“Midnight Special”のステージ。紹介はポール・ウィリアムス。
Songwriters: JACKSON JR., PETER / JACKSON, GERALD
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.
Released in 1976
US Billboard Hot100#10
From The Album"Never Gonna Let You Go"
*原詞の引用は太字
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
Love to hear it
ノリのいいビートに変えて!
振動が伝わってくるのが好きなの
ひっくり返っちゃうくらいでいいわ
打楽器のリズムを聞かせてよ
それを聞くのが大好きなのよ
Blow horns you sure sound pretty
Your violins keep movin' to the nitty gritty
When you hear the scratch of the guitars scratchin'
Then you'll know that rhythm carries all the action
ホーンを吹いてよ かっこよく響くはず
あなたのヴァイオリンはいいとこ突いてくるわね
ギターを掻きならす音が聞こえたら
リズムで体が踊りだすのがわかるでしょ
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
Love to hear it
ノリのいいビートに変えて!
振動が伝わってくるのが好きなの
ひっくり返っちゃうくらいでいいわ
打楽器のリズムを聞かせてよ
それを聞くのが大好きなのよ
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
Love to hear it
ノリのいいビートに変えて!
振動が伝わってくるのが好きなの
ひっくり返っちゃうくらいでいいわ
打楽器のリズムを聞かせてよ
それを聞くのが大好きなのよ
Flute player play your flute 'cause
I know that you want to get your thing off
But you see I've made up my mind about it
It's got to be the rhythm,
no doubt about it, woah, woah
フルート奏者があなたのフルートを吹くわ
だってあなたはからだを使って踊りたいんでしょ
でもわかる? 私は決めたからね
このリズムにノレばいいのよ
何の疑いもなくね
'Cause when the guitar player start playing
With the syncopated rhythm,
with the scratch, scratch, scratch
Makes me wanna move my body,
yeah, yeah, yeah
だってギターが弾かれ始めて
跳ねるようなリズムと
スクラッチ!
掻きむしったような音がしたら
私はからだを動かしたくなっちゃうわ
yeah
And when the drummer starts beating that beat
He nails that beat with the syncopated rhythm
With the rat, tat, tat, tat, tat, tat on the drums, hey
ドラムがビートを刻み始め
跳ねるリズムでビートを叩き出すのよ
ラッ、タッ、タッ、タッ、タッ・・・てね
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
When the guitar player start playing
With the syncopated rhythm,
with the scratch, scratch, scratch
Makes me wanna move my body,
yeah, yeah, yeah
だってギターが弾かれ始めて
跳ねるようなリズムと
スクラッチ!
掻きむしったような音がしたら
私はからだを動かしたくなっちゃうわ
And when the drummer starts beating that beat
He nails that beat with the syncopated rhythm
With the rat, tat, tat, tat, tat, tat
on the drums, hey
ドラムがビートを刻み始め
跳ねるリズムでビートを叩き出すのよ
ラッ、タッ、タッ、タッ、タッ・・・てね
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
ノリのいいビートに変えてよ
ドラムのサウンドが大好きだから
ひっくり返ってもいいわ
振動を感じていたいのよ
Turn the beat around
Love to hear the percussion
Turn it upside down
Love to hear the percussion
ノリのいいビートに変えてよ
ドラムのサウンドが大好きだから
ひっくり返ってもいいわ
振動を感じていたいのよ
(Words and Idioms)
nitty‐gritty=《俗語》 (問題の)核心; 基本的事実.
日本語訳 by 音時

この曲も70年代ディスコの代表曲!
以前観た映画「オデッセィ」でも艦長の好きだった70年代ディスコ・ライブラリから、真っ先にかかった曲でした!主人公のマークは気に入らないと言っていましたが(^_^;)
ヴィッキー・スー・ロビンソンって名前と合わせて、当時の「全米トップ40」でもよく聴いたのを覚えてます。本人が歌っているのを、Youtubeで初めて見ました。だいたい想像通りの顔で、想像通り踊って歌ってました!
◆“turn around”ってイディオムも色んな意味がありますね。英辞郎 on the Webでは以下の5つの意味がありました。
1.回す、回転する[させる]
【表現パターン】turn around [round]
2.向きを変える、方向転換する、Uターンする、向き直る、振り向く、振り向かせる、振り返る
【表現パターン】turn around [round]
3.後ろを向く、くるりと背を向ける、逆に向く、反転する、逆傾向を見せる
【表現パターン】turn around [round]
4.〔向き直って〕不意に[失礼にも]~する◆【用法】turn around [round] and do
【表現パターン】turn around [round]
5.悪い状態から良い状態に向ける、上向きにする、好転する[させる]、良くなる[する]、赤字決算から抜け出す、建て直す【文例】
目的語が“beat”だから・・・「5.上向きにする、良くする」って意味が一番合うかな。
◆ヴィッキー・スー・ロビンソンは彼女のWikipediaでは、「アメリカの舞台・映画俳優で歌手」と紹介されていました。
経歴を詳しくみると、Jesus Christ SuperstarやHairに出演したり、映画に出たり、そして、なんと1972年にはトッド・ラングレンのアルバム「 Something/Anything?」にバック・ボーカルに参加。また1973年には日本のアーチストの下田逸郎さん(知ってる!「踊り子」とか「セクシィ」とか)のアルバム「LOVE SONGS AND LAMENTATIONS (飛べない鳥、飛ばない鳥)」に参加、全国ツアーにも同行したとのこと。2つもビックリしてしまった。そして彼女の名まえが主役として爆発的に広まったこの大ヒット曲“Turn The Beat Around”と出会います。

◆この曲が生まれたいきさつがウィキペディアにありました。
この曲は元は“Touch of Class”という、フィラデルフィアのソウル・R&Bグループの曲でした。ヴィッキーは、スタジオエンジニアでときおりTouch Of Classのセッションでドラムを叩いていた Al Garrisonの友人(のちに彼女になった?)で、“Touch Of Class”のデモテープを耳にしたようです。ヴィッキーはアルバムの作成中で、最後の1曲がなかなか決まらずどうしようかと思っていたところ、この曲を知りました。“Touch Of Class”が歌うには「歌詞が早すぎる」などイマイチだったようで、ヴィッキーがもらいうけた、ということのようです。
この曲は元は“Touch of Class”という、フィラデルフィアのソウル・R&Bグループの曲でした。ヴィッキーは、スタジオエンジニアでときおりTouch Of Classのセッションでドラムを叩いていた Al Garrisonの友人(のちに彼女になった?)で、“Touch Of Class”のデモテープを耳にしたようです。ヴィッキーはアルバムの作成中で、最後の1曲がなかなか決まらずどうしようかと思っていたところ、この曲を知りました。“Touch Of Class”が歌うには「歌詞が早すぎる」などイマイチだったようで、ヴィッキーがもらいうけた、ということのようです。
シンプルな歌詞がディスコビートにノッてきます。コーラス部分もディスコで盛り上がりますよね!
そしてこの曲はヒットチャートは1回だけではなく、何回かカバーされて、多くの人が耳にすることになります。ローラ・ブラニガンが1990年にカバー、グロリア・エステファンも1994年にカバーして、こちらは全米10位のヒットとなっています(本家ヴィッキーと同順位)。
◆ヴィッキーのヒット曲は全米Top40はこの1曲で、いわゆる「1発屋」ですが、Hot100となると1976年の“Daylight”、1977年の“Hold Tight”ともう2曲のヒットがありますね。
アイリーン・キャラの「Fame」でもバック・ボーカルを務めたようですね(そういえば、この曲と“Turn The Beat Around”は似てますね)その後は、またBroadwayに戻ってミュージカル Jesus Christ Superstar.のキャストを務めるなど、やはり音楽とずっと付き合った人生を送ってきました。
アイリーン・キャラの「Fame」でもバック・ボーカルを務めたようですね(そういえば、この曲と“Turn The Beat Around”は似てますね)その後は、またBroadwayに戻ってミュージカル Jesus Christ Superstar.のキャストを務めるなど、やはり音楽とずっと付き合った人生を送ってきました。
そして...このことも知らなかったのですが、ヴィッキーは癌のため、2000年の4月27日にこの世を去ってしまっていました。享年 45歳、若すぎますね・・・。でも2016年封切りのロードショー映画でも“Turn The Beat Around”が使用され、彼女の歌声がスクリーンに響きました。遠い空からヴィッキーは喜んだでしょうね。R.I.P・・・。
邦題は…「妖精のメロディー」!

◆"Turn The Beat Around"が最高位10位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 14th August, 1976
1位はデュエット、僕の心を傷つけないで。バリー・ギブのファルセットが全開、きみは踊らにゃいかんぜよ!が2位。3位は、ねえ入れてあげなよ。4位は、僕のような愛には巡り合えないよ。7位は、今夜きみにほんとに会いたくてたまらないよ、8位は、振って、振って、振って、きみのお尻を!? そんななかでヴィッキー・スー・ロビンソンは10位を2週間続けました。
1 1 DON’T GO BREAKING MY HEART –•– Elton John and Kiki Dee (Rocket)-7 (2 weeks at #1) (1)
2 5 YOU SHOULD BE DANCING –•– Bee Gees (RSO)-7 (2)
3 4 LET ‘EM IN –•– Wings (Capitol)-7 (3)
4 9 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE –•– Lou Rawls (Philadelphia International)-11 (4)
5 6 ROCK AND ROLL MUSIC –•– The Beach Boys (Brother)-11 (5)
6 2 LOVE IS ALIVE –•– Gary Wright (Warner Brothers)-18 (2)
7 19 I’D REALLY LOVE TO SEE YOU TONIGHT –•– England Dan and John Ford Coley (Big Tree)-10 (7)
8 26 (Shake, Shake, Shake) SHAKE YOUR BOOTY –•– K.C. and the Sunshine Band (T.K.)-6 (8)
9 8 KISS AND SAY GOODBYE –•– The Manhattans (Columbia)-18 (1)
10 12 TURN THE BEAT AROUND –•– Vicki Sue Robinson (RCA)-19 (10)
◆ローラ・ブラニガンのバージョンです。
◆グロリア・エステファンのバージョンです。
コメント
コメント一覧 (4)
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ヴィッキー・スー・ロビンソン、よく口が回るなと感心しています。このようなお姿だったのですね。(たしかにイメージ通りかも…)
バックを固めているメンバーの演奏も、安心して聴くことができます。ギター・ベース・フルートのバックボーカルとヴィッキーとの掛け合いに聞き惚れています。
でも…。 享年45歳は、若すぎです。
心地よいディスコビートです。こういう曲なら、ボクも受け入れることができます。それに、グロリア・エステファンのバージョンもいいですね。
邦題は…。「妖精のメロディー」 えっ? ヴィッキーが妖精なのかな?
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