今年(2023年)の2月8日、バート・バカラックさんが94歳でこの世にサヨナラを告げました。
(Rollingstone.com)
偉大なるソングライターに敬意を表して、彼の名曲もいろいろピックアップシていきたいと思います。
◆まずはこの曲“Make it Easy On Yourself”。作詞はハル・デヴィッドで、ゴールデンコンビの作品で、邦題は「涙でさようなら」と付けられています。

僕が最初に聴いたのはこのウォーカー・ブラザースのバージョン。このバージョンが一番ヒットしたようですね。1965年に英国では9月にNo1になり、米国ではHot100の16位を記録しました。
◆歌いだし…breakin' up is so very hard to do…を聴いたときは、
「おお「悲しき慕情」じゃん!」と思いました。(こちらカーペンターズヴァージョン 音時和訳記事です) うーむ、ちょっとオーケストラのアレンジが壮大すぎる感はありますが…(^_^;) これがバカラックで、なおかつウォール・オブ・サウンドなのだよ、と自分に納得をさせました。
Make it eay(on yourself)“take it easy”の違いは、“take”が自分ではないモノについて「気楽に」という意味であるのに対して、“make”は自分自身が気楽に…というニュアンスの違いがありますね。

Songwriter(s) Burt Bacharach and Hal David
Released in 1965
US Billboard Hot100#16
From the Album “Take It Easy with the Walker Brothers”
*原詞の引用は太字
Oh, breakin' up is so very hard to do
ああ 別れるなんてとてもできないよ
If you really love him
And there's nothing I can do
Don't try to spare my feelings
Just tell me that we're through
あいつを愛してるなら
僕にやれることは何もない
気遣ってくれなくていいんだ
“私たち終わったの“と言えばいい
And make it easy on yourself
Make it easy on yourself
'Cause breakin' up is so very hard to do
気にしなくていいんだよ
きみが気にやむ必要はないんだ
だけど 別れるってツラいことだよね…
And if the way I hold you
Can't compare to his caress
No words of consolation
Will make me miss you less
きみを僕が どう抱きしめても
あいつの愛し方とは比べられないよ
どんな慰めの言葉だって
きみへの寂しさを和らげてはくれない
My darling, if this is goodbye
I just know I'm gonna cry
So run to him
Before you start cryin' too
愛しいきみ これがサヨナラだったら
僕はただ泣くだけだよ
さあ 彼のところに行けよ
でないと きみだって泣いちゃうだろ
And make it easy on yourself
Make it easy on yourself
'Cause breakin' up is so very hard to do
気にしなくっていいんだ
きみは悪くないから
でも 本当に別れるのはとってもツラい…
Oh, baby, it's so hard to do
ああベイビー ツラいんだ‥
So make it easy on yourself
Make it easy on yourself
'Cause breakin' up is so very hard to do
日本語訳 by 音時

気にしなくていいんだよ
きみが気にやむ必要はないんだ
だけど 別れるのはやっぱりツラいよ…
(Words and Idioms)
spare someone's feelings (人)の感情[気持ち]を思いやる[傷つけないようにする](Words and Idioms)
日本語訳 by 音時

◆ウォーカー・ブラザースとこの曲について(Wikipediaより)
ロンドンを拠点に活動していたウォーカー・ブラザーズは、ジェリー・バトラーによる1962年のオリジナル・ヒット(イギリスでの同時リリースでは見落とされていた)を知っており、グループのメンバーであるジョン・マウスの提案でウォーカー・ブラザーズは「Make It Easy on Yourself」のレコーディングを行った。 (中略)この曲はフィル・スペクターの「ウォール・オブ・サウンド」のスタイルで作られており、言葉のないコーラスが含まれていた。このヴァージョンはオーケストラの長いカデンツ・コードで終わったが、バトラーのヴァージョンはコーダの途中でフェードアウトして終わった。
◆この曲の最初のヒットは1962年のジェリー・バトラー。その他にもディオンヌ・ワーウィックも歌っていますし、カーペンターズもライブなどで取り上げたり、数々のアーティストにカバーされています。
◆この曲の最初のヒットは1962年のジェリー・バトラー。その他にもディオンヌ・ワーウィックも歌っていますし、カーペンターズもライブなどで取り上げたり、数々のアーティストにカバーされています。
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