予兆?なんとなくの違和感、そういうのって気になりますよね。一度感じてしまうと、もう不安を拭いきれない。この曲はそういう感じを歌ったのかなと思い、なんだか怖いなーと思いました(-。-;。

(Steve Porcaro)
Released in 1982
From the Album “TOTOⅣ”
*原詞の引用は太字
It's a feeling
I don't belong here
But man's on the outside looking in
Wonderin' whose in his old armchair
なんとなくだけど
ここは俺の居場所じゃないって思う
外から覗き込んでるような気がするのさ
あの古い肘掛け椅子に座るのは誰なのか?って
It's a feeling
You never belonged to me
First you're on the up and up
I only look down and see
Only look down and see
感じてしまうんだ
おまえは俺のものにはなってくれないって
最初はもてはやされたって
後で俺自身も見下してしまうんだ
俺はきっとそうなってしまうんだ
You're fighting me
You knew me, all desires
No lock or key can hide the truth
You're keeping from me
おまえは俺と戦ってるんだ
おまえは俺のすべての欲望を知っている
どんな錠や鍵も真実を隠すことはできないぜ
おまえは俺に隠しているけど…
It's a feeling
I don't belong here
But man's on the outside looking in
Wonderin' whose in his old armchair
なんとなく感じてるんだ
ここは俺の居場所じゃないって
他人が窓の外から
あの古い肘掛け椅子に座るのは誰かな?って
そう見てるような気分なんだ
It's a feeling
You never belonged to me
First you're on the up and up
I only look down and see
Only look down and see
You're fighting me
You knew me, all desires
No lock or key can hide the truth
You're keeping from me
おまえは俺のものにはならないな
あれこれ最初は持ち上げたって
俺はおまえを見下してしまうんだ
戦ってるような感じさ
俺のことをおまえはよくわかってても
おまえは俺に隠してるんだ
It's a feeling
It's a feeling
なんとなくだけど
そう感じてるんだ…
(Words and Idioms)
armchair=肘掛け椅子
日本語訳 by 音時

コメント
コメント一覧 (2)
でもとても参考になるご意見ありがとうございます。この曲がA面ラストにあるからこその、アルバムの意味も考えてみる必要があるかも。
音時
が
しました
歌詞に関してちょっと調べてみたのですが、「聖なる剣」に詳しいフランス語版ウィキペディア(ほとんど分からないので翻訳をかませました)に文献として掲載されていたサイト(https://somethingelsereviews.com/2016/04/26/toto-its-a-feeling-steve-porcaro/)には「『It’s a Feeling』にはうつろう恋愛関係としても合わせることができるし、それと同じくらい簡単に(作者の)スティーブ・ポーカロが設立したバンドの中での居場所について語ることができる。この曲の焦点は、ただ外から見ているだけの人にある」と書かれています(英語ですが、こちらも一部翻訳サイトを使いました)。
前者であれば、ただ恋愛関係にある二人と捉えることができますが、後者の場合は示唆的な気がします。「おまえ」はもう一人の自分?バンドの中の誰か?バンドそのもの?バンドに対する評判や名声?そもそも「俺」はスティーブ自身なのか?、などなど。ただし、音時さんの「なんとなくの違和感を感じてしまうと、不安を拭いきれない」という考えと合わせると「自分がバンドの中での立ち位置がなくなるのではないかとうっすら不安を感じ、それがどうしても離れない」とある程度歌詞の解釈まとめることができるように思います。
ぼーっと聴いていたので調べるまでは全然分からなかったのですが、じっくり聴いたり調べたりするとなかなか面白いです。長文失礼いたしました。
音時
が
しました