ロバータ・フラックと言えば…「やさしく歌って」(Killing Me Softly With His Song)が有名ですが、全米では「やさしく歌って」(1973)が5週間No1のところ、こちら「愛は面影の中に」は6週間No1!ということでこっちの方がヒットしています。

◆この曲“The First Time Ever I Saw Your Face“は、Wikipedia情報によると、
イギリスの政治的シンガーソングライターのユアン・マッコールが後に妻となるペギー・シーガーのために書いた1957年のフォークソング。 当時、夫婦は恋人同士だったが、マッコールはまだ2番目の妻ジーン・ニューラブと結婚していた。 シーガーはデュオが英国中のフォーククラブで演奏したときにこの曲を歌った。 1960年代にこの曲はさまざまなフォーク歌手によって録音され、1972年にロバータ・フラックにとって世界的な大ヒットとなり、グラミー賞の年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲賞を受賞。 ビルボードはこの曲を1972年の年間ホット100シングルのナンバーワンにランクした。
とあります。
◆最初は売れていなかったこの曲ですが、クリント・イーストウッド主演の映画「恐怖のメロディー」(play misty for me)に使用されてから、問い合わせが殺到して大ヒットになったそうです。
Songwriter(s) Ewan MacColl
Released in 1972
US Billboard Hot100#1(6)
From the Album “First Take”
*原詞の引用は太字
The first time, ever I saw your face
I thought the sun rose in your eyes
And the moon and the stars
Were the gifts you gave
To the dark, and the endless skies
初めてあなたの顔を見たとき
あなたの瞳の中に太陽が昇ったと思ったの
そして月と星たちは
あなたがくれたもの
暗く果てしなく続く空への贈り物
And the first time, ever I kissed your mouth
I felt the earth move in my hand
Like the trembling heart
Of a captive bird
That was there, at my command
My love
初めてあなたの唇に口づけたとき
私の手の中で地球が動いたの
まるで 捕らえられた小鳥
心がブルブルと震えてた
そこにあったもの 私の心のままに
ねえそうでしょ
And the first time, ever I lay with you
I felt your heart so close to mine
And I knew our joy
Would fill the earth
And last, 'til the end of time
My love
初めてあなたと結ばれたとき
あなたの心臓を私のすぐそばに感じたの
私たちの喜びが
世界を満たすんだって
そしてそれは
永遠に時が終わるまで続いていくの
The first time, ever I saw
Your face
Your face
Your face
Your face
はじめてあなたの顔を見たとき
あなたの表情
あなたの顔
あなたの顔を
私は覚えてる…
(Words and Idioms)
at someone's command (人)の命令で[に従って]、(人)の思いのままに
日本語訳 by 音時

◆この曲についてのロバータのコメントが紹介されていました。(Wikipedia)
(この曲は)完璧な曲よ。 「アメイジング グレイス」に次ぐものだと思うわ...。これは 2 つのユニークで明確な性質を持つ種類の曲ね。それは物語を伝え、そして何かを意味する歌詞になっていて、多くの人によってさまざまな方法で解釈される可能性がある。
たとえば、子供に対する母親の愛、または二人の恋人の愛などね。私が選んだ曲がもっとたくさんあれば、あの時と同じように私を感動させられたらよかったのにと思うわ。これまで録音した曲はどれも大好きですが、その曲はかなり特別だったの。
◆Willさん「矢口清治氏の耳で聴くライナーノーツ」
=8=ロバータ・フラック『愛は面影の中に』①(音声)がとてもためになりました!
(こちら)
☆彼女にとって、最初の全米NO.1ヒットを!
☆オリジナルは50年代・・・その詳細は???
☆この曲が1972年年間NO.1に輝いたその背景は???
☆クリント・イーストウッドが背中を押した???
(Billboad WebのAndrew Unterberger による“Forever No.1 Roberta Flack”を参照)
コメント
コメント一覧 (8)
音時
が
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音時
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より深く知ってほしいので、リンク2つのせますね。
https://ameblo.jp/wonder-home-of-music/entry-12513488179.html
スティーヴィー・ワンダーのファンブログです。
これによると、なんとあの「キー・オブ・ライフ」のアウトテイク曲だそうです。
YouTubeにはドイツのTV曲でのスティーヴィーのライヴ動画もあります。
https://www.kalamu.com/bol/2007/04/01/roberta-flack-%E2%80%9Ci-can-see-the-sun-in-late-december%E2%80%9D/
ちょい長い文章ですが。PC翻訳で大意をつかみました。
曲後半のインプロヴィゼーション部分は「誇張された最低点」と酷評されましたが、
文章の後半につれて評価する論評も。
「きっと君は太陽さえ見えないだろう/太陽は君の目の前に輝いているのに」
という歌詞の一節は、多くの示唆を与えてくれています。
スティーヴィーの曲には「sun」「sunshine」が使われた曲が多く、
盲目のスティーヴィーにとって「sun」とは、何か啓示を与えてくれる存在なのでしょう。
音時
が
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今年(2025年)2月24日心臓発作で亡くなりました。88歳。
ダニー・ハサウェイやピーボ・ブライソンとの名唱が知られていますが、
矢沢永吉、高橋真梨子の曲をカヴァーしたアルバムもあって、
親日家ぶりも見せていました。
2012年のビートルズカヴァーアルバムが、最後のアルバムになってしまいました。
もう1作聴きたかったです。
以前も書きましたが自分が一番好きなロバータの曲は、
1975年「Feel Like Makin' Love」収録で、スティーヴィー・ワンダーが書いた
「I Can See The Sun In Late December」です。
いつ聴いてもいい曲ですが、12月になると特に聴きたくなりますね。R.I.P.
音時
が
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音時
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この曲はよく聴きました。もちろん、発売されて数年が経ってからです。この曲の思い出は…。
12月31日に、FEN(極東放送網)で、ビルボードの年間チャートを放送していました。たぶん、1年を1時間の番組にして24年間分。毎年、同じ曲順・同じアナウンサーの録音を放送するのですが、1時間ずつずれていくんです。それで、また1年が経過したんだと実感する…。そんな学生でした。(変わり者ですね 笑)
1972年の年間1位で最後にかかるこの曲が、とても印象に残っています。
(あとは、1974年の最初にかかる「ラヴィン・ユー」)
映画「恐怖のメロディー」がなかったら、ヒットしなかったかも知れないのですね。なるほど。
でも、(言葉は悪いけど…)こういう地味な曲が、6週連続1位になり年間1位にもなる、得体の知れないアメリカという国に憧れたものでした。「今は昔」のお話でした。
音時
が
しました
音時
が
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馴染みの外盤屋で聴かせてもらった
タイミング的にアルバムが出た直後なので、相当早い仕入れだったのかな
でも購入はしなかった
曲調からもゴスペル出身だということは分かった
ただ、その他のレコードも聴いたので印象はその程度
その後、アルバムは鳴かず飛ばず
なぜか、この歌がクリント・イースウッドの映画に使われて注目された
もちろん米国での話
72年にシングルがヒットして日本でも正式紹介となった
タイトルは1974ではなく1972ですね
レコードでもCDでも、音量が低レベルで聴きにくかった
クラシックだとざらにあるけど
元々がそういう録音なんでしょう・・・
仕方がないので最新リマスター盤を一度PCに取り込み、ゲインを上げて再編集したものを聴いています
音時
が
しました