コケコッコ〜!のニワトリが鳴く、へんてこりんな曲ということで、皆様にもお馴染みでしょう。
「グッド・モーニング!」を連呼しながら、都会の人々の忙しい日常を歌にしたんでしょうかね。
色んな楽器が出てきて、曲の最後にはニワトリだけでなく、小鳥やら猫、犬、馬やゾウ?、色んな動物と同時にラッパも鳴ったり…。
この曲の感想で「ジョンは天才」などと言ったら、“ありゃデタラメだよ”と言われそうですが…やっぱり天才ぶりが発揮されている曲なんだろうと思います。
◆この曲のWikipedia情報では次のようにあります。
レノンは、本作について「曲を書くときは、いつもテレビを小さい音でつけていた。『グッド・モーニング・グッド・モーニング』はケロッグのコーンフレークのCMが元ネタ」と明かしている。1968年の『ローリング・ストーン』誌のインタビューでは「昔あったことについて書いた。『グッド・モーニング・グッド・モーニング』は全然良いと思わなかった。やっつけ仕事だ。でもこれは僕の過去についての曲で、子供の頃学校に通っていた頃のイメージ」と語っている。

歌詞を個々細かく見ていくと、ジョンの日常や人生について考えていること、また、学校時代の想い出なども浮かんだりしているようですね。
Writer: LENNON / MCCARTNEY
Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC
Released in 1967
From The Album
“Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band”
*原詞の引用は太字
Good morning, good morning
Good morning, good morning
Good morning
グッド・モーニング!
グッド・モーニング!
グッド・モーニング!
おはよう!
Nothing to do to save his life, call his wife in
Nothing to say but what a day, how's your boy been?
Nothing to do, it's up to you
I've got nothing to say but it's OK
Good morning, good morning
Good morning
自分の生命を守るのに
奥さんを呼ぶ以外にすることがない
“なんて日だ 息子はどうしてる?“そう言うしかない
できることはない すべてきみ次第さ
“大丈夫さ”としか言えないよ
グッド・モーニング!
グッド・モーニング!
おはよう!
Going to work, don't want to go, feeling low down
Heading for home, you start to roam, then you're in town
Everybody knows there's nothing doing
Everything is closed, it's like a ruin
Everyone you see is half asleep
And you're on your own, you're in the street
仕事に行くと思うと行きたくない 気が滅入る
家に帰る途中 歩き回って 町にいることに気づく
何もやってないってみんな知ってる
すべてが閉ざされてて まるで廃墟みたいだ
見かける人はみんな半分眠ってる
そしてきみは一人ぼっち 街路に立っている
After a while you start to smile, now you feel cool
Then you decide to take a walk by the old school
Nothing has changed, it's still the same
I've got nothing to say but it's OK
Good morning, good morning
Good morning
しばらくするときみは笑い始める 今はクールな気分
それから懐かしい学校のそばを散歩することにする
何も変わっておらず いまだに昔と変わらない
言えるのはただ「だいじょうぶ」ってこと
グッド・モーニング!
グッド・モーニング!
おはよう!
People running round, it's five o'clock
Everywhere in town it's getting dark
Everyone you see is full of life
It's time for tea and Meet The Wife
みんな走り回る 時刻は5時
町ではすべてがだんだん夕闇を迎え
出会う人みんな 元気なんだ
そろそろ お茶と「ミート・ザ・ワイフ」の時間だよ
Somebody needs to know the time, glad that I'm here
Watching the skirts, you start to flirt, now you're in gear
Go to a show, you hope she goes
I've got nothing to say, but it's OK
Good morning, good morning
Good...
時間を知る必要なひとがいる
ここにいてよかった
スカートを見てると浮気心が芽生えてくる
さあ 取り掛からなくちゃ
ショウに行くんだ 彼女も来てくれるかな
“だいじょうぶ”以外に言うことはないよ
グッド・モーニング!
グッド・モーニング!
いいね!
いいね!
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
Good morning, good morning
Good
(Words and Idioms)
flirt · いちゃつく、浮気する、ナンパする
in gear=行動を開始する、仕事に取りかかる
日本語訳 by 音時

◆ジョンが「ケロッグのコーンフレークのCMに触発されて書いた楽曲」と言われています。
白黒のコマーシャルは、コーンフレークがボウルに入れられるだけのもので、そのセリフは、
"グッド・モーニング、グッド・モーニング、毎朝あなたに最高のものを、サンシャインの朝食、ケロッグのコーンフレーク、クリスプで楽しさいっぱい。("Good morning, good morning, The best to you each morning, Sunshine breakfast, Kellogg's Corn Flaes, crisp and full of fun.")というものだったようですね。
“It's time for tea and Meet the Wife“という歌詞のフレーズも、当時放送していたBBCの同名のシチュエーション・コメディのことを指しているそうです。
◆なんでもないデタラメな歌…ではないのではないか?と考えて、この曲を紐解く情報を得ようとファンのコメントなども見ていたら、こんなことも書かれてありました。ご参考まで…!
・ジョンは1962年から1968年まで結婚していた最初の妻、シンシア・パウエル・レノンと事実上結婚していた。どう考えてもジョンは結婚生活、特に晩年は幸せとは言えず、シンシアを虐待していたとさえ言われる。
・この曲は夜を祝うための曲ではありません。この曲の中心は、前述のような退屈なサイクルが永久に繰り返されるという事実である。その点で、「おはよう」というタイトルは、本音というより皮肉として解釈される。たしかに、この歌手は本当に礼儀正しいように見えるし、誰かに「おはよう」と言うときは、それを意味している。しかし結論的には、彼は自分たちが陥っている日常が満たされないものであることを知っているのです。・(レコーディングは)9時5時のサラリーマンの生活とそれほどかけ離れたものではないのかもしれない。この曲では、ジョンが徐々にビートルズに飽き始め、レコーディングに関するマッカートニーの仕事術に嫌気がさしていく様子が描かれている。ジョンは、自由気ままな芸術的生活を送りたいのだ。彼はいつも怠け者だった。
◆もちろんこの曲はビートルズで演奏されることは1度もなかったわけですが、もし演っていたらこんな感じだったのかな…?
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