上のビデオを見ると、どのパートをロビンが歌い、バリーが歌ってるのかよくわかりますね。

「My World」はシングルのみで発売されたシングル。1972年に全米で16位になっています。

◆この曲のWikipediaに書かれた情報でいうと…

・ITV の「The Golden Shot」のバックステージで書かれ、「How Can You Mend a Broken Heart」と同じ音楽的アイデアがいくつか含まれています。 モーリス(・ギブ)は「ソフトバラードでもアップテンポでも、いいシングルになると思ったらレコーディングするよ」と語りました。

・ バリー・ギブは「My World」について「アルバムからのものではなく、『How Can You Mend a Broken Heart』と同じ音楽的アイデアをいくつか踏襲している」と説明しています。

・ロビン・ギブは『テイルズ・フロム・ザ・ブラザーズ・ギブ』のライナーノーツで次のように述べています。 この曲はイギリスとアメリカでトップ 20 に入る大ヒットとなり、僕たち 3 人は喜んで「よだれを垂らした」(drooling' with pleasure.)ほどだったよ。




*この国内盤シングルジャケットに写っている4人ですが、ギブ兄弟+ドラムのジェフ・ブリッジフォードですね。(ジェフは1971〜1972年に在籍したメンバーです)
*「来日記念盤」と書かれています。ビー・ジーズの初来日公演は、1972年で、
3月23日 渋谷公会堂、24日 日本武道館、25日,26日 大阪フェスティバルホール だったようです。


Songwriter(s) Barry Gibb, Robin Gibb

Released in 1972
US Billboard Hot100#16
from the album“Best of Bee Gees, Volume 2“

*原詞の引用は太字

Don't shed a tear for me
No, it's not your style
If you're not here by me
Then it's not worth while

僕のために泣かないで
だめだよ きみらしくないから
きみが僕のそばにいないなら
泣いてる時間なんて無駄なだけ

My world is our world
And this world is your world
And your world is my world
And my world is your world is mine

僕の世界は二人の世界
そしてこの世界はきみの世界
そしてきみの世界は僕の世界
そして僕の世界はきみの世界で僕のものさ

I've been crying, I'm lonely
What do I do to have you stay?
I've pleaded you to cry on
I've written to you nearly every day

ずっと泣いてるんだ  淋しくて
どうしたら きみに居てもらえるんだい?
きみにも泣いてほしかったんだ
ほとんど毎日 きみに手紙を書いたね

My world is our world
And this world is your world
And your world is my world
And my world is your world is mine

僕の世界は二人の世界
そしてこの世界はきみの世界
そしてきみの世界は僕の世界
そして僕の世界はきみの世界で僕のもの

Don't shed a tear for me
No, that's not your style
If you're not here by me
Then it's not worth while

僕のために涙を流さないで
だって きみらしくないからさ
きみが僕のそばにいないなら
そんなの 意味がないことだよ

My world is our world
And this world is your world
And your world is my world
And my world is your world is mine

僕の世界は二人の世界
そしてこの世界はきみの世界
そしてきみの世界は僕の世界
そして僕の世界はきみの世界で僕のもの

I've been crying, I'm lonely
What do I do to have you stay?
I've pleaded you to cry on
I've written to you nearly every day

ずっと泣いてるんだ  淋しくて
どうしたら きみに居てもらえるんだい?
きみにも泣いてほしかったんだ
ほとんど毎日 きみに手紙を書いたね

My world is our world
And this world is your world
And your world is my world
And my world is your world is mine

僕の世界は二人の世界
そしてこの世界はきみの世界
そしてきみの世界は僕の世界
そして僕の世界はきみの世界で僕のもの


日本語訳 by 音時


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・「きみ」が泣いているのを見て、最初は「きみらしくないよ、泣くなんて」と言っていたのに、実は本音は「きみに泣いて欲しかった」んですね。素直じゃない主人公…。
・「僕の世界…」というコーラスですが、結局、僕ときみは切り離せない、相互に関わってる存在なんだ…って歌っているのかな。

・うーん、二人はどうなってしまう(しまった)のだろう?
でも…「毎日手紙を書く」ってやりすぎ、じゃないだろうか?「重すぎる」のもいけないからな。
 (令和はそうかもしれないけど、昭和はこれでいいんです!
 …「不適切にもほどがある」クドカンドラマ、面白いですね 笑)
   https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/


◆これ、レコーディング風景かな。




◆和訳していてこの曲を思い出しました。アルバート・ハモンド「Your World ,My World」(風のララバイ)です。(和訳記事 by 音時
 でも、こちらの歌詞は…

きみの世界と僕の世界は遠く離れてしまった。
きみの世界は太陽が注いでいるけど 僕の世界はずっと雨が降っていて淋しい僕の心を痛め続ける…
と歌われます。