先日のゴダイゴのBillboard Live Tokyo(BLT)でドラムのトミー・スナイダーが歌ってくれたバラード。
トミーがずっと目をつぶって歌っていたのが印象的でした。
そのとき、タケカワさん(タケ)が「映画“ハウス”より…」と言っていました。

 映画「ハウス」は大林宣彦監督の作品で、池上季実子さんや大場久美子さんが出演していた、というので、いつだったかテレビで深夜に映画でやっていたときに見ました。が…、コレ!はちゃめちゃすぎるだろ!という感想(^_^;)。でも映像が斬新だったり、それでやっぱりGodiegoの音楽がよかったな。

◆映画「ハウス」のトレイラー。「近日公開」と言ってます。小林亜星さんや南田洋子さんも出ている。




◆でもこの曲覚えてないし、ハウスの「サウンドトラック」にも入っていない。
そこで調べてみたところ…

・最期のエンドロールで使われているとのこと。(じゃあテレビでは流さないね)
・サントラにも収録されず、シングル「君は恋のチェリー」のB面に収録
 (CD化するにあたって、収録を熱烈に要望しているファンの方もいる)

とのことでした!



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Words :Tommy Snyder
Music:Mickey Yoshino

Released in 1977
Only Single B Side Of “Cherries Were Made For Eating”

*原詞の引用は太字

Time passes on and i’m older
Sometimes i knew it passes me by
Looking for someone i could talk to,
Someone to answer all the whys

時が過ぎ 僕も大人になった
ときどき 時が通り過ぎていくのがわかる
話ができる誰かを探してたんだ
なぜ?って疑問に答えてくれるひとを


My heart has cried, but i’m stronger now
I guess my life was meant to roam
People come and go. yet alone i feel
What is this lifetime going to show?

僕の心は泣いてたけど 今は強くなった
放浪するのが 僕の人生そのものなんだ
人は来ては行き 僕は孤独を感じてる
僕のこの人生は何をみせようとしてるのか


In a garden
Filled with a million flowers.
My spirit flew, swept away
By all its power

庭には
百万本の花が咲き乱れてる
僕の魂は飛んでいき
その力で押し流されてしまったんだ


Continue on, someone said to me,
And i thank you,
Yes i thank you…


続けて誰かが僕にささやいた
ありがとう
そうよ あなた ありがとうって…


日本語訳 by 音時


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◆この曲の物語ってどうなのかな。

前半はトミーのゴダイゴ二加入するまでの人生を歌ったのかな。
そして百万本の花が咲き乱れる庭園に足を踏み入れたことで、愛を知った…?

「サンキュー」って言葉は、主人公(トミー)がつぶやいた言葉ではなく、
誰かにかけられた言葉だった…んですね。

自分は意識してなくて「普通」だったとしても
実は誰かに感謝されていた…きっと嬉しかったんだろうな。

音楽活動をしていて、知らない間にファンも増え、
そのファン達とのふれあいのなかからやりがいを見い出した曲、のようにも思います。


◆トミー関連のニュースです。

(1)トミーは、ドラムの先生もされている!
(名古屋スクール・オブ・ミュージック&ダンス専門学校)の海外教育顧問
トミーの特別講義の模様です。
https://www.nsm.ac.jp/blog/9344/

(2)トミー大絶賛のベトナム料理店(新宿)のご紹介

新宿にたたずむ“都会のオアシス”
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11290555/?all=1
(週刊新潮 2020年11月26日号掲載)


◆ゴダイゴ「君は恋のチェリー」。ゴダイゴメンバーも若いし、観客もみな若い!
(浅野さんも映ってます) こちら和訳記事です