思った もしかして二人は一緒にいる?
本当のところどうなのか 確認しなきゃいけないよ ああ
853-5937
853-5937
853-5937
853-5937
(Words and Idioms)
poorly=病弱な、多病の
Mill Hill=イギリスのバーネットのロンドン特別区の郊外
Bermondsey=観光名所が集まるテムズ川沿い、London Bridge駅からのびるBermondsey Street
the end of the earth=世界の果て、最果ての地、遠隔の地
Northern Line=ロンドンの地下鉄(ノーザン線)
日本語訳 by 音時
◆電話番号のタイトルの洋楽だと、シティ・ボーイの「5.7.0.5」(1978)を思い出します。
星船さんのブログ 「ビルボードチャート日記」にはフィンガー5の「恋のダイヤル6700」も!
留守番電話をモチーフにした曲だとルパート・ホームズの「Ansering Machine」も(1980)そうですね。

こちら昔の「留守番メッセージ」を流してくれる“Answering Machine”の写真です。
僕は大学1〜2年は電話なしのアパートで1人暮らしで、電話は「大家さん呼び出し」でした。バイト先(ハンバーガーチェーンのM)のマネージャーが“音時くん、木曜の夜シフト入れない?”とよく電話してきたので大家さんに申し訳なくて、大学3年から留守番電話を買いました(^_^;)。
嬉しかったなあ。
メッセージを録音する際にBGMをかけたのですが、それがこの曲とこの曲。
(電話かけてBGMのイントロが長くてイライラしますよね…黒歴史です)(^_^;)
→どちらの記事にもこのこと書いてますね…苦笑
◆しかし「853‐5937」の歌詞の主人公…ちょっとストーカー気質のアブないヤツ、ですね…!
ロンドンの地下鉄「ノーザン線」の路線図を見ましたが、たしかに彼のいるバーモンジーはロンドン近くの都会ですが、彼女の住む「ミルヒル」はロンドン北部の緑の多い地域にあり、駅は北に上って終点。しかも「ミルヒル」って歴史のある由緒正しい学校があって有名な町らしいですね。
そんなことからも「アブないヤツ」と「育ちのいい女子」の対比をしているように思いました!
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