カナダのシンガー・ソングライターであるゴードン・ライトフット。フォークの吟遊詩人の彼には、根強いファンも多いようです。But、ゴードンの訃報が届きました…(-_-;)。
(死因は明らかにされておりません)

5月2日のこと、享年84歳でした。ゴードン、R.I.P...。

こちらamass.jp

こちら、ゴードンを偲んで...彼の初めてのトップ40ヒット「心に秘めた想い」の和訳です...。


Gordon koko


Songwriters: LIGHTFOOT, GORDON
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.
 
Released in 1971
US Billboard Hot100#5
From The Album"Sit Down Young Stranger"

*原詞の引用は太字


If you could read my mind love, 
What a tale my thoughts could tell. 

Just like an old time movie, 
'Bout a ghost from a wishing well.
In a castle dark or a fortress strong 
With chains upon my feet.
You know that ghost is me. 

And I will never be set free, 
As long as I'm a ghost that you can't see.

愛しいきみ
きみがもし僕の心を読めるなら
僕の想いはどんな物語を綴るかな

願いの井戸から幽霊が出てくる
懐かしい映画みたいに
暗闇の城や 難攻不落の要塞
僕は脚を鎖につながれてる
そう その幽霊は僕なんだ

きみが見ることのできない幽霊で
僕がある限り
僕は決して解放されないんだよ

If I could read your mind love, 
What a tale your thoughts could tell.

Just like a paperback novel, 
The kind the drugstores sell.
When you reach the part where the heartaches come,
the hero would be me.
Heroes often fail.

And you won't read that book again 
Because the ending's just too hard to take.

愛しいきみ
僕がもしきみの心を読めるなら
きみの想いはどんな物語を綴るだろう

ペーパーバックの小説みたいに
ドラッグストアで売ってるようなやつさ
読んで心の痛くなる箇所に差し掛かったとき
登場するヒーローは僕だろう
ヒーローはたまにしくじるんだ

きみは二度とその本を読まないだろう
だってそのラストを受け入れるには辛いから

I walk away like a movie star 
Who gets burned in a three way script.
Enter number two, 
A movie queen to play the scene 
Of bringing all the good things out in me, 
But for now love lets be real.

僕は映画スターのように歩き去る
三角関係でトラブっちゃうヤツさ
第二幕の場面では
銀幕の女王が演じるシーン
いいところは全部持っていっちゃう場面だよ
でも今は そうだね 現実的な話をしよう

I never thought I could act this way 
And I've got to say 
that I just don't get it.
I don't know where we went wrong 
But the feelings gone 
and I just can't get it back.

僕がこんな風に演じられるとは思ってなかった
ああ 僕は言わなけりゃならないね 
そんな風にはできないって
僕たちどこからおかしくなっちゃったのかな
気持ちが失われてしまって
もう取り戻すことはできないんだ

If you could read my mind love, 
What a tale my thoughts could tell.

Just like an old time movie 
'Bout a ghost from a wishing well.
In a castle dark or a fortress strong 
With chains upon my feet,

愛しいきみ
きみがもし僕の心を読めるなら
僕はどんな物語を綴るだろう?

願いの井戸から幽霊が出てくる
懐かしい映画みたいに
暗闇の城や 難攻不落の要塞
僕は脚を鎖につながれてる

The story always ends.
If you read between the lines 
You'll know that I'm just trying to understand
The feeling that you left

物語にはいつも終わりが来るんだ
もしきみがこれだけでわかってくれるなら
きみが失くしてしまった想いを理解しようと
僕が努力してたことをわかってほしい

I never thought I could feel this way 
And I got to say that I just don't get it.
I don't know where we went wrong 
But the feelings gone 
And I just can't get it back.

こんな風に演じられるとは思ってなかった
ああ 僕は言わなけりゃならないね 
そんな風にはできないってことを
僕たちどこからおかしくなっちゃったのか
気持ちが失われてしまって
もう取り戻すことはできないんだ...

(Words and Idioms)
fortress=(大規模で永久的な)要塞、堅固な場所
get burned=責められる;トラブルに巻き込まれる
 
日本語訳 by 音時


R-7645278-1445815815-1133


◆ゴードンは1966年にはもうデビューし、ユナイテッド・アーティスツから5枚のアルバムをリリースします。1970年にレコード会社をリプリーズに移籍。6月に出した移籍後のアルバムのタイトルは"Sit Down Young Stranger"で、シングルカットされたこの曲"If You Could Read My Mind"がシアトルのラジオ曲で高いエアプレイを獲得し、1971年2月には全米5位の大ヒットとなったことから、急遽アルバムタイトルを"If You Could Read My Mind"に変更しました。
 これが功を奏したか、アルバムもアルバムチャートの12位に上昇。こうしてゴードンは全米でブレイクしたんですね。


◆ゴードンの全米トップ40ヒットは計6曲。大作もあるので時間はかかると思いますが、しっかり取り組んで行こうと思います。(ゴードンがこの世にいるときに手掛けるべきでした…)

(1971)
"If You Could Read My Mind"#5
(1974)
"Sundown"#1
"Carefree Highway"#10
(1975)
"Rainy Day People"#26 
 邦題「雨の日の人々」
(1976)
"The Wreck Of The Edmund Fitzgerald"#2 
 邦題「エドマンド・フィッツジェラルド号の難破」
(1978)
"The Circle Is Small(It Can See It In Your Eyes)"#33 
 邦題「すべてはお見通し」

◆この曲「心に秘めた想い」ですが、内容はゴードン自身の個人的なことを歌にしています。彼の最初の結婚の破局ですね…。僕は持っていませんが、この曲のWikipediaによると、彼のボックス・セットのライナーノーツのこの曲の解説に、"A song about the failure of marriage." と書いてあるそうです(^▽^;)。

  僕が綴る物語では…昔の映画のように…僕は鎖につながれた幽霊。きみは見ることができない。
きみが綴る物語では…ペーパーバックの恋愛小説...ヒーロー役は僕だけど、しくじってしまう。

 ...二人の想いは...ずれているんですね...。悲しいことに(-_-;)。

◆この曲は様々なアーチストにカバーされています。グレン・キャンベル、ジョニー・マティス、バーブラ・ストライサンド、そしてオリビア・ニュートン・ジョンなど。インストゥルメンタルでもハーブ・アルパート、ジェイムス・ラストなど様々です。


◆"心に秘めた想い"が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 20th February, 1971

オズモンズ「ワン・バッド・アップル」が2週目のNo1.結局5週間の大ヒットになります。ドーンの「ノックは三回」はその前のNo1曲ですが2位にとどまり、息の長いヒットとなりました。ゴードン・ライトフットは11位から5位というジャンプアップをしましたが、翌週も5位と変わらず。結局5位を3週続けたのちダウンとなってしまいます...。

-1 1 ONE BAD APPLE - The Osmonds"
-2 2 KNOCK THREE TIMES - Dawn
-3 3 ROSE GARDEN - Lynn Anderson
-4 4 I HEAR YOU KNOCKING - Dave Edmunds
-5 11 IF YOU COULD READ MY MIND - Gordon Lightfoot

-6 10 MAMA’S PEARL - Jackson 5 
-7 7 GROOVE ME - King Floyd 
-8 15 SWEET MARY - Wadsworth Mansion 
-9 14 MR. BOJANGLES - The Nitty Gritty Dirt Band
10 5 LONELY DAYS - The Bee Gees



◆Gordon Lightfoot live on the Midnight Special in 1974.




◆彼の自伝の映画があるんでしょうかね。“If You Could Read My Mind”というタイトルのFilmのトレイラーがYouTubeにありました。

Gordon_Lightfoot_If_You_Could_Read_My_Mind_poster




◆オリビア・ニュートン・ジョンのカバーはアルバム"If Not For You"より。


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia If You Could Read My Mind
・Wikipedia Gordon Lightfoot
・「ポップス、シンガーソングライター1」音楽之友社