ラスト(Africa)前のこの曲、“Waiting For Your Love”。ボビー・キンボールの伸びるヴォーカルが聴ける洒落たAORサウンドです。
Wikipedia情報ですが、ボビー・キンボールはインタビューで「この曲は70年代に書いた曲で、当初は "You Got Me "と呼んでたよ」と語っているそうです。
◆「TOTO Ⅳ」からのシングルカット曲は、こうなってます。
“ロザーナ“で2位止まりだった悔しさを“アフリカ”で全米1位となりましたね。(“アフリカ”が全米1位になるとは思わなかった…!) 日本だけで“Afraid Of Love”がシングルとなっています。

(黄色い剣はカッコいいけど、聖なる…って感じじゃないね)
“Rosanna” #2
“Make Believe” #30
“Africa” #1
(Afraid Of Love )Japan Only
“I Won't Hold You Back” #10
“Waiting For Your Love” #73
“Waiting For Your Love”はシングルにするには、渋くてカッコよすぎる曲でした!?
(Kimball、Paich)
Released in 1982
US Billboard Hot100#73
From the Album “TOTOⅣ”
*原詞の引用は太字
Hands, don't let her go
Cause then the midnight icy winds will blow
Eyes, give every drop
This ain't the way that should have made her stop
Arms, just let her know
No one fills the place she used to grow
Smile, don't leave me now
Cause you're the reason she's here anyhow
俺の両手 彼女行かちゃいけない
行かせたら真夜中に氷のような風が吹くだろう
俺の両目 涙の粒はすべて捧げろ
そんなことしたって 彼女は止められないさ
俺の両腕 彼女に教えてやってくれ
彼女が育っていった場所は誰にも埋められない
俺の笑顔 俺から離れないでくれ
かろうじて俺が微笑んでるから
彼女はここにいてくれてるんだ…
Words be gentle when you speak into her heart
Cause if it breaks, she may not come again
話す時は彼女の心に優しく言葉をかけるんだ
もし傷つけたら 二度と彼女は戻ってこない
I've been waitin' for your love
And it's been here all the time, right in front of me
I've been sitting, waiting for your love
And all the time, it's been here, right in front of me
おまえの愛を待ち続けてきたんだ
それはいつだって 俺の目の前にあったのに
ずっと座って おまえの愛を待っていたのさ
いつだってそう 愛はここ 俺の目の前にいた
Look, forget your pride
She might kiss as you're like being child
So, be in her heart
Especially when we're apart
Love, be by my side
Cause if she leaves there ain't no place to hide
Soul, be with her now
Cause you're the first one she knew anyhow
見てごらん プライドは捨てて
彼女はおまえが
まるで子どものようにキスしてくれる
だから 彼女の心のなかにいるんだ
離れなきゃいけないときは特にね
愛よ 俺のそばにいてくれ
彼女が行ってしまったら
俺には隠れる場所がない
俺の魂 彼女と一緒にいてくれ
だって彼女が理解してくれたのは
とにかくそこが最初だったから
Words be gentle when you speak into her heart
Cause if it breaks, she may not come again
話す時は彼女の心に言葉を優しくかけるんだ
もし傷つけたら 二度と彼女は戻ってこない
I've been waitin' for your love
And it's been here, all the time, right in front of me
I've been sitting, waiting for your love
And all the time, it's been here, right in front of me
おまえの愛を待ち続けてきたんだ
それはいつだって 俺の目の前にあるんだ
ずっと座って おまえの愛を待っていた
いつだってそう 愛はここ 俺の目の前にいる
[Synth Solo]
Words be gentle when you speak into her heart
Cause if it breaks, she may not come again
I've been sitting, waiting for your love
And all the time, it's been here, right in front of me
Draw the line, I'll step across
Even further, I give in, you got me
ずっと座っておまえの愛を待っていた
いつだってそいつはここに 俺の目の前にあった
一線を画しても 俺は越えてしまうだろう
さらに言わせてくれ 俺はもうおまえに夢中なんだ
I've been sitting, waiting for your love
And all the time, it's been here,
right in front of me, yeah
Just separated by ten thousand miles
You're not alone, girl, you got me
1万マイルも離れていたって
おまえは一人じゃない 俺がいる
Guess I needn't tell you, child, I'm not around
I'm inside, you got me
I've been waitin' for your loveIt's been here, all the time, right in front of me, yeah
言わなくてもわかってくれ
そばにいなくても 俺はおまえのものだから
おまえの愛を待ってるんだ
いつだって俺はそこにいる
おまえの目の前に
日本語訳 by 音時

さあ、明日がいよいよラストです…。
コメント
コメント一覧 (2)
誰かが大好き、いい曲だ、とおっしゃられた曲は気になってしまいます。
そう言われてこの曲を聴くと、ほんとジャージーな曲でTOTOの音楽性やメンバーのバラエティで包容力の広さがわかりますね。
音時
が
しました
この曲の和訳を「ずっと待っていました」!個人的には「ロザーナ」や「アフリカ」と同じくらいに大好きな曲がついに!本当にありがとうございます!
昨年元日に放送された「全米トップ40スペシャル タイトルにLOVE」を取り上げた記事でやんわりとこの曲をリクエストしたのですが、来日公演決定で機が熟したのでしょうか?感謝です!
AOR好きの端くれですので、ジャズを明確に意識したこの曲は一度聴いただけでぐっと心をつかまされました。ある日のジェットストリームでこの曲がかかったときは、数あるTOTOの曲の中でこれをかけてくれてありがとうと本気で思ったものです。
主人公のもとを離れることになった恋人に対して「俺はずっとおまえの愛を待っていた。どんなに離れようとも一緒にいるし、これからもおまえの愛を待っている」と考えているのでしょうか?もし間違っていたらごめんなさい。
ともあれ、この歌詞の意味を初めて知ることができました。重ね重ね感謝申し上げたいと思います。
音時
が
しました